片岡大志Official Blog

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シンガーソングライター 音楽プロデューサー 片岡大志のオフィシャルブログです。

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今年の秋ってば、短すぎるよね。

関東平野では、十月中旬まで

「まだまだ暑いな」なんて冷房を

効かせていた施設が多かったけど

(地下鉄も飲食店も)、一ヶ月後の

今週は、早々にダウンジャケット出動。

 

ようやく金木犀が「咲いたな」とか

桜並木が「紅葉になったなー」とか

「秋だなー」だなんて和んでたら、

あれよあれよと冷え込んで、周囲は

風邪っぴきが大発生。昼夜の気温差に

ヤラれた学生たちが次々と授業を欠席。
ちゃんと寝て食べてしっかりしてくれー。

 

短かった秋(もはや過去形)を振り返る。

10月初旬ライブは「板橋ファイト!

ヨシケン植田健一彼彩(HERO)と。

 

ヨシケンさんは、不思議な能力を持ってる

大先輩ミュージシャンで、その不可思議な

能力とは「ジャンクション」だと思ってる。

つまり「人を人とを繋ぐ」特殊能力のこと。

 

波長に敏感なひとだから、本人が意識して

いなくても、波長的なマッチングに準じた

行動をしてるんだろうなーって想像してる。

で、おれには「機会」をくれるひとなんだ。

 

植田健一との再会は5、6年ぶりだったのか。

今年四月のサナダヒデトに続いて、またもや

ヨシケンさんが再会の場を用意してくれた。

 

ケンからもらったCDを聴きながら書いてる

けど、この音楽は情熱的すぎて文章書きに

集中しにくいな。ケンは聴いてくれるひとの

「想い」というか、大雑把な言い方をすると

「人生って素晴らしいじゃないか」っていう

哲学を聴き手と分かち合おうとしてるんだ。

 

「1分1秒を、あらゆる所作を無駄にしない」

誠実さとエネルギーに溢れたライブは

弾切れしないマシンガンみたいだったぜ。

 

ケンがギターのコード「Bm7」を押さえて

歌っているのを観て、それからメロディーと

コードの組み合わせの最適解を考えた演奏を

聴いて、あの時期に伝えたことを少なからず

役立ててくれていることが、心底嬉しかった。


 

秋は学園祭の季節です。10月の

大学は大騒ぎ

だった。僕はポップス系の楽関連

出し物すべてに関わっているので、

ジェットコースター並みの忙しさでした。

 

なかでも僕が顧問を担当している

〈尚美Musicグランプリ・2025〉では

予選を勝ち抜いた三組のファイナリスト達の

音源をYouTube上で公開しています。

〈Whiz〉〈Full House〉は片岡センセが

〈TaLA〉藤田千章先生が

Sound Produceです。是非!ご視聴下さい!

 

 

11月の頭は、山形県酒田市への遠征でした。

ブルースヒロのマスター・ヒロが旅立って

しまって、僕らは本当に寂しい気持ちを

抱きしめるしかなかったし、戸惑いばかり

だった。だけど酒田市のライブ・シーンを

支えて下さっている有志皆さんのおかげで

今年も音楽会を開催することができました。

 

はんだすなおミノルズと。ペケキング

モンゴール☆天山も駆けつけてくれた。

僕らは心底、酒田を愛しているものだから

愛の迸るライブになるしかなかったわけで

幸せな時間だった。主催ペケに大感謝です。
 

それにしても、冬の日本海側は魚介天国。

巨大戦艦のような舟盛だとか、カニ三昧、

米どころ日本酒天国もあり、夢みたいな

酒田時間を過ごしました。ありがてえ…。

 

 





 

2025年10月20日で、僕は誕生から

「20000日」目を迎えたんだそうな。

Wikipediaなどの情報を元に(多分)

調べて公表している、Xユーザーの方の

ポストで知りました。20000日目の

その日はラーメン二郎を食べてたよ
(一之江店・麺半分・ニンニク・アブラ)。

 

ひとは70歳まで生きると25550日

くらい(閏年は考慮してない数字)。

68歳半くらいで25000日って計算だな。

この数字を眺めると、ひとって意外と

「短命なんだな」って改めて思った。

 

財布の中の25000円のうちの1円が

1日毎に減っていくって考えたら、

1円の価値の重みを考えちゃうよな。

 

だけどおれは、いつもいつだって

「いましかない」って思うんだよな。

残高が思ったよりも少ないなって

ことはわかったけど、それでやり方が

変わるわけじゃない。いつだって

「いましかない」ことに変わりはない。

「いま」を大切にコツコツやりまっしょ。
 

 


 

11月29日(Sat)は大宮CITY LIGHTSにて

ライブです。この日は大学の教え子(この

教え子って言葉、他に言い方ないのかな)

〈Snow In Perfect Day〉とコラボする

演目がいっぱいあります。すごーく楽しみな

ライブです。SIPDは1番目、僕は2番目、

18:00の開演に是非!間に合って下さいね!
(久々に歌う楽曲も練習してるッス!!)

2025年11月17日未明 片岡大志より
 

生涯で「賞状」なんて大それたものを

貰ったことは、過去に一回しかない。

 

横浜線の成瀬駅にあったユニーの四階

玩具店のプラモデル・コンテストで、

中学三年生だったから、’85年のことだ。

 

ガンダムのプラモデル全盛期で、ザクや

ドムやズゴック、塗装に凝った作品が

ずらり並んでいたけど、少年片岡の出品は

ゴジラを本体をベースに、プテラノドンの

翼を背中に取り付け、顔はパテで細工をし

一つ目にして、身体全体に蝋で鱗を付けた

あとに塗装を施したオリジナル怪獣だった。

 

つまり、正攻法のロボット・プラモデルの

出品では、まったく勝負にならないだろう

という奇策が功を奏して「特別賞」という

何というか微妙な賞を頂くことになった。

 

ウチの大学では一年に一度、全教員の中から

「ベストティーチャー賞」が選出される。

 

今年のベストティーチャー賞は片岡センセ

なんだそうで「おめでとうございます」と

メールが届いた。正直なところ「は?」って

感想だった。大学ってところは、教養豊かな

先生が、とっても沢山いらっしゃるのよ。

 

「授業アンケートの結果に基づき選出」と

説明をされて「ああ、そうか」と合点した。

これは学生皆んなが「楽しく学べました」

っていう投票をしてくれたってことだね。

 

片岡センセは、音楽のお勉強はとにかく

「楽しみながら」をモットーにしてるんで

そう感じてくれた学生たちが多かったって

ことなら、これは皆んなで貰った賞も同然

ってことだよな。そう考えれば素直に嬉しい。

 

表彰式のあとで、学長先生が「何かコツ

とかあるんですか」とお訊ねになるので

一瞬、言葉に詰まったけれど、

「ひとつだけあります」と伝えました。

 

「ポップスを学んでいる学生は、220名

以上在籍していますが、ボクはひとり残らず

名前を言えますし、どんな演奏をするのかも

どれだけ単位を持っているのかも判ります」

コツだとかは何も持っていないんだけど、

たぶん、そういうことじゃないのかと思う。


堅苦しい賞状に学生とシール貼りまくって

副賞で金一封もらったんで、その日の夜に

職員方々と繰り出して、パーっと呑んで

使い切りました。よし。めでたしめでたし。
 


 

ある日、歌姫・SHUUBIさんと府中の

〈J GRIP BAR〉にてコラボレーション

ライブでした。共通の知人であるYONEさんが

企画してくれました。SHUUBIさんのこと、

もちろん名前は存じ上げていましたが、

お目にかかったことがなかった。七月に

府中の〈J GRIP BAR〉で、お話をしてみると

共通の知人ミュージシャンいっぱいで驚き!

