毎年ゴールデンウィークに催している〈アジアの手仕事展〉
2017年はラオスの織物をメインにお送りします
いくつか内容をご紹介してみますね。
一週間ルアンパバーンを歩き回って集めた稀少な布の中でも
特に縁付の大判タペストリーは迫力満点
ラオスらしい仏様や象、蝶などデザインも大胆でユニークです。
勢いよく天に昇るドラゴンがかっこいい真紅のタペストリー。
ルアンパバーンで滞在していたゲストハウスの
バルコニーに掛けて撮影してみました。
西に傾いた南国の太陽に照らされて金色の龍が踊っています
手仕事の細かい織文様がすごすぎる
今は少なくなった天然染料を用いた絹織物です。
何とも言えない柔らかい色調が和みます。
こちらも一点物のシルクタペストリー。
複雑な色合い、図案化された人物や建物など
全てが伝統的な意味を持っています
色とりどりの可愛い鹿の文様がびっしり。
近郊の村で女性たちがひたすら織っているんですよ。
鹿の背中に鳥が止まっているの、分かります?
大きさも織目の細かさもまさに王様クラスのタペストリー
手にすると織った人の苦労そのままにずっしりと重いです。
光によって玉虫色に輝き神々しい表情を見せてくれます
ラオスには藍染めもありますよ。
懐かしい風合いのコットンストールは大と小の2サイズ。
ショルダーバッグの他に手提げバッグやポーチもあります。
シン(巻きスカート)用の絣柄のインディゴも素敵
ざっくりとした藍染めスカーフの上に置いて撮ったのは
少数民族の手作りシルバーネックレス。
銀の純度が低いのが逆にいい感じにエスニックしてます
ナイトマーケットの近く、以前は〈モン族の市場〉と呼ばれた広場は
今では観光客向けのサンドイッチ屋台になっています。
でもその片隅で今でも細々と刺繍をしているおばあちゃんがいて
なんかもう海外旅行なんかしている自分が申し訳ない気持ちになります。
モン族の暮らしを描いた素朴な絵柄に心惹かれました
タイ語とよく似てるけどやっぱり違うラオス語。
こんなTシャツでお勉強してみます?
面白いのは〈旗〉を表す言葉の欄でちゃんと
ラオスの国旗が登場してるところ
同様のタイ語の表ではタイの国旗になっていますよ。
ご案内のDMはがきを作りました。
一番お気に入りの鶏柄の大判タペストリー。
我ながら上手く撮れたんじゃないかな、と自己満足。
ゲストハウスの昼下がりが懐かしくなる写真です
こちらがA4判のチラシです。
拡大してポスターにも使っています。
昨年は家庭の事情で会期半ばまでしか開催できず
お客様にはご迷惑をお掛けしましたが
今年はその分も頑張っていい展示にしたいと思っています
お近くでしたら是非お立ち寄りくださいね。
アジアの手仕事展 〈メコンが育む奇跡の布〉
2017年4月29日(土)~5月7日(日) 10:00~17:00
鳥取県八頭郡智頭町尾見117 ☎0858-75-0238
風之窯作品展示場内 アジアの手仕事shop布音
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