「独学シンガーソングライター 歌作り気づきノート/片岡大志著」
無事に8月30日に発売になりました。
あちこちからメールが送られてきて
「買いましたよ!」
「まだ届いてないー」
「本屋さんで見つけました」
「楽器屋さんにあったよ」
「芳林堂では平積みでしたよ!」
おお。平積み…。
売ってくれる気満々じゃないの!
か、買いに行かなくちゃ!
皆さん、ありがとうございまーす。
この本を書き始めたのは
去年の夏の終わり頃。
その半年前くらいから
シンコーミュージック社の担当氏と
「本を出してみる?」と話し合ってました。
僕の主宰している音楽教室〈唄小屋〉が
6年目を過ぎて、大学の先生の仕事に
本腰を入れるようになって、それまでの
サウンドプロデュースという仕事内容も
含めて、ソングライティングの基礎を
「一冊の本にまとめてみたい」と
考えたのがきっかけというわけです。
だけど本なんか書いたことがないから、
まずは書いてみなくちゃわからない。
どのあたりの読者層を意識したらいいのか、
実用的に読んでもらえる事柄は何なのか、
音楽をどこまで文章化すれば、わかりやすく
なるのか、書いては書き直しての繰り返し。
何しろ、楽器があって音を鳴らせる環境なら
「こうだよね?」と伝えられるところを
文章で再現しようとしても、なかなか難しい。
この一年間、ホントに試行錯誤の連続でした。
本文に挿入されてる挿絵も、元は手書きね。
結果としては、3倍くらいの原稿を書いて
その1/3くらいの内容に落ち着きました。
原稿書きの終盤戦、二十代前半の駆け出しの
頃の自分を思い出してました。「あのときも、
行き当たりばったりでアルバム作ってたな」と。
完成形が見えてくるのは、第四コーナーあたり。
スタッフもプロデューサーも内心真っ青。
だけど、作ってみないとわからないことが
多くって、それは今回も同じだったのでした。
兎にも角にも。初心者ながらに。
初の書籍が発刊できたことは嬉しい限りです。
買って下さった方々の音楽の参考に少しでも
なったらいいなーっていうか、本当の気持ちは
買って下さった方、ひとりひとりのところへ
行って直接レクチャーしたいです!ああ、でも
それじゃ、本にした意味がないってことね…。
本には掲載できなかったけど
GiGS編集部の皆様、連載ではお世話になりました!
原稿への意見をくれたミュージシャン仲間に感謝!
譜例を一緒に考えてくれた細野クン、ありがとう!
煮詰まっていたときに協力してくれた学生に感謝!
大阪にHOMEとなるライブハウスが
オープンしました。東梅田AZYTATE。
京橋セブンデイズで、ブッキングを
担当していた快賊よっくんが独立開業。
オープン前に「お祝いに行くからね!」と
快賊に伝えたら「山口進の来る日に」と
すぐにブッキングをしてくれました。
さすがの快賊、動きが早いのなんのって。
梅田の繁華街からちょっと離れたところ
雑居ビルの4階にAZYTATEを発見。
ステージも内装もBARも、どこをとっても
お客さんの目線で、出演者の目線で、
音響を司る快賊の目線で作られていて
快賊よっくんの敏腕ぶりはお見事!
8月は祝宴ライブが目白押しだったようで
快賊は少々バテ気味だったけど、嬉しい
悲鳴だよね。出演者一同、しっかりと
快賊流儀に乗っ取って演じ切りましたよ。
閉演後、僕らはお店でお祝いを言い訳に
馬や鹿みたいに呑んだあと、三々五々に
散らばって、山口進と揚子江ラーメンへ。
僕は昼に食べた揚子江ラーメンが
「絶品だった」と山口進に勧めて、
それを美味そうに食べるヤツの横顔を
肴に、またうまい酒を飲んだ。
こんな風にひとつ思い出が増えていく。
新しいアジトが出来たからね。また来るよ。
この秋はライブが少ないです。
ちょっとそんなときもあります。
久しぶりに曲作りでもしようかな。
なんて思ってたら、新宿SACTから連絡。
建吾くんが一緒だというので快諾。
でも、九月はこの2本限りですー。
28日のスリーマンはかなり楽しみだヨ!
●2019年9月18日(Wed)
@新宿SACT~13周年イベント
Open 19:00 Start 19:30
Music Charge 2500yen 当日 3000yen +Order
出演:hacto/鈴音/片岡大志/建吾
●2019年9月28日(Sat/お昼)
Open 12:00 Start 12:30
Music Charge 3000yen +Order
出演:片岡大志/市川セカイ/大野賢治/OA小関峻
おまけのラーメンコーナー!
九段下「二階堂」に行けば
間違いなく美味しいものしかありません。
この日は8月上旬だったけど
「冷やし担々麺」をオーダー。
おわ。こりゃイタリアン?
それともエスニック?
ってな感じのルックスに相反して、
味はしっかり担々麺なのよねー。
ラーメンは進化する食べ物ですね。
8月は地元の雄
一之江ラーメン二郎に3回訪食!
このルックスは王者の貫禄。
二郎はやっぱりすごいね。
コールは「全部マシ!」ニンニク
アブラ・ヤサイ・カラメだけど
麺は半分…。思えば遠くへ来たもんだ…。
本の感想など、お待ちしています!
「これがちょっとわかりにくかった」だとか
「これは参考になった!」など
教えて頂けるととてもありがたいです!
どうぞよろしくお願いしまーす!
9月1日未明 片岡大志より