 

っていうか、そこには25年以上前の片岡大志

バンドでドラムを叩いてくれていた野口薫氏!

〈J GRIP BAR〉は野口さんが経営している

ライブハウスバーだったのでした。再会!乾杯!

 

SHUUBIさんと野口薫さんと話が盛り上がり

その夜すぐに九月のライブ日程を決めました。

 

〈J GRIP BAR〉での本番では、SHUUBIさんが

なんと僕の’95年の楽曲「失恋」を歌って下さった。

「だいしさんの曲を色々聴いていたら、これを

歌いたくなって」ええー!そんなの光栄すぎます!

 

SHUUBIさんの「失恋」はうっとりするような

歌声で、サポートの野口薫さんのギターも

キラキラしていて、ああ、この曲を書いていた

折に思い浮かべていた、中洲のネオン街が

目の前に広がりました…。ありがとうね!



 

三人でのセッションもスペシャルでした。

しゅうちゃん!野口さん!また演りましょう!
 

 

 

ある日、僕は北海道の函館市にいました。

ギターとトランクなしで、飛行機に乗った

ことがないものだから、身軽すぎて、旅中

ずっと忘れものがあるような気がしてた。

 

今回の函館市来訪は、大学の教え子の

「教職実習」の立ち会いでした。

 

教職実習とは、教員免許を取るための

最後の仕上げで、高校や中学校にて、実際に

授業を行います。母校で授業を行うケースが

多く、教え子は函館の高校出身だったわけ。

 

僕の仕事は、高校を訪れ教え子の授業を

見学し「うむうむ」と頷き「立派な授業

だったじゃないか(ニヤリ)」と褒め称え、

実習レポートを作成して、大学の「教職課程

センター」にメール送信したら任務完了です。

 

さあさあ、国家資格に関わる重大任務を

果たしたのだから、まずは乾杯が必要だ。

 

海風の香る函館駅前を歩いてみる。前回に

訪れたのは三十年くらい前だったか、開局

したばかりのFMイルカ出演が記憶にある。

 

誰が言い出したか「名店は裏路地にあり」

しかしこれは、時と場合によるものだ。

函館のように、海鮮が飛び抜けて新鮮な

港町では客入りがよく回転の早い店が吉。

一軒目に選んだのは「ふさや大門店」。

 

カウンターに落ち着くと、タイミングだった

のか、10分で店内満席。厨房には十名ほどの

板前さんが威勢良い掛け声で、矢継ぎ早な

注文を捌いている。さっそく函館の地酒と

地魚、ホッケ刺とカワハギ刺とを注文する。



 

ホッケは痛みやすい魚なんで、関東では

刺身で味わうことがほとんど不可能だ。

ホッケってこんな可愛い顔してたのね。



 

珍しい刺身をつついてみると、ふんわりと

脂の乗った繊細な味わい。こりゃ美味い。

カワハギも大ぶりな肝付きでバカ美味い。

それじゃ、秋刀魚はどうなのよ。銀ピカの

刺身が登場。脂ギンギンでなまら美味い!

 

函館目玉の観光地でもある「五稜郭」にも

訪れてみた。戊辰最後の決戦「函館戦争」

には不勉強だったけど、五稜郭タワーの

展望台に設置された詳細解説をじっくりと

閲覧して、当時の混沌に思い巡らせました。

 

展望台から望んだ函館の眺望は、函館山が

港町を見守っているかのようで、そういえば

僕の教え子も、高校の教室の窓から「今日は

函館山がよく見えます」などと、嬉しそうな

面持ちで指差してくれたのを思い出しました。

 

土産話の最後に、函館に訪れた折には、ぜひ

小田島水産食品」に足を運んでみて下され。

木樽で仕込まれた絶品のイカの塩辛が

工場と隣接しているバルで味わえます。

 

家族経営している小田島水産の二代目の

丁寧な解説を伺いつつ、ちびりちびりと

冷酒を呑りながら味見をしたイカ塩辛の

フルコースは、もはや桃源郷にいるのかと

錯覚するほど。二代目の勧める函館地酒の

「五稜」は儚い夢のように優雅な味わいで

その酒の旨味が風に流れるリボンのように

舌を漂います。ここに水産のイカ塩辛が

合わさると、オキシトシン多幸感が洪水と

なり、やがて消えてゆくという次第です。

 

お土産に塩辛をたっぷり買い込んだところ、

初代の旦那が、函館駅まで観光案内付きで

車で送って下すった。水産の工場ではイカの

不漁で使わなくなった倉庫で音楽イベントを

行ってるそうで、いつか再訪したら、ぜひに

歌わせてほしいとお願いしてお別れしました。

 

仕事で訪れた函館だったけど、この滞在は

幸せな夏休みも同然の旅でした。函館を再訪

するにはどうしたらいいか熟考中でございます。
 

 

石田匠・生前葬ライブ@下北沢441でした。

満員となった会場は大騒ぎの大喝采。

これ、ここでレポートを読むよりも

 

10月初めまで配信アーカイブで観れるから、
こちらもどうぞよろしくお願いします

 

この夜集った手練れのミュージシャン達の

石田愛に溢れた演奏に胸が熱くなりました。

久しぶりに再会したミュージシャンも多くて

(お目にかかりたかったミュージシャンも)

石田くんから良縁を授かったという次第です。

 

おれは、依頼の「千鳥足」を歌うために

この一ヶ月半くらい、架空の石田くんと

架空の繁華街をずいぶん呑み歩きました。

 

 

おれが楽曲に付け足した詩の朗読は、

なるほど石田くんに仕込まれてたんだな。

「これを歌え」と言えば、大志はそうする

だろう、と。まんまと策に嵌まりました。

 

そして、あさひくんのピアノが最高だった。

さすが石田匠が全信頼を寄せている音楽家。

彼の耳には音楽以上の何かが聴こえている。

 

最後の最後に、石田くんが一曲だけ歌った。

すげえ歌だった。歌手、斯くあるべし。

音楽には哲学が必要だ。人生には美学が必要だ。

 

 

この素晴らしいイベント、Vol.2が決定しています。

その身体を奮い立たせて歌っておくれ。

闘い歌う石田匠の姿を多くのリスナーに観てほしい。

 

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★10月と11月のライブ告知です!

