イスタンブール暮らしも4~5年生
になる友(日本人)が
夏休みで一時帰国中につき
災害レベルの猛暑が続く東京にて
炎天下のなか出歩き
1年ぶりの再会を果たした。
日本へ本帰国する予定もなく
引き続きトルコに住み続ける友へ
私が聞くことと言えば
「最近、トルコどぉ?(国が)」
「その後、トルコ生活どぉ?(あなたが)」
そんな感じで
トルコ生活を経て日本で暮らす私に
彼女が聞くことと言えば
「最近、日本どぉ?(国が)」
「帰国後、新生活どぉ?(あなたが)」
こんな感じで。
実際に身を置いていない環境のことって
情報収集は簡単にできるし
雰囲気は掴めるけど
温度感までは肌で感じ取れないからね。
帰国してちょうど1年になる私。
「またトルコ住むの?
また住みたいとか思うの?」
と、よく聞かれる。
そういう話題になると
頭の中をぐるぐるぐるぐるぐる
考えが巡るわけで。
こないだも
前出の友達とその話題になり
「でも現実的に考えてさ・・・」
と、あーでもないこーでもないと
語り出した私。
話ながらハッと我に返り
「まじ、考え過ぎだから。
考え過ぎずにとにかく日々
思うように動いてこっ。」
と、自身にツッコミを入れる。
頭でっかちで
グルグル考え過ぎてるうちに
めんどくさくなって放置!
結果
時の流れに身を任せ~
出たとこ勝負。
勝負するとなったら
一時的に驚異の行動力を発揮。
たぴさんあるある。
ある日、街歩きをしていたら
目に入って来た光景。
思わずパシャリ。
この写真をみて
あなたは何を思う?
「なんじゃこりゃ」が溢れるトルコの日常。
売れ残ったシミットを
「ご自由にどうぞ」の画なのか
カモメさんに餌付けなのか
はたまた輪投げなのかw
え、まさかの販売中!ではないよね?
誰が
何の目的で
何を思って
このように配置したのか。
脳みそパカッと開いて
その思考回路を覗いてみたい。
って思うことが
トルコにいるとよくある。
対トルコ人でなくとも
日本でも似たようなのあるな~。
と思ったら!
こどもが作った作品や
生み出した遊びなどを見て
「こどもって本当
発想が自由でおもしろいよね」
ってオトナが言ってるやつ。
あれ、あれあれ。
きっとあれって
考え抜いてやってるっていうより
閃いてやってること多々あり。
でしょ?
トルコの場合は
こどもだけでなく
大人もその枠に入る確率が
ヒジョーに高い!
そんな気がします。
シミット売れ残った
→持って帰るの重い
→捨てるのめんどくさい
→こんな風に飾っておけば
必要な人・動物の手に渡る
グッドアイディーアー!
閃いちゃった~♪
ほ~ら、見てごらん。
シミットが路上の芸術に大変身!!
わからんが、そんな感じ?
その先の
「食い荒らされてその場が汚くなったら」
とか
「お掃除の人に面倒かけることになる」
とか
「そもそも公共の場に置き去りって」
とか。
そういうの、考えないよね。きっと。
そう、考えないチカラ。
それってある意味、才能。
考え過ぎて動かない
そんなことが多々ある私としては
それ、すごいなー。
ってつくづく思うんだよね。
「考えないチカラ」でも
見習いたいなって思う例と
受け入れがたいなって例と
あるんだけどね。
猛暑にも負けず
湿度にも負けず
決して考え過ぎず
考えないチカラをほどよく発揮し
そういうものに
わたしはなりたい。
ータピ沢賢治
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