じゃんっ!!!
ぶひぃ~~~っ
そうです、豚です!豚肉なんです!!
ここトルコ。
国民の9割がイスラム教徒なこの国で、豚ちゃんなんです!!!
「イスラム教の国」っていうと
やれお酒が飲めない。やれ豚肉が食べれない。
やれお祈りしなきゃならない。やれ断食しなきゃならない。
というイメージが先行しがちかと思いますが。
というか、それも間違った情報では決してないですし
イスラムの教えを大切に生活をしている方も多くいます。
でも、イスラム教の国の中でもトルコって、ちょっと事情が違うんです。
なぜなら政教分離の原則が採り入れられた国だから。
信仰の自由が認められているから。
ということで
お酒を飲むも飲まないも、豚を食べるも食べないも
お祈りするもしないも、断食するもしないも・・・個人の自由!なのが、ここトルコ。
大前提、【豚=不浄の生き物】という認識で育ってきたトルコ人のみなさん。 (tapi旅調べ)
市場に豚肉が出回ってなかったので、食べる機会もなく大人になったトルコ人のみなさん。
なもんで、信仰心うんぬんという問題とは別の理由で
「豚ってなんかバッチイし、食べ慣れてないから油っぽく感じるし。だから好きじゃない。」
という人もいるわけです。
さらに言えば、豚=バッチイという感覚もなく、ただ単に味が好きじゃないから。
という人も。ここまで来ると、もはや食の好みの問題なわけです。
これは私の勝手な解釈ですがね。
日本人がネズミを食べろと言われて、うげぇーってなるのと同じ。(お食事中の方、失礼!)
例えがちょっとアレかもしれませんが、この感覚に近いのでは?と思っております。
かと思えば、宗教上の理由から豚を避ける人もいます。
一時帰国時に浅草で買った雷おこしを、仲良しのトルコ人のおじちゃんにあげて
その場で食べてもらったのですが、口にする際のおそるおそる感といったら!笑
感想を聞いたら、美味しい!って言ってましたが、次に出てきた言葉は
「これ、豚は入って・・・ない・・・よね??」と。
イスラム圏以外の国の食べ物=豚混入の恐れあり!というイメージが強いようです。
まぁ実際、ゼラチンとかにも使われてますしね。
見た目で豚だと分からない食べ物が、世界にはたーくさんあるわけです。
同じ国の国民とは思えない!っていうくらい、価値観や感覚の「ひとそれぞれ」幅が広いトルコ。
豚肉ひとつとっても、ひとそれぞれ。なのかも知れませんね。
ということで。
前置きが長くなりましたが、今回はイスタンブールでおすすめのイタリアンのお話。
下記リンクよりどうぞ☆
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