 

●2025年10月13日(月祝)@板橋ファイト

「human relationship2」

Singers are 片岡大志/ヨシケン/植田健一/彼彩HERO(O.A)

・18:30 Open 19:00 Start

・前売り3500yen 当日4000yen(1Drink別)
※チケットの取り置きは、片岡大志XのDMまで!!

(忘れちゃわないようリマインドをお願いします!)

 

●2025年11月1日(土)@山形県酒田中町Bスタジオ

(山形県酒田市中町1-7-9中町センタービル5F)

「酒田はBが多すぎる」

Singers are 片岡大志 and はんだすなお/ミノルズ

・15:15 Open 15:30 Start

・Music Charge 3000yen(飲食持ち込み可)

 

●2025年11月29日(土)@大宮CITY LIHGTS

・詳細未定(なるはやで告知します)
(教え子DUO出演者とのコラボレーションがあります!
とっても素敵なのでオススメの夜です!)

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さてさて。今日から大学仕事が再開です。
ちょっとは早めに眠らなくちゃって思いながら
まだ眠りたくない。ブログを綴ってると
いっぱい色んなことを思い出すからねー。

この夏、やり残したこともいっぱいあるけど、
それはこれからやればいいやいね
いい加減は良い加減、テキトーは適当でございます。

よし、もう一杯だけ冷たいビールを呑んで
それで夢ん中とします。おやすみなさいZzz...

2025年9月23日未明 涼しい真夜中に
かたおかだいしより



半人前以上の酒呑みであるのなら、

鯵・鰯・鰹・だとかの大衆魚の旬に

無頓着でいられるわけがなく、こと

八月の中旬ともなると、酒場の軒先に

新秋刀魚の品書きを探して一軒、また

一軒と徘徊するはずだが、同志諸君はどうか。

 

いつもの店の女将曰く「今年はまあまあ

ふっくらしてて悪くないわよ」とのこと。

新秋刀魚をつつきながら、冷たいビールを

グイっと呑れば、一人前に近づくというもの。

 

この八月は、どかーんと体調崩したものの

関係者皆さんに甘えて、いっぱい休ませて

頂いたおかげで復調しました。気分転換に

海を眺めに行ったり、レコーディング仕事

なんかもあったり。少しサボり過ぎたんで

大慌てでブログを書いたりしてる次第です。


 

ある日、新宿SACT!でライブでした。
レポートを書いて頂きました!

店長の鳥羽ちゃんは、僕の今年の目標、

「月一回くらいでライブを演らねば」を

よく理解してくれていて、大学仕事の

忙しさに挫けてしまいそうなところに

ちょうど良くブッキングして下さるわけ。

 

ご一緒だった飯田マキトさんは、’90年代に

僕のアルバムを「とてもよく聴いて」くれて

いたんだそうで「ポストのいらない手紙」は

「ぜーんぶ歌えますよ」なんて伝えてくれて

何か恥ずかしいくらいモーレツに嬉しくって

持参して下さったCDに満面笑顔でサインを

させてもらった。マキトさん、ありがとう!

 

SACTでは、龍之介くんとの共演もお馴染みに

なったと思う。Stones曲をセッションしました。

次回は何を一緒にできるかな、それも楽しみ^^


 

「第12回全国高等学校軽音楽部コンテスト」の

審査員長を仰せつかりました。これはつまり

全国の軽音学部の甲子園大会です。今年は

27都道府県の代表、計40バンドが出場

@大宮RaiBoc Hall(ライボックホール)。

 

各県の代表に選ばれたグループは、さすがの

演奏力で、高校生のコンテストだってことを

忘れてしまうほどのハイクオリティ。技術に

加えてキラッキラッの表現力が眩しくって、

二日間開催の大会があっという間でした。

 

グランプリに選ばれたのは埼玉県所沢高校

「YagiRi」。Drum・Bass・Key/Vocalの

3ピースバンド。演奏が始まると「おお…」

思わず声が漏れました。圧倒的なスピード感、

斬新なアレンジ、切れ味鋭い演奏力、一曲入魂の

集中力、いまを生きる10代の驚愕の表現だった。

 

軽音楽部は「部活」なので、高校三年生は

この日のライブが最後のステージなんだよね。

大会の最後の挨拶で、部活を引退しても

音楽を続けてほしいとメッセージしました。

 

プロを目指すか、そうではないだとか以前に

音楽がもたらす本当の力、人と人とを繋げる

力を垣間見たのであれば、この部活動体験は

生涯を通して確かな支えになるだろう。皆んな

素晴らしいミュージシャンだった。ありがとう。

 

 

九月のLive活動。ひとつめはShuubiさんとの

コラボレーションライブです。初めましてでは

あるけど、僕はShuubiさんのデビュー当時を

知っていたし、話をしてみると、恩師である

山里剛氏との繋がりもあったりして意気投合。

 

互いに旧知のミュージシャン、野口薫さんの

営むお店でLive演りましょうと相成りました。

残席わずかだそうで、チケットのお取り置きは

僕の「X(旧Twitter)」DMにご連絡下さい。

 

 

もうひとつは、石田匠の生前葬Live登板です。
(チケットはSold Out。配信をご利用下さい)

石田くんの体のこと、ここで多くは記さない。

 

いつからか石田匠はおれの生涯のライバルで

おれに新しい音楽の価値観を教えてくれる

数少ない音楽仲間だ。石田くんと初めて酒を

酌み交わしたのは’94、5年あたりの門前仲町。

ラジオのディレクター女史に紹介されて、

あの夜は同世代の仲間ができたって浮かれて

ずいぶん楽しかった。それからのいくつもの

活躍を見ていたよ。’00年代後半くらいから

あれこれ色んな企画Liveを一緒に演ったなー。

 

音楽大学の先生仕事を始めて、数年が経って

新しいカリキュラムが軌道に乗り始めたとき、

連絡したんだ。石田くん、力を貸してほしいって。

 

あれからおれたちが呑んだ酒は、いちいち美味い

酒しかない。川越で池袋で高田馬場の居酒屋で。

Liveは下北沢440。皆のいつものハコだよな。

よし。またしても美味い酒を呑りにいくからよ。

 

 

十月はきっとこのライブだけだと思います。

ヨシケンさんの企画、植田健一彼彩HERO

@板橋ファイト。植田のケンと一緒だなんて

ヨシケンさん!粋な計らいをありがとうー!

残席わずかだそうで、チケットお取り置きは

僕の「X(旧Twitter)」DMにご連絡下さい。

 

 

今年の夏はホント凄まじい暑さッスね…。

冷たい麦酒がないと無理ッスってな訳で

大宮での審査員仕事は泊まり込みだった

おれがすぐ思い出したのは、東口駅前の

「いずみや」。まずはあそこから始めるべ。

 

店に入ると、30席くらいある天井の高い

フロアはほぼ満員。テレビには甲子園野球が

映ってる。相席のできる長いテーブルの端に

腰を下ろし、壁に貼られた品書きを見上げる。

 

 

瓶ビールはサッポロ赤星大瓶が550円也、

定番のモツ煮込み170円(!)を注文して

一分後にドリーム到来。ごきゅっ!ぷはー!

