嵐の大宮妄想BL小説です。

学生パロディです。

苦手な方はブラウザバック!!





N side






「よっ!おはよ」


後ろから肩を叩かれると同時に声をかけられる。


「わっ!潤くんか。おはよぉ〜」


「なんだ?眠そうだな。寝不足?」


「うん…ちょっと考え事してて」


「なんだなんだ、好きな子でもできた?」


「えっ!?…あっ、いや…」


「図星だな。まぁ、なんか困ったら相談しろよっ!なんせ俺は恋愛マスターだからな!」


「う、うん…」


潤くんなかなか鋭い…


そう俺、二宮和也は一個上の先輩、大野智先輩に絶賛片思い中。先輩は女の子から超モテモテで、でもまだ誰とも付き合ってないらしいけど…先輩、いつもふにゃふにゃしててかわいらしい感じなのにスポーツ万能なところがかっこよくて。でも勉強が苦手なところがちょっとかわいい。


俺恋愛なんてしたことないからアタックの仕方とかわかんないし…


潤くんモテモテだしクラスメイトだしなんなら後ろの席で相談しやすいし…でも普通に男同士の恋愛話なんて相談された側もアドバイスしにくいよね…うーんどうしよ?



キーンコーンカーンコーン


「おい!ニノ!授業終わったぜ!早く学食!混んじまうとめんどくせーから!ほらダッシュ!!」


「えっ、俺は屋上でいいよぉ〜…」


潤くんに無理やり手を引かれて俺は学食ダッシュコース強制連行。



「ふぅ〜…ダッシュした甲斐があったぜ!一番乗り〜♪♪」


「はぁはぁ…疲れた…」


もう!俺は潤くんみたいに体力ある訳じゃないんだから!


「あっ!ニノちゃんと松潤じゃん!やっほ〜!!」


ん?その声は…?


「相葉くん知り合い?あ、1年生か。食べ盛りだね〜」


「お腹減った〜何食べよっかなー」


後ろを振り向くと3人の先輩の姿が。


1人目は相葉さん。俺の幼なじみでこの高校を紹介してくれたのもこの人。ちっちゃい頃はまーくんって呼んでたらしいけど…今は一応学校の先輩だからね、馴れ馴れしいのはダメ。後、潤くんの部活の先輩。


2人目は櫻井先輩。面と向かって話したことはないけど、この人も潤くんの部活の先輩。しかも部長!とてもしっかりしてていつも助かってるって潤くんが言ってた。


最後は俺の大好きな人、大野先輩!どーしよ!?俺、食いしん坊とか食い意地張ってるやつとか思われてないかな!?近くで見るとかっこいいな…


でも、あんまり見すぎると思いを悟られちゃうかもしれないからね!


俺は券売機に向き直った。