11日目


 7時前にブリュッセル国際空港に到着。メトロでブリュッセルセントラルへ。林と僕は最近インスタグラムを始めたのだが、フォロワーの数を競い合っていた。ブリュッセル到着時点でフォロワーの少ない方が多い方に数日前ブリュッセルで食べたドデカサンドイッチをおごるというバトルをしていたのだが、結果は僕の圧勝だった。なめるな。5ユーロでサムライソースサンドの味を堪能した。


顔より大きいバゲットに挟んだソーセージサンド


 12時頃にブリュッセル北駅へ徒歩移動。バスでアムステルダムへ。出発までのおよそ3時間をKFCで過ごした。途中黒人店員に何度もオーダーを促されたりチラチラ目配せされたり足元を掃除機で攻撃されたりするが、何とか図々しく居座り続けた。


 14時くらいから便所に行きたかったが、バスに乗車すればできるだろうと15時45分発のバスに乗り込み用を足そうとしたが、厠は故障中。なぜかヨーロッパのバスは休憩がないのが基本なようでアムステルダムに到着する20時過ぎまで小便を我慢せざるを得なかった。アムステルダムに一週間ぶりに帰還したが、懐かしさすら感じる。




12日目


 7時くらいに起床したが、3度寝くらいかまして12時半に起床。起きてすぐにこの旅行のメインディッシュ、アヤックスvsフェイエノールト戦へ。サッカーは普段観ないしJリーグの試合はおろか代表戦すらろくに観たこともないが(逆張り野球オタクサッカーアンチなので昨年のワールドカップで日本の相手ベルギーを応援したら殺害予告を受けたほど)、阪神vs巨人のような伝統カードと聞いて思い腰を上げた(ミーハー)。アヤックスはアムステルダムがホームで、フェイエノールトはロッテルダムがホーム。オランダの二大都市の代理戦争だからまさに巨人阪神戦のよう。


 スタジアム前はキックオフ2時間前から異常な熱気を帯びていた。馬に乗ったお巡りさん(馬糞を撒き散らす)、ハイネケンを限界までのんで顔を真っ赤にするジジイ、フリッツをおいしそうに頬張るガキ。これぞスタジアム!思わずフリッツとアヤックスのユニフォームを買ってしまった。


伝説のプレーヤーの名を冠したヨハン=クライフアレナ

グッズショップのラインナップは京セラドームの方が上だった

アヤックスのかっこいいロゴ。さすが名門

サポーターの民度の低さも伝統か

フリッツはPinda味3ユーロ(約360円)。球場飯にしては安い。Mayoとあと何種類かあったけど、どうせなら意味不明なやつに挑戦してみようと思い購入したが失敗。八丁味噌のようなまとわりつく甘ったるさ。普通のにすれば良かった。林にも分けてあげていたのだが、残り少なくなった頃に「食べていいよ」と彼が宣う。当たりめぇだろ、バカ。俺が買ったんだから。

 試合前からテロを思わせるような爆発音がそこかしこで。多分爆竹を投げているんだと思う。帰りの電車でも、「ポケモン!ポケモン!」と言われながらモンスターボールよろしくチョコレート菓子をオランダ人に大量スローされたので投げることが好きな民族なんだろう。野球やれや。

キックオフ直前。花火をバンバン打ち上げて煙ったまま試合が始まる。ヤフオク!ドームのように試合終了後も花火がぶち上げられるのを期待したが、それはなかった。なんでやねん

5万を超えるスタンドが超満員。さすが阪神巨人

コレコレ

ヤフオク!ドームよろしく開閉式ドームスタジアムの上から見える空もきれい

このまま試合がスタート。前のハゲがうるさかった。ロッテのレアードに似ていた。


4-0でアヤックスの快勝。試合開始10分で2点、前半に4点も入ったから20-0くらいで勝つかと思ったが、サッカーはこれでも大勝なのか。いずれにせよ強いチームを応援したことがなかったので巨人ファンとかソフトバンクファンの気持ちを味わえて楽しかった。スタジアムとしての工夫はあまりなくて、殿様商売の気がした。100年以上続くクラブだし人気がヘボることもないのだろうけど。

 試合中に林がアヤックスの選手がゴールを外したらオランダ人のように「Ohhh...」、ゴールが決まったり良いプレーが出たら「Waooo!」と言い始めたのでぶん殴りたくなった。

ハイネケン3.3ユーロ。外で買う倍くらい。スタジアムにしては安い

帰りに輩どもが落書きをしていた。日本なら大ニュースになるでしょう

続く