 

小さい椀にたっぷり盛られたモツ煮を肴に

九回表の野球中継を眺める。ひとり呑みの

おっさんたちも画面に釘付け。小さな天国。

 

 

このような天国には「ハムエッグ」がある。

大衆酒場の目玉焼き、永遠のフェイバリット。

ソースはいかん。黄身をくずして醤油を回す。

 

 

からの熱々の串カツ。370円でこのルックス。

マヨが欲しいが我慢する。冷えた酎ハイを

ぐいぐい流し込み、串カツ一口、また酎ハイ。

 

もう一軒、ハシゴ酒を楽しもうか、このまま

老舗で酒呑み経験を積もうかどうか、そのとき

隣りの爺さんが「タコ酢」を注文した。ああ、

そうでした先輩、一人前の酒呑みを志すならば

冷酒にタコ酢で〆なくちゃならんですよね。はい。

 



そんなわけで、いまだ人生修行中。
一人前まで道半ばで御座います。
残りの夏、てんこ盛りの仕事を頑張りまーす!
皆さんも夏バテにはお気をつけてー!

2025/08/24
片岡大志より
 



「鳥取砂丘コナン空港」

すごい名前になっちゃってるなあ…。

香川うどん県みたいなもの?とか

考えながら到着すると名探偵がお出迎え。

 

47都道府県のうち、未上陸県は

鳥取・島根・愛媛の三県だったけど、

鳥取初上陸!初ライブ!嬉しいー!

 

ってなわけで、まずは鳥取県民の

ソウルフード・牛骨ラーメンを堪能。

倉吉市の人気店「縁~えにし」。

 

ルックスはいわゆる塩ラーメンです。

牛骨で思い浮かべるのは山口県の

白濁したラーメンなんだけど、山陰の

こちらは透き通った清湯スープ。

 

なみなみと牛の脂(?)が張っていて

火傷キケン!ってくらい熱々です!

 

ラーメンは一種類、並・中・大のみ。

牛骨の甘みが溶け出したスープは

優しくって上品。少し強めの塩分が

ちぢれ麺の美味しさを引き立てます。

熱いのを堪えてズバっとすすると

「うまっ」と声が漏れてしまう…。

 

それから、映画などのロケ地でも

人気のある倉吉の蔵の街並みを散策して…

 

ライブ会場は、倉吉市のジャズハウス

「ロングトオン」。素敵なお店って

店主さんの人柄がそのまま表れる。

出音も良くって、居心地も良くって

お客さんに楽しんで聴いてもらえる

空間でした(みわさんありがとう!)。


 

ペケキングのブラックユーモアソング

からの、片岡大志はいつものように

(新曲!歌いました)、ミノルズの

ゴシック・グラム・ロックが炸裂して

拍手喝采のアンコールは会場総立ち!

(写真がないので想像して下さい)

 

倉吉市はポップス系のライブハウスが

なく、聴きに来て下さったお客さんの

ほとんどが、このようなライブ体験は

初めてだったとのことで、だけど皆さん

「すごーく楽しかった!」と口を揃えて

伝えてくれた。Vol.2がありそうです!

 

翌日は、米子市よりの琴浦町にある

「すみれ食堂」にて牛骨ラーメンagain。



 

ラーメン屋さんなのに、おでんがある!

お出汁が染みまくってるおでんをつつき

ながらラーメンを待っていると「キター!」

 

例によって熱々のスープを味わうと

「すげえ…」なんだこりゃ、牛骨の

旨みに頭がくらくらする。美味すぎる!



 

このクオリティが東京で店を出したら

1時間待ちの大行列になっちゃうヤツ。


 

すげー、ぷはー、ずるずる、うおー、

夢みたいに美味しいラーメンでした!!

 

空港へ向かう道中、ミノルズお二方が

「鳥取砂丘、行ってみる?」と仰るので

「そりゃもう!」と観光客mind丸出しで。

 

非日常的な光景、高さ30mくらいにそびえる

砂の丘を、ずるずると足を取られながら

登り切ると、目前に日本海が広がっていた。

 

海岸線へと下っていったミノルくん。

姿が見えなくなるほどの急勾配だった。



 

鳥取は市が、四つあるだけの県。

鳥取市・倉吉市・米子市・境港市。

その中でも比較的マイナーな倉吉市での

滞在だったけど、素敵な街だったなー。

 

愛すべきミノルズ、ペケキングテリー
大好きです。ご一緒して下さった皆さま、
ありがとうございました。またすぐに

倉吉に戻ってきたいです。忘れられない

思い出になりました。旅ってやめられない!



2025.6.17未明 片岡大志より

 

関東平野にあって

特筆に値する「長崎ちゃんぽん」を

提供する名店は、以下の二店である。

 

すなわち、高田馬場にある「長崎飯店」

そして江戸川区は葛西の「宝来軒」だ。

〈宝来軒のちゃんぽん〉
 

この奇妙で可愛いらしい料理名

「ちゃんぽん」の語源は、福建語で

ありあわせの軽食料理を意味する

「喰飯(しゃんぽん)」であるだとか、

同じく福建語で「吃飯(しゃっぽん)=

ご飯食べた?」に由来するだとか、

もうちょっと深読みした説では、

オランダ領であったインドネシア語の

「ちゃんぽん(混ぜる)」が長崎に

入ってきて定着したのではないかなど

調べてみると、実に多くの諸説がある。

 

しかしシンプルに考えてみると、

中国よりも近所である沖縄地方には

「ちゃんぷるー(混ぜる)」という方言が

あり、ちゃんぽんとの酷似点は見逃せない。

 

また沖縄そばと、ちゃんぽん麺は

どちらもやや太くすべすべしており

「かんすい」添加の度合いが中華麺よりも

少ない。かんすいと同様の効果を持つ

「灰汁」を使用する麺製法も似通っている。

 

推論にとどまるが、長崎ちゃんぽんは

まず麺料理として、沖縄地方から長崎に

伝わり、その後に具沢山の料理アレンジが

加わって「長崎ちゃんぽん」の完成へと

行き着いたのではないかと考察する。


〈長崎飯店のちゃんぽん〉

 

高田馬場「長崎飯店」のちゃんぽんは

キャベツ・モヤシ・ちくわ・豚肉・イカ・

キクラゲ・アサリ・ナルトと牡蠣などが入る。

〈長崎飯店のちゃんぽん〉
 

対して江戸川の宝来軒の具材は、キャベツ・

モヤシ・玉ネギ・人参・薩摩揚スライス・
カマボコ・豚肉・イカで貝類は入っていない。



〈宝来軒のちゃんぽん〉
 

スープは豚骨などの動物系素材を長時間

高温で炊いたもので白濁している。厨房は

見えないので、配膳待機中の耳で聴くかぎり

 

