好天の秋晴れが続いた11月初旬、お昼ごはんにお出かけ。

そうめんの里、三輪山の麓まで車を走らせました。

 

空はどこまでも高く青く、1年で一番いい季節かも知れません富士山

老舗の三輪山本には工場併設の売店とお食事処があります。

 

 

 

 

夏には冷たいそうめんが美味しい三輪山本。

秋を迎え、温かいにゅうめんのメニューが充実していますラーメン

 

数量限定の雲丹帆立にゅうめんをいただきました。

上品なあつあつ海鮮スープに雲丹と帆立がベストマッチ。

細くてコシのある特製の麺が病みつきになる美味しさですラブラブ

 

 

 

 

こちらも数量限定の牡蠣きのこにゅうめんラーメン

少しとろみのあるスープにプリプリの牡蠣ときのこがいっぱい。

山の幸と海の幸が同時に味わえる贅沢なにゅうめんです。

目でも舌でも季節を味わえる嬉しいお昼ごはんでしたラブ

 

 

 

 

この後、桜井市へ現代アートを見に行きました。

ビジュアル的になんだかなあ~だったので画像は掲載していません。

 

さてお口直しに、というわけでもありませんが

以前から一度行ってみたかった〈室生山上公園芸術の森〉に向かいました。

旧室生村が過疎対策として打ち出した〈森の回廊計画〉を核に

アートアルカディアのシンボルとして構想された山の上の広大な公園です。

 

 

 

 

室生村出身の彫刻家井上武吉の着想により

世界的環境芸術家ダニ・カラヴァンが具現化したモニュメントが

約8haの面積の中に点在し、自然と一体となったアート体験ができます。

 

地面が波打っている並木道、これもアートなんです霧

 

 

 

 

野原の中に突然現れた地下への入口。

誘われるままに入ってみると…

 

 

 

 

暗い道の前に現れた光をたどっていくとこんな螺旋状の出口に。

終わりそうなのになかなか終わらない渦巻きに沿って

ひたすら歩いているとだんだん自分の位置が分からなくなってきます…

 

 

 

 

ぐるぐるぐるぐる、道の周りは竹林が続きます七夕

 

 

 

 

今出てきた螺旋の竹林です。

異次元への出入り口みたいにぽっかり空いた不思議な穴です。

 

 

 

 

先に進むとまたまた大地にこんな渦巻きが。

溝は緩やかな水路になっていて曲線を描いて流れ続けます。

 

 

 

 

奥に見える丸い木は金木犀。

この曲線は、ダニ・カラヴァンが現地を訪れた際

一匹の蛇が逃げていくのを見て着想を得たとも言われています。

 

 

 

 

続いて現れるのが丸い湖の中にそびえる不思議な塔。

不等辺の円錐形で、中央の階段を上がることも出来ます。

周囲の木立が静かな湖面に写り込んでまるで絵画のようです。

 

 

 

 

塔の両側には鉄のゲートが並んでいます。

奈良から伊勢への重要な神社仏閣をつなぎ、古代自然信仰にも関わる

と言われる北緯34度32分の〈太陽の道〉を視覚化したモニュメントです。

 

 

 

 

季節や時刻によって移り変わる太陽の方向を捉えて

自然とともに生きる古代人の気持ちになれそうな天文の塔。

 

 

 

 

階段を上がっててっぺんに座ってみました。

針葉樹の森に陽が隠れると冷んやりとした空気があたりを包みます。

 

さっきの曲線の水路が左右に横たわっています。

真ん中に立つ棒みたいなものは日時計時計

 

 

 

 

塔の内部にはわずかにスリットが入っていて

神々しく差し込む太陽の光が時間と季節の経過を教えてくれます。

 

 

 

 

さらに進むと今度は最も大きな湖とそこに浮かぶ円形ステージが。

周囲に階段型客席もあり実際にイベントもできるそう。

ウッドデッキで結ばれた小島にはピラミッド状のモニュメントがあります。

 

 

 

 

ピラミッド型はカラヴァンの作品に繰り返し登場するフォルムで

テントや家といった包まれ保護された空間というイメージであり

周囲の風景を切り取るフレームにもなる、ということらしいです。

 

 

 

 

近づいてみると中は結構広い空間になっています。

内側から眺めると室生の森は直線によってシャープに切り取られ

慣れ親しんだ自然の姿とはまた違った顔を見せてくれます霧

 

 

 

 

自然いっぱいの環境の中に突如出現するモニュメント群。

五感を思いっきり刺激してくれる新鮮な出会いでした。

 

最後に珍しく自撮りを試してみましたカメラ

自然とアートと人類の調和、いかがでしょうかほっこり

 

 

 

 

 

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