いろいろあって
「私とトルコ」を振り返りたい
そんな衝動に駆られた。
ずいぶんと壮大なテーマだ。
住み始めてからの約5年間を
・・・の前に
初めて旅行で来た9年前から
振り返り始めたもんだから、まぁ大変!
恐ろしい枚数の写真を眺めつつ
当時のキラキラ目線の自分を懐かしく思う。
2009年7月
初トルコ旅行(カッパドキア・パムッカレ・イスタンブール)
2011年6月
バルセロナついでのイスタンブール旅行
2012年4月
うっかり初のひとりイスタンブール旅行
2012年9~11月
お試し1ヶ月のイスタンブール仮暮らし
今、ここまで振り返り終了。
2009 カッパドキア
2009 パムッカレ
2009 イスタンブール
初めてのイスタンブールで
観光名所ブルーモスクより先に
ジモティの生活風景が見たいと訪れた街で
EFESビール片手に撮った写真。
4年後にこの街で暮らし始め
9年後には、もはや庭と化したこの地で
アメリカ人とルームシェアしながら
ブログを書く日々が待っているとは
夢にも思わなかった。
過去の写真を見たとき
今の自分と比べると
同じ人とは思えない行動力だし
同じ街にいるとは思えない行動範囲。
怖いものなし、好奇心のかたまり。
実際に住み始めてからは
旅行者時代とは違う角度から
トルコを見るようになったし
イイトコドリのえぇトルコだけでなく
あらゆる面を目にするようになった。
勉強もいっぱいさせてもらったし
勉強代もたくさん払った。←嫌味♪
自分を守る術も覚えたし
トルコ人との付き合い方も変わった。
予期せぬ治安悪化により
人生で味わうことになるとは
思いもしなかった経験も積んだ。
トルコと出会って9年
トルコの現実を見始めて5年。
熱しやすく冷めにくい性格ではあるが
改めてすごい年月である。
ここでの暮らしを通して
いろんなことを知り経験するなかで
先入観や警戒心も強くなった。
自由な立場なはずなのに
自由に考えることすらできなくなっている
そんな自分がいる。
なかなか難易度高めな国での
後ろ盾なしの単身暮らし。
繰り返される出会いと別れ。
そんな中、自分が心許した人へは
思い入れも強くなりがち。
でもみんな
それぞれに別々の人生を歩んでいる。
それぞれのタイミングで
新しい道へと進んで行く。
何度経験しても、それがツライ。
「どの道を選ぶか」
も大事だけど、それ以上に
「選んだ道をどう進んで行くか」
の方がもっと大事。
なことは重々承知の助だけど
いざ道を選ぶとなると、困難極まりない。
人間関係やら今後の方向性やら
ぜーんぶぜんぶワケワカメ!
な今の自分が
ちゃんと道を選べるのか謎である。
しばらく停止していた
思考と気力が回復してきたので
ひとまず、思うがままに動いてみようかな。
限られた時間を惜しむように
ひたすら動き回ってキラキラしてた
あの頃の自分を見習って。
動いているうちに
「私とトルコ」のこれからなのか
「私とサムシング」のこれからが
見えて来るかな?
見えないと困る!
ひとまず無心で動くべし!