義経千本桜のあらすじをご紹介いたします🥳🤗💕
前回、2021.7月にも国立劇場で義経千本桜の同じ場面が公演されていて、記事にまとめていたので、こちらがベースとなります➡詳細
今回の演目は、演目名の隣に書いているように
「三代猿之助四十八撰の内」で、宙乗りがあるんです♪💖💖💖
場面
▶️河連法眼館の場
全五段構成のうちの四段目
四の切(しのきり)という
クライマックスです🎶ミドコロ♪
主な登場人物
▶️静御前しずかごぜん
(役:中村雀右衛門さん)
▶️佐藤忠信さとうただのぶ
▶️源九郎狐げんくろうぎつね
(役:市川猿之助さん)
物語に入るまでのあらすじ
法皇から朝廷の宝である初音の鼓を賜りました🎁🌟
しかし、その鼓には
兄・頼朝を「打て=討て」
とう命令が隠されていたのです🤫㊙️😱⚡️
兄・頼朝からも反逆の疑いをかけられた義経。
絶対に鼓を
「打たない=討たない」
と頼朝に誓うのですが、
疑いは晴れません🙅♀️🙅♀️🙅♀️💦
仕方なく義経は京都を離れることとなりました🚶♂️💦
その際に、
愛する静御前(しずかごぜん)に形見として初音の鼓を託します‼️
別れの際、
静御前が敵に襲われようとするのですが、
義経の家臣・佐藤忠信(ただのぶ)が助けましたᕦ(ò_óˇ)ᕤ✨ムキムキ✨
この時の働きを称え、
義経は忠信に静御前を守るよう命じました🙏❗️
「源九郎判官(ほうがん)義経」の名前を一部取り
「源九郎(げんくろう)」という名前も付けたのです٩(⚫︎❛ᴗ❛⚫︎)۶カッチョイー
つまり、
佐藤忠信=源九郎
となったのです☝️😊✨
時は経ち⏰
義経が吉野に隠れているという噂を聞き、
静御前は形見の初音の鼓を持って源九郎(=忠信)と供に訪れました👸🏃
🌟押さえておきたいポイント✨
実はこの
源九郎(=義経の家臣:佐藤忠信)は、
本物の忠信ではなく、
狐が化けた忠信だったのです❗️🙄ギョ
〝狐の源九郎〟として
物語を楽しんで見る
ことが大前提なんです♪🤔ホ〜
そうすると、
〝狐の源九郎(=忠信)〟が
ヒトではなく、
キツネらしい動きが
垣間見えてきます👀✨ミタイ💕
それがこの演目の
見所・面白さなんです💖🥰😍😘
(本物の)佐藤忠信の登場
義経を訪ねて
(本物)佐藤忠信が
花道より登場いたします🕺✨
義経と忠信の対面後、
義経が静御前👸の
安否を尋ねますが、
(本物の)忠信は
(静御前を守るようにという命令には)
身に覚えがありません🤷♂️❓
身に覚えのない(本物の)忠信は
❓🤔🙄😦ハテナ?
となり、
義経を怒らせてしまいます🤦♂️アチャー💦
「だ~まぁ~れぇ~!
た~だ~の~ぶぅ~!!💢」
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
ドンッ!
ドンッ!
という
大太鼓の音で怒り現します💢
(大太鼓は陸人さんが打っています😆)
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
そこへ…
チャリン♪(揚幕の音)
花道より、初音の鼓を持った
静御前が登場いたします👸💕
静御前は義経との再会を喜びますが、
その場に一緒に居る忠信(本物)は
どうも様子がおかしい。。。🤔🌀
(本物の)忠信は、
初音の鼓と静御前
どうもどうも(本物の)忠信の様子が
おかしいと、
静御前は1人になった時に、
ぽん、ぽん、ぽん、ぽん…
と初音の鼓を打ちます🎶👸💕
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
ドロドロドロドロドロ…!!!
(大太鼓の音)(陸人さん打ってます…🙄)
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
チャリン♪
(揚幕の音)
「出があるよ!!!」
ジャンっ!!!と、
(狐の)忠信が
ヒョイッ!
と現れました‼️🦊🌟コンニチハ💖
※ケレンと呼ばれる早替わりの演出で登場★
一瞬なので見逃さずに!!!✨
実は、この(狐の)忠信と今までの
道中を共にしていたのです👸🦊💕
忠信のようで、忠信でない。
なにか怪しい〝忠信〟を、
静御前は疑い、、、
刀を持って⚔✨
(狐の)忠信に切りかかろうとします👸⚔
逃げ回る(狐の)忠信🦊
この時の狐忠信のエビぞりが見ものです❣スゴイ
大太鼓もドロドロドロドロ・・・と鳴って場面が盛り上がります♪
狐忠信(=源九郎狐)と初音の鼓
逃げ回っているうちに、
初音の鼓を手に取った源九郎狐。
恭しくこの鼓を愛でます💖
静御前も何やら🤷♀️
❓不思議やら❓な状況🤷♀️ハテ
源九郎狐が本当のことを打ち明けます🤫
「その鼓は、わたくしの親。
わたくしは、
その鼓の子でござりまする🦊🦊🦊」
と❗️❗️❗️🙄
静御前は
びっくらこ‼︎🤷♀️
👸
「なんとやら⁉️そなたの親はこの鼓⁉️
鼓の子じゃと言いやるからは、
さてはそなたは・・・・・
キツネじゃなあ!?
