親として・・・子として・・・ | non~genre?





この度はたくさんのご心配及び応援



ありがとうございました









大変やったなぁとか


お疲れ様とかよく言われるんやけど


全然疲れてへんねん


そりゃぁ悲しみと寝不足はあるけどな


自分もやけど


嫁も精一杯やってきて


充実した日々を送れました^^













綺麗な雨上がりの夕陽やなぁと


思ってた次の日の夜遅くに


介護施設からの電話があった





「前と同じような状態なので救急車を呼びました」


「すぐに来てください」






嫁母は去年も同じ状態で入院しましたが


3ヶ月の入院の後、施設に戻ることができました










早咲きのコスモスが咲き始めた頃の出来事でした








嫁と二人で


「あぁ・・・とうとうきたか・・・」


そう思いながら急いで施設に行きました





朝方まで続いた検査の結果


やっぱり去年と同じく誤嚥性肺炎でした











入院はしたもののオカンの顔色も良く


また3ヶ月ほどで退院できるんやろなと普通に思ってました


この頃は余裕をぶっこいて京都観光なんかにも行ってました












入院して一月半が過ぎた雨の日


長期滞在型の病院へ転院しました


これも去年と全く同じでした


ただ、ひとつ違うところは


去年はこの時既に少しでしたが離乳食のようなご飯を食べてました


今回は点滴のみでした





こっちの病院に来てすぐにチューブ食か胃ろうを進められましたが


去年と同じく口から食べれるように努力してくださいとお願いしました


10年以上寝たきりで反応と言えば目でこちらを追うことと


スプーンを口元に持って行くと口を開けることだけだったので


二つしかない反応のうちのひとつを消したくなかったのと


口から食べれないと介護施設には戻れない


戻ることができれば足の悪いおじぃ(嫁父)も会いに行けるから


どうしても口から食べさせたかったのです





先生からは今回は難しいと


高熱が下がったらチューブ食を試してみますと言われました


泣く泣くチューブ食の同意書にサインをしてお願いしました




チューブ食をお願いしたのと同時に


もう戻ることができない介護施設を退所することにしました


介護施設と高額医療を使ってるとはいえ病院との二重生活では金銭的に苦しいです


この病院もオプションで全てを任せられるパックが月5万円であるけど


高くて頼めないので自分たちで通ってました











その後チューブ食も失敗に終わり


点滴だけで生きているオカンも目に見えて悪くなっていきました


目を開けるくらいしか反応が無くなり


オカンがまだ自宅にいる頃から一生懸命介護してきた嫁が


泣いてしまったのもこの時が初めてでした


少しでも癒してあげたくてコスモス寺に行ったのがこの時です











ここからは病院で撮った写真です






自分は次男で嫁は次女です


嫁には結婚している健全な姉がいます






10日の午後2時半に病院から危篤の知らせがありました


今すぐに危ない状況じゃなく


すぐに動けないおじぃの事を気遣って主治医が早めに連絡をくれました


「今晩か明日にでもお父さんを連れてきてあげてください」と




仕事を終わらせおじぃを迎えに実家に行くと


長女が待機してました




「何しに来たん?」


と言いたいところをグッとこらえ


「来たってくれたんやなぁ、ありがとう」


と言ってしまいました





去年の3ヶ月の入院


今回の3ヶ月半の入院


おじぃが骨折したときの3ヶ月の入院


1度もお見舞いに来ませんでした




こんなことを書いて嫁が見たら


身内の恥をさらしてと怒られそうやけど


真実しか書いてないので許してくれ










昼顔を見ると思い出す・・・・・・さわち・・・・・・

脱線した・・・・ゴメンw










病院に着くと昏睡状態でした


高齢のおじぃは夜中に自宅に送り


自分たちは病院に泊まりましたが横ばい状態だったので


次の日、一旦帰りました




自分はあんな姉夫婦には何も任せられないと思い


帰ってから葬儀の段取りや亡くなったときにしなくてはならないことを


ネットで調べて予習しておきました




丸24時間がたった頃、おじぃを迎えに実家に立ち寄ったときに病院から連絡が来ました


血圧が急に下がり1時間持たないと・・・・


急いで駆けつけましたが間に合いませんでした






実家が団地なのでそのまま葬儀場に運んでもらい


葬儀場の霊安室に


孫達も駆けつけてくれてオカンも喜んでいたと思います





この時に初めて姉の旦那が来ました


男手もいないし自分より大人な義兄には頼りたかったんやけど


終始、姉夫婦揃ってのおかしな言動や行動で頼るどころか腹立ちまくりでした


嫁もスゴく怒ってたけど


「人は人」


「自分らができることを精一杯やったらいいやん」


と、なだめて頑張りました











そんな姉の子供達もうちの子もとてもいい子達で


おじぃちゃんと友達のように接してずっとニコニコとしてました







お通夜、お葬式が終わり実家でおじぃが





正直ゆうて自分の将来が不安やと


誰かに面倒を見てもらわなアカン体になってきてるからなぁと





おじぃに言ってやりましたがな



「今回、オカンがこんなことになったけど」


「今までの俺と○○子(嫁)の行動見てきたやろ?」


「俺らに任せとったらいいねん」


「おじぃの事は俺がちゃんとやったるからな」


「任せてくれ」






おじぃは「心強いはありがとう」と何回もゆうてくれはった













親として我が子と姉の子に親の面倒を見る大切さや


イザと言うときの行動の仕方をしっかり見せれたと思う






また、子として親の面倒を見る大切さを再認識できました







今回、嫁の母親という大きなものを無くしたけど



自分の子供達と姉の子供達の優しさ



そして何よりおじぃとの信頼関係が強くなったことがとても嬉しかった














嫁へ





ご苦労さん♪