雨の夜に想ふこと。(ポエマー風) | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

 

先日行った、アウェイな街のアウェイなレストラン。

流行の一歩も二歩も先を行く、オシャレな会社がプロデュースしたレストランです!って

東京の街中にオープンしたら、すっごい流行るだろうなー。こういうテイストの店。

っていう素材でした。

 

でもトルコ・イスタンブールでオープンしたこちらのお店の実態は

どこのレストランにもあるトルコ定番メニューが並び、味も「意外とイケる。」な程度。 

言うなれば日本のファミレス♪みたいなかんじ~。

逆にファミレスだと思うと、ずいぶんとシャレたファミレスだわね。

 

オーナーと思われるTシャツにGパン姿のおなかポッコリひげモジャおじさんが

店内の客席の片隅に、ワガモノ顔で居座っているのもトルコスタイル。

 

 

 

Naneli Limonata/ナーネリ・リモナタ

(ミント入りレモネード)

 

 

 

夏になると飲みたくなる、トルコの定番ドリンク。

あと、生絞り100%のオレンジジュースね。

ザクロの季節になったら、ザクロ×オレンジの生絞りが好き。

 

それにしても、この写真のナーネリ・リモナタったら。

なんて色だw

 

この日は、日本人の友達と30代しゃべり場!をしましてね。

おしゃべりに夢中なあまり、リモナタの味なんて覚えてません。

誰かと一緒にいて楽しくて仕方ない時って

食べるのそっちのけでお喋りに夢中になっちゃうこと、よくあります。

 

 

30代しゃべり場!をした彼女とは、トルコに来た翌年くらいに出会ったかな~?

イスタンブール在住で日本が大好きなカナダ人の友達から紹介されて。 ←ヤヤコシイw

 

外国人から第三国で日本人を紹介されるっていう。

ちょっと違うけど、イメージとしては「逆輸入」と名付けたい感じ。

 

 

共通項と言えば、“東京生まれ東京育ち”くらいなもんで

偶然のめぐり合わせのご縁で出会った、“ただ”気が合うだけのひと。 ←言い方!

でも、この“ただ気が合うだけ”って、最強だよね。

 

彼女はイスタンブール在住ながら、イスタンブールとは思えないくらい遠くに住んでいてw

私の知ってるイスタンブールでは

タクシーは黄色タクシーで、ドルムシュ(乗り合いタクシー)も黄色軽ワゴンなんですがね。

彼女の知ってるイスタンブールでは

タクシーは赤will-cyphaで、ドルムシュはベージュ車なんですってー。衝撃!!

 

タクシーやドルムシュの色が変わっちゃうくらい遠くに住んでる彼女なので

なかなか会うこともできず。

季節が変わるごとに一度、会えればいい方。てな感じで。

 

でも、なんでだろう。すごく近くに感じる友達のひとりで。

ふとしたときに、突然送られてくる脈略のないLINEに、妙に癒される(というか肩の力が抜ける)

ことが多くてね。

 

そんな彼女が、昨日をもちましてトルコ生活を卒業しました。

彼女がトルコ生活を卒業することにした理由を知ったのも、このリモナタを一緒に飲んだ日。

つまりは彼女とのお別れランチの日。

 

へぇー、そんなこと考えてトルコを出ることにしたんだー。なーるほど。

なんて話をしつつ、私の近況報告をして驚かれつつ。

お互いに「そちらさんの詳しい事情」をよく知らないわけだけど、“ただ”気が合うだけで。

 

「へぇ~、すごいね~」とか「わぁ~、ステキだね~」とか

私にそういう言葉をたくさん掛けてくれる彼女。

 

肩の力が抜けていて、独自の物差しを持って生きている彼女といるとリラックスできて

自然と私自身、自己肯定感がupするんだよね~。

 

今までも同じイスタンブールに住みながら、なかなか会えない距離だったから

もはや国をまたいだところで、気になるのは時差くらいなもの。

彼女はトルコのあと、日本ではなく、また違う国に住む予定なんだけど

“ただ気が合うだけ”の仲は、きっとこれからも続くことでしょう。

 

唯一の共通項、実家が東京!同士のメリットを生かして

お互い一時帰国のタイミングさえ合えば、イスタンブール以上に簡単に会えちゃうしね。

 

 

 

突然ですが、ちょっとブレイク。

猫に寛容な街イスタンブール!ではありますが、ここまで寛容だとは知らなかった!!!

という、衝撃映像をどうぞ。

 

 

 

 

ブレイク終了~。

 

 

てなわけで、こんな夜中にわざわざシタタメたくなるくらい実は別れが寂しかった。

そんな存在にトルコ生活を通して出会えたこと、嬉しいな~。

 

ここ1~2年は、理由はさまざまだけどトルコを離れる友達が本当に多くて

でもその分、新しい出会いもどこからともなく舞い込んで来るんだけど

どうしても埋められない心の隙間・・・ってのがあってね。

 

トルコに住む前、お試し1か月イスタンブール滞在をしてドキドキ・ワクワクしてた頃や

トルコに住んで、右も左も分からないまま、ひたすら忙殺されてた頃や

トルコ語をちゃんと勉強し始めて、話せるようになってきてキャッッキャ言ってた頃や・・・

 

あの頃の私を知る人が、もう身の周りには全然いないんだなぁ。って。

一緒の温度感でトルコについて話ができる人が、どんどんいなくなっちゃうんだなぁ。って。

 

雨の夜に、急にそんなことを思ってしまったわけなんです。

でも、そんな風に思えるひとたちに、日本から遠く離れた国で出会って来た。ってことですから。

ありがたいですね。

 

トルコで出会った大好きなひとたちの顔を、ひとりひとり思い浮かべつつ(怖いw)

ベソかいて寝たいと思います。笑

 

一時帰国したときは、日本で見守ってくれてる人たちの存在が身に沁みたし

今は、トルコで出会ってトルコを離れた人たちの存在が身に沁みるし。

 

おセンチモードって、厄介ですねw

私の直近の楽しみはそう!来週に控えた餃子パーティーだい♡

(結局のとこ、美味しい食べ物が全てを解決してくれる!)

 

 

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