・各具材を高温の中華鍋で炒めて

・スープを投入し(ジュワーッ!派手な音)

・茹で上げた麺の入った丼に注ぐ

 

これで完成となる。どちらの店も中華鍋で

具材を炒めて→その鍋にスープを投入して

短時間で煮込む工程は同じだと思われる。

 

味付けは塩胡椒のみ。具を炒める段階で

酒を使っているかもしれない。醤油は

微量である。ニンニクやネギ等の風味は

豚骨スープの仕込段階で投入されている。

 

中華ラーメンと比較すると、ちゃんぽん

スープは脂量が少なくさっぱりとしてる。

野菜や海鮮、豚肉などの土台となる味が

しっかりしているから、脂に依存しない。

 

どちらの店も昼時は開店するなり満席だ。

家族経営と思われるスタッフが淡々と

注文を厨房に伝えると「あいよ!」との

応答が微かに聴こえ、中華鍋に蒸発する

炒め野菜の音が香りが、店内に充満する。

 

配膳された丼のスープをレンゲですする。

豚骨スープと具材が様々溶け合った旨味に

「旨!」天国行き列車的多幸感が訪れる。

 

もりもり具材をかきわけて麺に辿り着く。

つるりとした麺をズバっと頬張りスープで

追いかける。熱さで汗と鼻水が噴出するが

もう箸を止めることはできない。絶頂は

もうすぐそこ、スープの絡んだキャベツと

豚肉を咀嚼しながらライスをかき込む、

ちゃんぽんの名の通り、渾然一体の丼の

旨味が口の中で爆発する。美味すぎる!!

〈宝来軒のちゃんぽん〉
 

中盤以降は、定番のウスターソースと

和辛子で味変を楽しみ、名残り惜しむ

ようにスープをレンゲですすって完食。

 

きっと本場長崎のちゃんぽんを知る

猛者方々も納得の美味しさであろう

「長崎飯店」「宝来軒」オススメです!

 

 



 

ちょっと前のことだけど、近所に

変わった木があることに気がついた。

自転車で通りかかると、同じ歳ほどの

女性が、その木のまわりをぐるぐると

歩きながら見上げながら撮影している。

 

不思議に思って声をかけると「これ、

ナンジャモンジャの木っていうんです」

「とても珍しい木で、花が咲いてるのを

見ることも珍しい」と教えてくれた。

 

なるほど、この木の前を日常的に

歩いていたけれど、つつじの花の

終わった頃合いに「変わった花が

咲いてるな」と眺めたことはあった。

あったけれど、関心を持つことは

なかった。へえ、これはナンジャ

モンジャっていうのか、調べてみると

市町村によっては天然記念物らしく、

しかも絶滅危惧種だと記されている。

 

運河沿いを散歩する犬たちが、片足を

上げて憩う程度の木だと思ってたけど

その一本立ちした木の姿の全容を少し

離れて眺めてみると、何とも大らかで

優しい風情と孤高の気配が感じとれる。

 

彼(彼女)の正式名称は、ヒトツバタゴ

だとのこと。そうか、君はたった一人で

そこに植って街を運河を人々を鳥や魚や

犬たちを眺めていたんだね。来年も白い

花を見せてちょうだいね。どうかどうか

長生きしておくんなさいと思ったのでした。

 

 



 

梅雨の様相で、雨がしとしと路面を

湿らせている。雨の夜の酒は美味だし

この時期の雨は嫌いじゃないんだけど

自転車に乗れないってのがちょっとね。
 

5月のライブは、大宮CITY LIGHTSと

新宿SACTでした。実は大宮でライブ

って初めてだったんだけど、とっても

素敵なお店で、またすぐに再訪します。

(レギュラー出演させてもらいます!)
 

新宿SACTでは、潦-NIWATAZUMIの

お二人とご一緒。カバー楽曲の概念を

ひっくり返されるステージに感嘆…。

 

今週は鳥取県でライブがありまする。

これは今年上半期で一番楽しみにしてる

イベント。47都道府県で未訪なのは鳥取・

島根・愛媛県。ついに鳥取上陸!嬉しい!

この夜はペケキングテリーと、ミノルズと

ご一緒。素敵な夜にならないはずがない。

 

鳥取のあとのライブは未定なんだけど

9月13日(土)に府中J GRiP BARにて

「SHUUBI」さんとの2マンライブのみ

決まってます。三十席しかないお店で、

SHUUBIさんが告知すると、たちまち

SOLD OUTになってしまうので、この

ブログの読者皆さんにだけに先行告知

しておきます。「X」などのダイレクト

メールにて予約メールを送って下さい。

当日はお店オーナーである野口薫氏と

SHUUBIさんとのセッションも予定して

います。ご予約お早めにお願いします!

 

2025年6月10日未明
かたおかだいしより

 

今年の桜もきれいだったけど、

桜の花びらのあとのツツジもいい。

 

 

色んな花の咲きはじめの昼下がり、

ふわり甘いにおいもいい。春ですね。

 

 

’61年から’64年までの

ボブ・ディランを題材とした伝記的

映画「A Complete Unknown」

(邦題・名もなき者)を観てきた。

 

未だロック黎明期の’60年代初頭、

無名の天才がニューヨークに現れて、

スターダム街道を駆け上がっていく

って、それだけの映画とはまったく違う。

 

ボブ・ディランの根底に流れる美意識と

寄り添いながら、当時のニューヨークの

大衆文化のリアルを描くことに出演者が

製作者たちが、とてつもない量の心血を

注いだことが、よくわかる音楽史映画だ。

 

 

本編中に、ディラン本人の歌声は流れない。

主演ティモシーシャラメは、この役を演じる

ために五年半、ギターと歌とハーモニカを

練習したのだとか。天才俳優が五年の月日を

費やすと、ディランの生き写しのような

歌声が完成してしまう。度肝を抜かれました。

 

僕はディランとジョーンバエズのDuo演奏が

大好物なので、このあたりのエピソードや

演奏シーンが多かったのも嬉しかったなー。

 

 

3月20日新宿SACTでのライブで御一緒した

先輩(柿島伸次氏・山田晃士氏)方々も、

「まだ観てないの」「ネタバレしちゃお」とか

あーだこーだ楽しそうにイジってくれてたけど

そりゃそーだ、僕ら世代の音楽血管には多かれ

少なかれ、どーしてもディランが流れている。

 


去年から「月に一度はライブやりましょ」を

目標に自分運営に努めていまする。まあまあ

達成できてるかな。二月三月は大学イベント

だとか、サポート演奏の仕事があったりして、

顧問を務めてるサークルの卒コンでは、十数年

以上ぶりにテレキャスターを引っ張り出して

きて、大はしゃぎでライブしてきました。

 

 

 

