金魚の町として知られている大和郡山市。
またまた金魚に因んだ面白いイベントを始めました
御朱印帖ならぬ御金魚帖というものをGETし
柳町商店街の各店舗に設置された御金魚印を集めて歩くという
まあスタンプラリーの一種なんですが
コンプリートしても特に何かがもらえるわけではありません
特筆すべきはこの御金魚帖の装丁がとても立派なこと
実際の御朱印帖とほぼ同じB6サイズで厚手の表紙付き。
カバーデザインは赤と薄緑の2色から選べて
表と裏には商店街の地図もばっちりです
この手のイベントにありがちなチープ感は全くゼロなのに
各店舗で無料配布とは、いやあ~それだけで頭が下がります
御金魚帖を手に入れた店舗は〈とほん〉さん
このあたりでは有名な、こだわりの書籍を集めた小さな本屋さんです。
昔ながらの路地のある細長い町家を生かした古くて新しいユニークなお店。
御金魚印第一号、読書する金魚はここでGET
右側のポストカードは以前にとほんのイベントで頂いたもの。
路地の奥にある昔懐かしいタイル製の流し台。
手を洗うたびに金魚さんが水の中を泳ぎ出すようです
路地の突き当りにあるガラススタジオ〈ハンド〉
金魚ラムネを抱えている〈柳花簾〉
各店舗の特徴を生かした金魚のイラストがとっても可愛いです
こちらも有名な珈琲屋さん〈K-COFFEE〉
一時期世間を騒がせた金魚電話ボックスというのはこの前にありました。
私が越してくる前のことなので現物は見たことがありませんが…
で、コーヒーを飲んでいる金魚と
右は学校制服を扱っているお店の青春の1ページ
更に有名なのが商店街の最北端、市役所前にある〈本家菊屋〉
実に400年以上続く奈良県で最も古い和菓子屋さんです。
お店の佇まいもとっても素敵ですね
太閤秀吉も金魚になって御城之口餅を味わう。
左は銀行だけに通帳とキャッシュカードを持ってます
お花屋さんの店先にも鉢植えに混じって金魚が
それぞれ作者の個性が現れた各店舗の御金魚印です。
金魚が泳ぐ自動改札機、なんていうのもあります。
左は文房具屋さん 右はお魚屋さん
お腹に時計をつけた金魚 よそ行きのおべべを着た金魚
ハンバーグを食べてたり おうどんを食べてたり
とりあえずビール! いやいややっぱり日本酒で行くか~
仏壇屋さんには金魚如来 結納品店にはおめでたく新郎新婦
金魚もびっくりのリアルな招き猫 いい表情の薬剤師さんもいます
お風呂でリラックスの金魚さん ピカピカの一年生金魚ちゃん
この時期、大和郡山市では〈大和な雛まつり〉も開催中
市内90ヶ所で様々なお雛さまを展示しています。
古い街だけに伝統ある雛人形も多く、道行く人を楽しませています。
これは大和郡山市役所のロビーに展示されたお雛さま
藍染め体験ができる〈箱本館 紺屋〉の見事なひな飾り。
豪華な吊るし雛が室内をにぎやかに彩ります
木造3階建ての遊郭建築を今に残す〈町家物語館〉
玄関脇の今年のひな飾りは竹をフィーチャーしました
吹き抜けの中庭には古い井戸も残ります。
名物の大階段のひな飾りは残念ながら今年は中止でしたが
風情ある建物にお雛さまがよく似合っていました
大和郡山と金魚。
多様なアイデアを次々と発信する地域スタッフの皆さんは偉いなあ~
この地に住んでまだ1年半ですが、これからも楽しませていただきたいものです。
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