音楽映画のことなど(雑記) | 片岡大志Official Blog

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シンガーソングライター 音楽プロデューサー 片岡大志のオフィシャルブログです。

 

ある日。

三十日ぶりの休み。

 

 

寝ぼけたまま珈琲を入れて、

家の前の運河沿いで一服。

さっき、カモメが着水するのを、

川面に魚が跳ねるのを、見た。

 

「休」って文字は「体」から「一(仕事)」を

抜いた「人」が「木」によりそう象形で、

つまりリラックスをそのまま文字にした、と。

咲いたばかりのツツジの純白に癒されますね…。

 

 

とにかく目まぐるしい四月でした。

新入生で賑わう大学キャンパスで、

センセーのお仕事は連日大わらわ。

いくつもある新入生歓迎イベントに

次から次へと顔を出して、興添えに

歌ったり踊ったり(踊らないけど)して。

 

 

ライブの本数は少なかったけど、

猫耳クラブの大仕事・ワンマンライブ。

(4月22日ね。わ。10日以上も経過しとる…)

これがとても素敵な夜だった。

この満足気なバンド写真でわかりますね。

たまには部活動のセットリストを掲載。

 

●2017年4月22日@青山プラッサオンゼ

「猫耳クラブ!春のワンマンライブ2017!」

 

●1部

はじめて

ムガムチュー

Love is eddy

芝居猫ガス

Oh!シャンゼリゼ

クラリネットこわしちゃった

You Can't Hurry Love

限定一名様

今夜はブルーが多すぎる

 

●2部

中央線(ヨースケのソロ)

トマト

花は咲く

雨に濡れても

どこまでも~How Far I'll Go

バナナ

学園天国

花に水

愛はどうしたの

 

●アンコール

大好きって言えばよかった

おかえりバトン

 

年に数回しか集うことのできない部活動は

最高の部員に恵まれているわけで、
今回の盛り上がりも素晴らしかったです!
次回ライブは意外と早めの告知ができるかも。

 

(この夜は目玉親父のシャツでした)

 

 

それから。4月29日はプラッサオンゼの女将

愛すべきクラウヂアの誕生日ライブでした。

 

 

73歳になったクラウヂアをお祝いするバンドは

沢田穣治(ショーロクラブ)さんがリーダー。

南米音楽をベースにした凄まじい即興演奏を

披露して下さいました。腰が抜けるかと思った。

クラウヂアは向日葵が本当によく似合う。

 

 

見たかった音楽映画が3本。

「Prince/Graffiti Bridge」

「JANIS~Little Girl Blue」

「I'm not there(Bob Dylan)」

 

 

プリンスの'90年代新たな門出になった

映画「Graffiti Bridge」は発表当時、

評判がイマイチだったけど、いま改めて

観てみると(多分10回目くらい)プリンスは
独自のミュージカルを作ろうと試みてたのかな
って。脚本がやっぱりイマイチなんだけどな。

 

ジャニスジョプリンのドキュメンタリー映画

Little Girl Blue」。このDVDは宝物です。

伝説のモントレー・ポップ・フェスティバル

異例のアンコール、再登板となった最終日、

その日まで無名同然だったジャニスは

「Ball and Chain」を絶唱して、一晩で

女王の座を勝ち取った。'63年に西海岸に

流れ着いてから'70年に逝ってしまうまでの

短すぎた音楽人生は、華やかさと物哀しさに

満ちていた。オフステージの彼女の笑顔と

ステージでの躍動を、何度も何度もリピート

再生してしまう。この映画があれば、

今夜もジャニスに恋することができます。

 

I'm not there

ボブディランの半生を取り上げた

前衛的で不思議な質感を持つこの映画は、

ディランのミステリアスな側面をよく捉えてる。

6人の俳優がそれぞれに演じるディランは、

年代も違えば、設定の町もキャラクターも違う。

 

それらのエピソードが少しずつシンクロナイズ

してゆき、幾つもの顔を持つディランの特性を

浮かび上がらせる。監督は「ディラン」という

窓を使って、何か別の本質を明らかにしようと

している。何度か観ないと謎な部分が多いけど

何度観るにも耐えうる美しい映像、優雅な台詞

素晴らしい俳優、手の込んだ設計図。

二回目を観るには、良質のウィスキーが必要。

 

っと。ディラン本人の「ジュード」役を

演じてるのがケイト・ブランシェットだったと、

いまさら気がついた。一流の役者さんって

性別も越えてしまうのね。演技力に感服...。

 

 

今月の「唄会」

青山プラッサオンゼ

僕の24周年の日、5月21日。

思えば遠くへ来たもんだ…。

はんだすなお(Vo/Key)がゲストです。

すなおとの出会いは
24年前のその日よりも

さらに12年前のこと...。

とっても楽しい音楽の夜をお約束します。

どうぞお越し下さいませませー。

 

2017年5月21日(日)

@青山プラッサオンゼ

「片岡大志デビュー24周年当日のライブ!」

ゲスト・はんだすなお(Vo/Key)

18:00 Open 19:00 Start

Music Charge 3000yen + Order

 

お席の御予約は、

03-3405-8015(プラッサオンゼ)。

または以下のアドレスか

http://daishikataoka.com/contact
SNS経由のDMをご送信下さいませませ。

 

 

◎おまけのラーメンのコーナー。

 

激戦区の池袋で異彩を放つ

塩そば専門店 桑ばら

とってもパンクなTwitterの書き込みが

楽しい麺屋さんなんですが、

店の名前通り、透き通る上品な塩スープが

売りの塩ラーメン屋さん。

その塩そばも激旨なんだけど、毎日違う

メニューで提供される「裏そば」も楽しみ。

 

 

この日は「新潟長岡ラーメン」。

このルックスも素晴らしいけど、スープを

すすった瞬間の「すげっ」と思わず呟いて

しまうクオリティ。店主さんの天才ぶりと

ラーメン愛の深さが伺える極みの一杯。

 

 

続いて、当ブログ登板二回目

八咫烏(やたがらす)@九段下。

このルックスに食欲を覚えないひとは

いないんじゃないかしら…。

 

 

透明感のあるスープの、出汁の濃さと

優しさにため息。カラフルな丼上の

低温調理チャーシューも美味しい。

 

 

全粒粉が練り込まれた細麺は、

スープをしっかり持ち上げてGood job!

 

 

総じて。美味しいラーメンは

写真でもとても美味しそうに見えますね。

 

読んで下さってありがとう!
素敵な連休をお過ごし下さいねー!

かたおかだいしより