久しぶりの富山・黒部での猫耳クラブ

部活動。四人の再会は二年ぶりなのに、

一緒に音を出してみると、つい先月ぶりって

感じで、このバンドには時間が流れてない

のかもと錯覚してしまう。はじめてライブで

演奏した「ピアニシモ」。中嶋ユキノと

Tomomiの声が重なった刹那、あっという

間に、僕らの時間を巻き戻してしまった。

 

 

あの光景を言葉で伝えるのは難しい。

アンコール曲のイントロを弾き始めると

強い風が吹いた。風は桜の花びらを

大きく巻き上げて、その花びらは会場に

集まったひとたちの目の前に降り注ぎ、

音楽に呼応するように、ステージにも

吹き込んできた。あの場にいた誰もが、

神がかったように不思議な、愛おしい

数秒間の出来事に目を見開いた。だけど

そんなことがあってもおかしくないって

僕らは思っていた。斜め45度上を向いて。

 

 

ぴかぴか新品のギターがやってきた。

〈K-YAIRI KYF-1〉

いつも使っているモデルと同じKYF-1。
 

 

初代、二台目の故障が相次いだもので、

リペアに出している間の楽器がないと

心もとないので、思い切って購入した。

 

 

思い切ってとは、つまり愛着の問題。

長い時間を一緒に過ごした楽器には、

言葉にできない愛着があるんだよな。

 

 

その新品のKYF-1、弾いてみると

これが良さげな気配。早速ライブで

使うことにしてみた@板橋ファイト。

 

ヨシケンとサナダヒデトと3マン

(彼彩HEROくんがO.Aでした)。

 

ヨシケン氏、とても尊敬してます。

音楽レーベル・プロダクション・

制作会社を運営しつつ、しっかりと

スタッフをまとめ上げ(スタッフの

人柄でそれはとてもよくわかる)、

その一方で彼自身も、筋金入りの

ロックシンガー・ミュージシャンだ。

 

ヒデトのズバ抜けた身体能力と

音楽的な魅力は、仕事してた時期と

何ら変わる訳がない。そうだろうと

思ってたけど、もちろんそうだった。

 

オーディエンスファーストな所作は

華やかで楽しいけど、ストイックに

音楽に向き合っているから、あの

蝶のように舞い、蜂のように刺す

ロックンロールが完成するわけだ。

 

 

おれは〈師匠〉だなんて言われて

(物理以外、なーんにも教えてない)

鼻高々だったよ。上機嫌で呑りながら

ヒデトの音楽を楽しませてもらった。

打ち上げの酒も美味しかったよ。

また集まってわいわいやりましょ^^

 

さてさて。

5月以降のライブ告知です。
ライブ予定があると気持ちが盛り上がる。
会場でお目にかかりましょうね。

 

 

●2025年5月3日(Sat)

@大宮CITY LIGHTS

○出演/片岡大志/龍之介/KaY

 わあくらいふばらんす

・Open 17:30 Start 18:00

・Music Charge 3500yen +Order

(ご予約はフライヤーQRコードにて)

 

●2025年5月26日(Mon)

@新宿Sact!

○詳細未定

 

 

●2025年6月15日(Sun)

@ロングトオン(鳥取県倉吉市)

○出演/片岡大志/ミノルズ/ペケキングテリー

・Open 16:30 Start 17:00

・Music Charge 2500yen +Order

(ご予約はminornium@gmail.com)


(片岡研究室にて・20250313)

「三寒四温」と書きたくって

「さんかんしおん」と入力するけれど

Macintoshの文字変換は頼りない。

AIがどんどん幅を利かせてるのに

いちばん日常的なPC動作が

「山間シオン」って、どうなのよ。

 

二月くらいにさ、ちょっと春めいてきて

三寒四温が始まると、お別れを実感します。

ああ、もうすぐ卒業式なんだよなーって。

卒業式、いつまで経っても慣れないな。

今週、しっかり門出をお祝いしてきました。

寂しかったよ。皆んな大好きだったから。

 

卒業式が終わって、夜には予約した居酒屋の

呑み会に招かれて、大学生っぽい大騒ぎに

巻き込まれて、解散するときいつものように

まるで明日も会えるみたいに、繁華街の

路上で手を振って、三々五々に散らばった。

 

帰り道、電車に揺られて、

(眠らないようにしながら)

色んなことを考えてた。色んなこと。

 

この線路みたいに、

ひとはどこかからやってきて

またどこかに行くわけだよな。

 

大学はひとつの停車駅でしかない。

この停車駅に皆んなが降り立ったこと、

ここで巡り会えた偶然。ひとによっては

必然ですらあるかもしれない

(そう、信じちゃってもいいよ)。

 

今日選んだ線路が、十年後の停車駅へと

連れていく。散らばった皆んなは、

どこへ行くんだろうか。ひとつだけ

確かなことは「十年後は今日」なんだ。

 

いつも「いま」しかない

 

その特別な瞬間は「日常」っていう

素っ気ない言葉で、月曜も火曜も金曜も

土曜も、いつも押し流されてしまう。

 

「日常」は、時として化け物だから、

しなやかに強い風を受け流してほしい。

 

「いま」を突っ走る列車の車窓を

「日常」がすごい速さで流れていく。

どんどん景色が変わっていく。だけど

よく見て。きみの動体視力は優秀だ。

 

牧場を通り過ぎるときには、草を喰む

牛の姿が見えるだろうし、大きな町を

横断するときには、人々の装いの色彩

さえ見える。現在地はいつも「いま」だ。

 

次の停車駅は、望もうと望むまいと

きみが選んだ場所。今夜のおれは、

「その場所は晴れている」と伝えたい。

 

きみが選んだのだから、きみは

自分の居場所を、自分で作るだろう。

そのやり方は音楽を通して、しっかりと

教えたからね。きっと大丈夫だ。


「手紙」

いますぐ言える答えは 限られてる
いますぐ言える答えに 期待しちゃいけないよね

いますぐわかる答えは 優しすぎるでしょう
いますぐわかる答えは いま あるがままのこと

あなたに手紙を書きましょう
ポストのいらない手紙に
いまの気持ち そのままに

手紙の一行目には名前を書く
名前をつぶやいたら 涙がこぼれるでしょう

その次の二行目には
間に合わなかったことを書く
それでいいのに 言葉を選べないまま

ここから先にはもう
一緒には行けない だから
あなたの船に送る言葉を綴ればいいだけ

こんな紙切れが
何年も残るわけがないのに
この想いが 百年 残るような気持ち

この街には何にもなかったよね
何にもなかったけれど
僕らはそれでよかった

取り壊されてくビルの 向こう側に
指切り終えたみたいに 雲がちぎれてゆく

思い出は いつまでも思い出のままでしょう
誰も知らない秘密の船が
入江で揺れてるだけでしょう

こんな約束を
遠くまで連れてはいけないのに
この想いが あなたを見守るような気持ち

こんな紙切れが
何年も残るわけがないのに
この想いが 百年 残るような気持ち

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皆んなが支えてくれたから、
ライブ活動もずいぶんできるようになった。
「手紙」来週も来月も歌いますね。
以下、ライブ情報です!
 

