鳥取滞在中、お天気の良い日にはどうしてもお出掛けしたくなります。
家にいるのがもったいないという気分になるんですよね
この日訪れたのはJR山陰本線の東浜駅というところ。
岩美町浦富海岸が目の前という日本海に面した小さな駅です。
誰もいない無人駅なんですが実は意外に重要な役割が。
超豪華寝台列車〈TWILIGHT EXPRESS 瑞風〉の停車駅のひとつ
なんでも乗客は駅の近くの高級フレンチレストランで
美しい日本海を眺めながらお食事タイム、というのがあるんだそうです
駅を出るとすぐ目の前に広がる素晴らしい日本海の眺め
でもほんとに駅前にはなんにもないです。
営業してないらしい民宿がぽつんと建ってるくらい。
浜辺に向かう階段があったので下りてみました。
もとはこんな案内板もなかったんですが
〈瑞風〉の運行に伴って乗客のために歩道が整備されたそうです。
やっぱ、リッチな方々は強いわ…
展望台まで行ってみました。
およそ15kmの浦富海岸ですがこのあたりは東浜海水浴場
水質は最高のAAランクなんだそうで本当にきれい。
優雅にサーフィンをする人もいてまさに夏真っ盛り、という感じでした
海に入る心構えを全くしていなかったので東浜を後にして市内に戻ります。
鳥取砂丘のまん前に話題のカフェがオープンしたということで
ちょっとそちらに行ってみましょう
タカハマカフェといって、外観がとにかくユニーク。
有名な建築家、隈研吾氏のデザインによるものなんです。
外装はもちろん、壁やテーブル・椅子など全て地元の木材を使用した
自然の香りいっぱいの店内です。
和紙をイメージしたシンプルな照明も素敵
ドリンクは1Fのカウンターでオーダーして2Fに持って上がります。
外の階段を使ったんですが後で見るとちゃんとエレベーターがありました
ブレンドコーヒーはいいとして、このドリンクなんだと思う
梨シェイクなんですよ🍐
ビニール袋に入ってるのにはびっくり
「店内でお召し上がりですか？」って聞いてたやん～
これって完全にテイクアウト仕様じゃないですか
まあ美味しかったからいいけど
この夏を一緒に過ごしたＭＹ帽子とMYバッグ
お互いを労いながらしばし木の香に包まれてまったりと…
と思ったけどこの席は暑いわ～
このカフェの一番の売りである屋上に上がってみました。
何でも鳥取砂丘を望むことが出来るそうです。
ん見えてる ビミョーですよね
あの堤防みたいな所の向こうが砂丘なんですが…
それにしてもこの屋根(?)はさすがにぶっ飛んでますね
雨宿りの役には立ちません
隈研吾という人はこういった細長い木材を組み合わせた構成がお得意で
別名〈割り箸アーキテクト〉
と呼ばれています←ウソ
建物を反対(北側)から見るとこんな感じ。
こちら側に外階段があります。
周囲が駐車場になっているのでぐるっと一周することが出来ます。
こんな角度も面白い。
真夏の青空がシュールレアリスムの背景みたいです。
砂丘の逆、東側から見たタカハマカフェ。
巨大なベニヤ板ではありませんよ。
滑り降りたら面白いかもしれないので
何らかのアクション映画のロケに使えるかも
実は3日前にもここに来たことがあるんです。
まだ3時半位だったんですがCLOSEDと言われて
仕方なく隣の砂丘会館で梨ソフト
を買って食べました。
どうしても入ってみたくて今回再訪したわけです。
我ながらなかなかの執念深さですね
そんな隈研吾建築。
有名なのは九州太宰府にあるスターバックスではないでしょうか。
昨年春に行ってきた時の写真を載せてみます。
太宰府には仕事で行ったので残念ながら中には入れなかったんですが
これは間違いなく割り箸建築ですよね
夏の滞在はもう15年以上になり
観光地などはほぼ行き尽くした感のある鳥取ですが
ミーハーなので新しいスポットには目がありません
また来年を楽しみに、今年の夏もそろそろ終りを迎えます
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