スナックはやぶさ劇場、その17『お久しぶりのメモリーグラス』
‹登場人物›
ベア子(クマ)…「スナックはやぶさ」の常連。
ヒカルママ(ネコ)…「スナックはやぶさ」のママ。
‹場所›
スナックはやぶさ
ベア子「お久しぶりね~♪」
ヒカルママ「あなたに会うなんて~♪」
ベア子「あれから何年たったのかしらー♪」
ヒカルママ「少しは私も大人になったでしょ♪」
ベア子「あなたはいい人、できたでしょうねー♪」
ヒカルママ「お茶だけーのつもりが…って、いつまでやってんのよ!」
ベア子「ヒカルママがのってきたんでしょうよ」
ヒカルママ「まぁ、いらっしゃい!ベア子ちゃん、お久しぶりー」
ベア子「いろいろ仕事が忙しかったから、なかなかお店に来られなかったのよー。とりあえずビール……って、なにこれ?」
ヒカルママ「知らないの?!いま、流行っているやつよ」
ベア子「あたし、ビールと演歌しか知らないからさ」
ヒカルママ「カヌレっていうのよ。フランスのお菓子よ」
ベア子「あーそういや聞いたような」
ヒカルママ「ラム酒が入っているの、よかったら食べてみて」
ベア子「ヒカルママが作ったの?すごいわね」
ヒカルママ「えっへん」
ベア子「(もぐもぐ)確かに、美味しいー」
ヒカルママ「やっぱり、スナックだけじゃ、これからの時代、生きていけないからさ。コロナ禍もあったし、なんか新しいことを始めなきゃいけないと思うのよ」
ベア子「うーん」
ヒカルママ「ここを、ちょっとオシャレなパリのカフェ風に変えたりするのもどうかしら!?」
ベア子「あ、それは違うって、ヒカルママ」
ヒカルママ「え?」
ベア子「あたしは〝スナックはやぶさ〟の昭和っぽいとこが好きなの。流れている歌も好きなの。確かにパリとかオシャレとか、そういうのもいいよ。だけど、今のままの雰囲気の方が落ち着くっていうお客さんも多いと思うよ」
ヒカルママ「そうかしらー」
ベア子「あ、だけどまぁ、カヌレも美味しいから、出してみてもいいかも。こういう甘めのものって、意外にちょっと濃いめの水割りと合うかも。水割りをくださーい♪」
ヒカルママ「涙の数だけー♪」
ベア子「あいつなんかあいつなんかあいつーなんか飲み干してやるわー♪」
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※ヒカルママが作ったわけではありません。カヌレットでした…。
コンビニのグミコーナーの近くで見つけました。
でもグミではないですね。本当に小型のカヌレみたいな感じで。
ちょっとゼラチン多めかなぁ。とはいえ、この再現率は高し!
イチゴ味のフォンダンがかかっていて、これまた美味しかった。
別の味もあるのかなぁと思って味覚糖さんのHPを見たら、プレーンの味もあるみたいですが、
「大変、ご好評につき出荷の調整を行っております」と書いてありました。そうなんだー。いつか見つけたら買ってみよっと♪
シルバニ○ファミリーの子にあげるのにサイズぴったりだし。
※お菓子で遊ばないでください(笑)
あと、ラム酒が入っているので、お子様、お酒に弱い方など、お気を付けください。
今回の『スナックはやぶさ劇場』を書いていて思ったのですが(チャットGP○とかには頼まず、自分で書く(笑))
太田和彦さんという資生堂出身のデザイナーの方で、居酒屋研究をされている方の本をよく読んでまして、ほんとに古き良き居酒屋というのが出てくるのですが。
常連さんがほんとにそこのお店を愛して通っているんだなぁーと思うお店がたくさん出てきます。
そんでもって、お客さんがお家からよくわからん絵とか書とか人形とかも、持ってきて飾っちゃったりなんかして(笑)
確かに、いろんな物が飾られているお店、ありますねぇ。
自分の居場所にしたいという気持ちもわかるなぁ。
職場でも家でもない第三の居場所、サードプレイス。
よく、若い方だと、カフェをサードプレイスにしている方もいらっしゃいますが、たぶん、スナックとか居酒屋とかそういうお店も、自分の居場所として、落ち着ける場所だと思っているお客さんも多いんだろうな。
あんまし、こじゃれた雰囲気を出さないで、そのままでやっていてほしいみたいな(笑)
歌謡グループはやぶささんの追っかけをしていても、キャンペーンのライブ会場でもレコード屋さんでも、なんかアットホームな雰囲気が楽しい。
私はたまたま、はやぶさファンになってしまったけれど、きっと他の演歌歌手の方にも、それぞれの雰囲気があって、ファンの方もそれを楽しんで応援されていることでしょう。
三丘翔太さんがご出演された『マツコの知らない世界』の「蝶ネクタイの世界」を拝見したら、私も蝶ネクタイつけてみようかしらと思いました(笑)
五木ひろし先生が、あんな蝶ネクタイをつけていらっしゃったなんて!
ジュリーも尾崎紀世彦さんもと言われれば、そういやそうだったーと。歌を聴いている時には気づかなかった(^_^;)
もともと外国から入って来たものだけど(ジョン万次郎さんが初めてつけたらしい?)、
古き良き日本のお洒落な雰囲気も感じますね。
ここまでの記事に「いいね」くださった方、ありがとうございました。
K柳カヌ子
※少し前、小柳ルミ子さんがブログで「小柳グミ子」と書いていらした( ゚Д゚)無敵!