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
ヒーーーーーーーーッ!!!
(笛の音)
ドロドロドロドロドロ……
(大太鼓の音)
☝
獣やお化けなどが出てくる合図です🙄
このお化けの合図は1番最初に陸人さんから教えてもらいました😄笑笑
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
↓
ケレン(早替わり)
↓
狐として登場✨🦊✨
※ケレンは一瞬の出来事なので、
瞬き注意です!🙄😳ミノガスナ
親である初音の鼓に出会うことが出来、
狐の姿🦊へ元に戻し、
感極まって踊り狂う源九郎狐🦊♪
ピョンピョン飛び跳ね、
ピョンピョン…と。
☝
人間離れした身軽な動きにご注目!
ドロドロドロドロ…とキツネのステップに合わせて大太鼓も鳴ります♪
親子の別れ
感極まって鼓と戯れるのも束の間…
別れの時がきます🥲カナシイ
源九郎狐
「わたくしはもうお暇致しまする🦊🥲」
とは言うものの…
名残が惜しくて、
なかなか立ち去ることが出来ません🥺💦
親(初音の鼓)との別れが
寂しすぎて、、、
身も悶え、、、
とうとう泣き叫んでしまいます😭😭😭ヤダー
この様子をみた静御前も
さすがに情が動きます😢😞🥺💦
屋敷の奥に居た義経も
状況を聞いており同情いたします🤔😮💨😔
惜しみながら
親:初音の鼓と
子:源九郎狐(=狐の忠信)
が別れます🦊😢
ヒーーーーー
(笛の音)
ドロドロドロドロ…
(大太鼓の音)(出た!またドロドロ!)
ケレン!

※この時も、ケレンにより姿を消します。
が、ケレンの場所がビックリ!
黒御簾の中へ飛び込むのです!Σ(・□・;)
親子の絆
源九郎狐が姿を消した後、
哀れに思った義経は、
再び源九郎狐を呼び寄せようと、
静御前に再び鼓を打つように言います。
初音の鼓が
うんともすんとも
音を出しません!😱😱😱
静御前
「きっと、親子の別れを悲しんで、
音が出なくなったのだと
思います😥😓😢💦」
と、静御前も悲しくなり
わっと泣き出します😭😭😭
義経は
・長旅の中静御前を守ってくれた御礼
と
・大切な品だが、初音の鼓を譲る
ことと言います。
とその時!🙄⁉️
ドロドロドロドロドロ…♪
(大太鼓の音)
静御前の涙につられたのか、
源九郎狐が再び登場‼️🦊ケレン
🦊
「ナニ⁉️
その鼓を私にくだされんとな‼️」
かたじけなや❣️❣️❣️🥺
嬉しなやぁ~
ナーーーーーーー!!!!!
(テンションMAX )
といって
鼓を手に取り嬉しそうにコロコロ転がしながら喜びを身体で表します。
源九郎狐は、
もう大喜び❣🙌
喜びのあまり、源九郎狐はキツネの念力を使って「化かされ」というお人形?の様な人達を操り始めます♪
リズムよく賑やかな囃子に合わせて
ピョンピョン跳ねて動き回って
狐
全開です‼️笑
👆ジャンプ力半端ない(笑)
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
上手(かみて)側の義太夫節と
下手(しもて)側の黒御簾から
三味線や笛や太鼓の音が鳴り響き、
源九郎狐の〝喜び〟に
合わせてどんどん賑やかな音楽になります🎶
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪
最後は、
源九郎狐が鼓を持って。。。
お待ちかね❣
宙乗りです❣❣❣
このシーンは、
通常の義経千本桜では木に登って終わるところなんです。
宙乗りは猿之助さんならでは❣
義経からもらった鼓を持って嬉しそうに空中で跳ね上がります💖
映像で見ていると、
「わぁ~すご~い!」
ていうくらいだったんですけど、
実際に劇場で見ていると、
コワイッ!!!
想像以上に高くて、
予想以上に猿之助さんが空中で動き回っていて、
ハラハラドキドキいたしました!!!
宙乗りの最後になると、
桜吹雪が猛烈なスピードで吹雪ます🌸笑
その宙乗り源九郎狐を見送って、、、
幕でございます🙌メデタシ
終演後、劇場の絨毯には桜の花びらがいっぱい🌸
ちゃーんと、ハート形になっているんです🌸💖
花道にもたくさん花びら🌸
そうして、みんな記念に拾う・・・(笑)
猿之助さんカレンダーも買っちゃいました💖💖💖
陸人が載っていたので、さらにテンション上がりました♪
この演目はちょうど一年前の歌舞伎座公演「悪太郎」ですね♪
ちょうど、その頃から【タッぽん日和】を始めたんです🌟