【片岡大志 Live Information】

@新宿SACT「まほろば新宿、光る風」

・2025年3月20日(木祝)

・Open 18:00 Start 18:30

・¥3400+1drink(前売)

https://tiget.net/events/377581

・出演:片岡大志/柿島伸次/山田晃士


 

【猫耳クラブ Live Information】

@富山県黒部市前沢ガーデン桜花園

・2025年4月13日(日)

・詳細未定(SNSをCheck It Out!)
・出演:Tomomi/片岡大志/中嶋ユキノ/はんだすなお


 

【片岡大志 Live Information】

@板橋ファイト「Human Relation Ships」

・2025年4月20日(土)

・Open 18:00 Start 18:30

・¥3500(当日¥4000)+1drink

https://x.com/itabashi_fight

・出演:片岡大志/ヨシケン/サナダヒデト/彼彩HERO(O.A)


 

【片岡大志 Live Information】

@大宮CITY LIGHTS「Saturday Night Live ~Special~」

・2025年5月3日(土)

・Open 17:30 Start 18:00

・¥3500+2drink

・出演:片岡大志/龍之介/KaY/わあくらいふばらんす

<ご予約>

公式LINEアカウント:
https://lin.ee/XQf9G35

Web Site予約フォーム:
https://www.omiya-citylights.com/contact

お問い合わせ: info@omiya-citylights.com

 

【片岡大志 Live Information】

@鳥取県倉吉市ロングトオン

https://longtone.crayonsite.com/

・2025年6月15日(日)

・出演 片岡大志/ミノルズ/ペケキングテリー

カレー激戦区・高田馬場で、

赤丸急上昇中の「ブラザー」にて

豆野菜カレー(ルー大盛)を食す。

 

素揚げした野菜は、蓮根・オクラ

ビーマン・茄子・ゴボウ・シメジと

ブロッコリー。豆はレンズ&ひよこ。

 

旨いカレーは一口目がとっても旨い。

で、二口目も更に旨い!中盤過ぎても

ずーっと旨い!こりゃ並ぶわけだなー。

 

このクローブの効いた味わいは、

(お皿の感じや盛り付けも)

名店エチオピアの進化系だと察するが

カレーフリークな人々の感想はどうか。

おいらは高田馬場イチ推しカレーです!


 

さて、ご案内。

おそらく、たぶん、日程的に

2024年最後のLiveですー。

 

2024年12月24日(Tue)

@新宿SACT!

 

 

19:30 Start~

・空中世界

・片岡大志

・はらあやの

・鈴木雄大

チケット取り置きはこちらから


なんだかロマンチックすぎるかもな
日程だけど、一緒に乾杯しましょ^^
(おいらは前半出番をお願いしたので
お酒を楽しめそうナリ)

かたおかだいしより
 

(甲府ハーパーズミルにて山口進と大友マサノリと)

 

金木犀のいいにおい。

ようやく咲いてくれました。

九月の遅めに、ふわり香った気がするんだけど

残暑を嫌がったのかしら。十月半ばは珍しい。

 

この十週間くらい、ちょっとライブを

頑張ってみた。八月終わりの大阪から、

九月は新宿→大分→十月は甲府→新宿でゴール。

 

(新宿SACTにてはんだすなおと龍之介くんと)

 

各会場にお越し下さったお客さま、

各会場スタッフ皆さま、共演皆さまに多謝。

 

大怪我から二年半が過ぎて、歌える曲の

レパートリーもちょっとずつ増えてきてる。

旅の再開、色んな再会、新しい出会い、

ここまでのところ、復調順調といった次第です。

 

 

九月の新宿SACTでのこと。高橋研さんと

カネノブテツヤさん両先輩との楽屋話。

 

カネノブさんとはお初だったので、

「カネノブさん、漢字はどんな字なんですか」

お尋ねしてみると「カネは兼ねる、だよ」と。

 

「ぼく、人名には色がついてるんです」

「だからカネ=金だったら色がまったく違ってて」

「兼なら紺色、金だったらオレンジの印象です」。

 

そう伝えると、研さんが「そりゃ面白い」

身を乗りだして「じゃ、高橋は何色なのよ」と。

 

これは人名に限らずなんだけど、僕はさまざまを

映像めいた印象で記憶してるっぽくて、漢字の

人名には、かならず何かしらの色が伴っている。

 

「高橋は、タイガーズ色です」

「高の字が黄色、橋は暗い色なので、

総合的にタイガースっぽい印象なんです」。

研さんの目が丸くなる。解説を続けてみる。

 

漢字がそのまま指し示す色がある。

例えば「黒田」はそのまま黒。「白田」は白。

「赤木」っていう知り合いはいないけど、赤。

だけど「赤城」になると、何故か銀色が混じる。

 

「森」は濃い緑色で、「林」は少し薄い緑。

これは文字から連想だと関連付けられるけど、

 

「森田」になると、そこに白色が混じる。

「林家」になると茶色が混じる。

「森平」は緑に灰色が混ざる、それは

「平田」=灰色だから。ややこしくなってくる。

 

青の入る苗字は「青山・青木・青島」。

だけど、青+薄緑 or 薄茶色という印象。

 

むしろ青とは関係のない

「岡田・岡本・片岡」だとかの「岡」

「前田・前川・前島」だとかの「前」

「伊藤・伊坂・伊良皆」の「伊」の漢字に

しっかり濃いめの青色の印象がついてくる。

 

「吉田・宮本・山崎」はオレンジ色。共通点は

「やゆよ」が入っているからなのか。だけど

「山田」は薄い茶色で、「山本」は緑と茶色。

 

「佐藤・田中」は紅白。「久保田」も紅白。

だけど「窪田」となると濃い茶色と白が並ぶ。

 

「入江」はクリーム色。「加藤」はしっかり赤い。

「藤田」は紺色。「大村」は黒。「石川」は空色。

「上原」は茶色。「横田」もタイガース色だな。

 

列挙するとキリがないけど、

そんな風に漢字名には色がついている。

 

これは誰でも同じと思ってたけど、どうやら

そうでもないことが、最近になって判明した。

 

不思議なことに平仮名・片仮名には色がない

(こちらはむしろ文字の形の印象がある)。

苗字ではなく、ファーストネームにも色が

あるんだけど、長くなるから割愛します。

 

しかし、ここで厄介な問題が起こる。

似たような色を持つ名前を間違えてしまう。

 

「伊藤」と「前田」は色が同じ。

「高橋・横田」どちらもタイガース色、

「佐藤・田中」どちらも紅白の印象。

本人を対面すると間違えないんだけど、

パソコンの前だと「どっちがどっちだっけ…」

 

酒の肴としては珍味なエピソードだけど、

やたらと面倒が多い機能なので、これは欠陥
だとも思ってしまう。利点はというと...、
うーん、利点はあるんだろうか(笑
 

同じような性質をお持ちの読者はいますかね。

現時点では、どうやら僕は少数派のようです…。

 

 

10月は大学の学園祭がやたら忙しい。

26日(土)27日(日)

尚美学園大学祭、どなたでも入場できます。

是非、遊びにいらして下さい!

