行ってまいりました。
大統領選挙の翌日という激動の時期の韓国へ。
関空のチェジュ航空カウンターにはソン・ジュンギ機長の姿は見えず…
昨年は大活躍だったんですが契約切れたんですね、きっと
前回と違って仁川の到着ゲートは出口のすぐ前。
大陸からの観光客がいないせいか入国審査もガラガラです。
あんまりあっさり外に出られたのでちょっと拍子抜けしたくらい
バスの時間まで少しあるので構内でひと休み。
お庭の花々にジョウロで水を注ぎ続けるオブジェ
韓国ってこういうの上手ですよね。
全州までの高速バスチケットを購入
15:00発の大韓リムジンバス、1人31000Wです。
乗車時間は約4時間。う～ん、飛行機の倍だ～
きれいな車体のバスです
金浦空港を経て益山ICから全州のバスターミナルへ。
わくわくしますね～
2列＋1列のゆったりした座席。座り心地も楽々。
そうでないと長旅やってられないよね
TVのチャンネル権は当然運転手さんが持っています。
ずーっとドラマchに固定で、それも悪くないんだけど
バラエティーか歌番組も観たかったなあ…
出発して2時間少したった頃にトイレ休憩。
以前にも停まったことのある正安(チョンアン)というところです。
広い駐車場があるので高速バスはここで休憩するのが一般的らしい。
あれ、表記がちょっと変わっているなあ
2年半前の正安休憩所と見比べてみてください⇒こちら
駐車場は全国あちこちに行く高速バスでいっぱい。
乗り間違えないように気をつけましょうね
トイレのあとはここの名物ホドゥカジャを買わないとね。
まん丸いクルミに似た焼き菓子で中のあんこにクルミも入っています。
焼き立てがとっても美味しいのですぐに食べなきゃ
コーヒーは自販機で500W
韓国人の大好きなMAXIMのスティックコーヒーの味です。
あ～ここまでやって来たなあ～という感慨の瞬間。
前回も撮った休憩所の広場。
リスとどんぐりが巨大なファンタスティックワールドなんです
何かの童話なのかな～
実際にこんな大きなリスがいたら怖いと思うけど
乗り遅れないように車内でホドゥカジャをいただきます。
う～ん、美味しいなあ
焼き立て熱々、見た目もクルミそっくりです。
乗車すること4時間あまり、全州バスターミナルに到着しました。
そこからタクシーでホテルへ。
着いたところはアーケードのある全州一の繁華街です
全州ハンソン(漢城)ホテルのエントランス。
商店街のど真ん中にあってうっかりしたら見逃しそう
〈ベニキア〉という韓国のホテルチェーンに加盟しているので
その青い看板を目印にしてもいいかも。
建物後方、商店街に面していない側にも入り口があります。
1Fはレストラン、2Fはゲーセンのようです。
小さな広場は夜になるとスモーカーがたむろしていました。
それだけ韓国では禁煙の場が増えているということ
お部屋はシンプルながら清潔な印象。
掛け布団が薄いコットンブランケット一枚だったので、エッ
となりましたが
部屋ごとにオンドルのスイッチがあり、やれやれほっとしました。
この夜は結構気温が下がってひんやりしていたんです
廊下の壁には韓紙を使ったアートが飾られていていい感じ。
韓紙工芸家でもあるホテルオーナーのキム・ヨンさんの作品だそうです。
女性らしい細やかな感覚に溢れたすてきな韓紙アートが
ロビーやレストランなどホテル内の至る所に展示されています
階段の踊り場にもアンティーク家具などがさり気なく置かれていて
歴史の街としての全州の誇りが感じられました。
部屋の壁紙も全て韓紙という徹底ぶり。
ビッグサイズの壁掛けTVと蚊退治のスプレー殺虫剤は
前身がモーテルであったことの証明ですね
夜の街に出てみました。
この時季、全州の至る所に咲き誇っていた満開のアカシア。
ひょっとしたらニセアカシアかもしれませんが
私には区別がつかずチェソンハムニダ
枝も重たげに夜の街角に白く浮かび上がっていました。
足の向くまま歩いていると正面に美しくライトアップされた城門が。
全州のシンボル、豊南門です。
満月に近い月がちょうど中天にかかり何とも言えない幻想的な光景
少し肌寒い中、門を巡っていつまでも歩いていたい春の夜でした。
バス旅でやってきた全州。伝統ある素敵な街のようです。
オンドルの暖かさに包まれて今日のところはおやすみなさ～い。
明日は韓屋村をじっくり探訪することにしましょう
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