笑うなキケン?! | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

 

トルコに来てからというもの

「笑顔」を指摘されることがなんか多い。

 

昨日、友人とカフヴァルトゥ(トルコ式朝食)を楽しんでいたときのこと。

その場に居合わせた女の子(2歳児)と目が合うと

その子がジーッと私の顔を見つめてきた。

「なんでこの人、こんなに平たい顔族なんだろう?!」

とでも思ってるのか?なんて考えていたら。

 

私の傍まで来て、モニョモニョと話しかけてきた女の子。

2歳児のモニョモニョなトルコ語が聞き取れず、何度か聞き返してると

それに苛立ったのか、最終的に大声で彼女は言った。

「なんでそんなに笑ってるの?!?!!!」と。

 

・・・へ?

私、そんなに笑ってました??

 

 

1か月ほど前にも、こんなことがあった。

ご近所さんだけど、会ったことのなかった(というか、私がその人を認識してなかった)

おじさんと、友人も含めて立ち話をしたときのこと。

「なんで君はそんなに笑ってるの?おもしろいね。」と。

 

・・・へ?

別に笑ってるつもりないんですけど。しかもおもしろいって。

 

その数日後にまた道端で会った際には

前回の「おもしろい」発言に私が怪訝そうな顔をしたからか

「いいね、いいね。今日も笑顔でいいね、君。」と。

その時も私としては、特に笑っているつもりなどなかったわけで。

 

 

遡ること数年前

山本寛斎さんがイスタンブールでファッションショーを行ったときのこと。

ひょんなことからショーでアルバイトをすることになり

ショーに向けて練習をしていた際、発声練習的なものがありましてね。

その時も、寛斎さんから

「なんでアナタはそんなに笑ってるの?!」とお言葉を頂戴しまして。

 

真剣にやってたつもりが、不覚にも笑っていたとは。。。

 

 

さらにそこから遡ること数年前

初めての一人旅でイスタンブールに来たときのこと。

イスタンブールは3度目だけど、ひとりで観光するのは初めてで

心細い反面、大好きなイスタンブールに来られてワクワクが止まらず。

当時、仲良しだったトルコ人の友人に

「んじゃ、今日も散策行ってきます!」と声を掛けた際に言われた言葉が・・・

お察しの通り、えぇ、そうです。

 

「そうやって、すぐに笑わない!

勘違いされるから、知らない人に対しては微笑みかけない!」と。

 

 

 

 

昨日、2歳児に言われたことで走馬灯のように思い出した

「なんで笑ってるの?」話の数々。

 

トルコに住み始めてからは、たとえ無意識&意味ナシだとしても

笑い掛けたりすることで、自分が嫌な思い・怖い思いをすることがある。

というか、少なくない。むしろ、ちょいちょいある。いや、結構ある。

ということを学んだので、意識的に笑わないよう気をつけているつもりなのですが。

 

改めて、やっぱ笑い過ぎなんだな私。

ということを、2歳児に指摘された昨日、感じたのでした。

 

「ごめんなさい」とか「ありがとう」という言葉は、そんなに多用するもんじゃない。

なんてことも聞くけれど、それもさーアレよねー。ゴニョゴニョ。

 

まぁ、笑顔も謝罪も感謝も

自分も相手も気持ちいいことはやったらいいじゃない!ってのが本音だけど

相手がそう受け取らずに、自分の身に危険が及んだり、嫌な思いをしたり・・・

という展開も無きにしも非ず!なことを

今もなお、学び続けるイスタンブール暮らし5年生の夏!なのであります。

 

 

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