 

片岡センセのひとつめの担当は

尚美Musicグランプリ2024」です。

開催を企画してから今年で八年目。

 

この夏休みの間、予選を勝ち抜いた三組の

ファイナリストの、録音プロデュースを

していました。公式YouTubeで再生回数

投票をしています。聴いてみてほしい!

決勝戦は27日の午後から特設ステージにて。

 

milm

no boarder sounds

アマミツツキ

 

ふたつめの担当。上記の決勝戦の後には

「DJサークル」のイベントがあって、

片岡センセ、DJデビューするッス!

DJなんてやったことがないんだけど、

下書き音源編集やってみると、これが面白い!

 

みっつめ。さらにそのあとの後夜祭の特設ステージ。

大所帯のバンド演奏のエンディングにプロデュースで

参加します。配信でも観ることができるけど、

ご近所の方は遊びに来てもらえると嬉しいなー。



(写真は大分名物「りゅうぐう」研究の三軒目〜かみ風船にて)
 

かたおかだいしより


【夏秋のライブ情報】※ブログ末に詳細掲載
●8月30日(Fri)・大阪心斎橋@「夜を灯して」

●9月6日(Fri)・東京@「新宿SACT」

●9月14日(Sat)・大分市@「f sound cafe」

●10月5日(Sat)・甲府市@「ハーパーズミル」

●10月8日(Tue)・東京@「新宿SACT」

 

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ゲリラ豪雨ってネーミングは

いつ頃から使われていたんだろうと、

ちょっと気になったので検索したら

まんまとWikipediaに載っていた。

2008年に流行語大賞に選出されているから、

それ以降に一般的な名詞になったようだ。

 

おれは高性能な晴れ男だから、滅多に

ゲリラ豪雨にヤラれたりしないんだけど、

この夏は二、三回ズブ濡れになってる。

でも、夏の夕立は嫌いじゃないんだよな。

 

まず、夕立前の気配がいいんだ。

アスファルトに蒸した雨のにおいが

立ち込め、上空はみるみる暗くなる。

にわかに音量の上がる蝉の鳴き声。

 

近い遠い雷鳴。明滅する雲の切れ間。

ぬるい風の中、人々は小走りになる。

信号待ちでは不吉な黒雲を仰いでる。

 

そのとき街は、無防備なジオラマだ。

巨大な水蒸気にさらされた箱庭では

高いビルも、低い屋根も、車も電車も

放置自転車も、目前に迫った一大事を

無抵抗に待つだけのミニチュア模型になる。

 

やがて数刻後、湿度がぐんぐん上がり、

予想の通り、大粒小粒が落ちてくる。

 

ぽつりぽつり、ぽつぽつぽつ<<<

いまかいまか、くるぞくるぞ、雨粒は

クレッシェンド<<<に強さを増して

「 」一瞬の静けさ。ひと呼吸おいて

直後「ざざー!」無差別級豪雨着弾!

 

土砂降りのマシンガンは、歩道に車道に

裏路地に、容赦無い一斉掃射を撃ち続け、

有視界はナイアガラの滝、大音量の滝の

轟音、何も見えない聞こえないゲリラ豪雨。

 

そんな映画ワンシーン的な成り行きを

避難した安全地帯(居酒屋)から眺める。

冷え冷えの生ビールを片手に、夕立観戦を

決め込むのは、スリル満点で気分がいい。

意地悪な顔して「もっと降れーい」とか

なるほど、ひとは安全地帯が大好きです。

 

ひと昔前の「夕立」と「ゲリラ豪雨」

とでは、何が違うのかわからないけど、

どちらにも共通してるのは、この劇的な

ワンシーンはあっという間に終わること。

 

あっという間に夕立が行ってしまい、

雨に洗い流された路上に出る。で、当然

二軒目をどこにしたものかと、飲み屋街を

徘徊することになる。祭りの続きといった

風情で二度楽しい。似たような思いつきの

酒呑みたちが、熱帯魚みたいに彷徨いてる。

 

 

おれは煙草を吸わせてくれそうな古めかしい

立ち飲み屋を選んで、もう一杯呑るところ。

モツ串を乗せる焼き台を眺めながら麦酒だ。

 

 

そんな風に、おれは元気にやってます。

久しぶりに、どうでもいい酒呑み譚を

書き散らかすのは、なかなか気分がいい。

 

大怪我のあと、ちょっと報告しただけで

このページを放ったらかしにしてたから

心配をかけたよね。理由がないわけじゃ

ないんだけどさ。ああ、それ以前に、

この頁を忘れずにいてくれてありがとう。

 

今年は月に一回くらいのペースで、

ライブを継続しようと考えていて

いまのところ、まあまあ達成できてる。

今週からは、大阪、新宿、大分、甲府、

また新宿としっかり予定を入れてます。

歌を聴きに来てもらえたら嬉しい限り。

 

ギター片手に音楽の旅を続けること、

これがおれの音楽人生の道標です。

行きたい街がいっぱい、あります。

会いたいひとがいっぱい、います。

未だ逢えていないひとに、会いたい。

 

かたおかだいしより

 

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○片岡大志Live 2024年8月30日(Fri)

@大阪【夜を灯して】

大阪市中央区西心斎橋1-8-4 白木屋ビル2F

yorutomo24.jimdofree.com

 

With 三浦コースケ/木下徹/真田柊太/O.A 梶有紀子

※出演順は18:35にあみだくじにて決定

Open/Start 18:30/18:40

¥600(1drink ¥600別途)

※Live終了後投げ銭宜しくお願いいたします

○ご予約はこちら

https://yoruwotomoshite.com/reservation/

 

 

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○片岡大志Live 2024年9月6日(Fri)

@新宿SACT!

「~18周年記念月刊-Harvest Moon-」

出演:片岡大志・カネノブテツヤ・高橋研

Open 19:00 Start 19:30
¥3,000+1drink(当日¥3500)

※チケット予約  https://tiget.net/events/338291

 

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○片岡大志Live 2024年9月14日(Sat)

@大分県【f sound Cafe】

https://f.j-st.net/

「奏の栞~3マンライブ」

出演・片岡大志・こうべえ・JOHNNY

Open 18:30 Start 19:00

¥3,000+1drinkサービス!

 

 

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○10月5日(土) @山梨県甲府市【ハーパーズミル】 

片岡大志 山口進 大友マサノリほか

 

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○片岡大志Live 2024年10月8日(Tue)

@新宿SACT!

「片岡大志×龍之介 2マンJoint Live!」

・サポートwith はんだすなお

Open 19:00 Start 19:30
¥3,500+1drink(当日¥4000)

※チケット予約
https://tiget.net/events/340659