日本にいた頃は、どちらかというと英語が好き!だったはずなのに
なぜだ、なぜなんだ・・・
トルコに来てからというもの、年々増していく英語に対する苦手意識!!!
トルコ語を学べば学ぶほど、トルコ語が身に着けば身に着くほど
英語が読めなくなり、聞き取れなくなり、何より喋れなくなった。
もはや私の脳みその言語中枢は、日本語とトルコ語に支配されている模様。
てゆーか日本にいた頃は、生活の中で英語聞いてないし喋ってなかったし
旅先で使う英語だって、簡単な内容ばっかだったし
そもそも英語で日常会話ができるレベルではないのであった。ハハハ。
トルコに来てからというもの
英語ネイティブや、第二言語として英語を問題なく使いこなす人たちを見ていて
いかに英語が便利な言語であるかということを痛感したのであーる。
トルコで暮らすにあたって、トルコ語を学ぶことには何の迷いもなかったし
むしろ自分のなかでトルコ語は絶対条件!だったので
トルコ語のテキストや辞書とにらめっこする日々は全く苦じゃなかったし
むしろ予備知識ゼロから始めたトルコ語がどんどん分かるようになり
使いこなせるようになることはとっても楽しかった。
んが!そこで満足していてはならぬ。
トルコ語がある程度まで行った今、トルコ語のこれ以上の成長をめざすより
先決すべき課題は、英語に対する苦手意識の克服なのであーる。
せめてトルコ語レベルまで、英語を持って行きたい。
と思い続けて早数年。
ついに一歩踏み出そうとトルコで英語学校に通おう計画が浮上!
先月トルコ語学校を卒業した友達(日本人)が、今度は英語学校に通うっていうから
んじゃ私もその波に乗ろう!と重い腰をよっこらしょ。
*日本で英語を習うより、お手頃価格で受講可能。(トルコリラ大暴落中ですし。)
*クラスメイトはトルコ人なので、英語だけでなくトルコ語の練習にもなる。
こんなメリットありますしね~。
英語に対する苦手意識がなくなると同時に、トルコ語の劣化も防げるだなんて
とってもオトクな戦法だ!というわけです。
見た感じの印象とは裏腹に意外ときっちりしてるタイプな友達が
いろいろ聞き込み調査して一番良さそうな学校を見つけたっていうから
「んじゃ、私もその学校で!」と、完全お任せコース。
でもまぁ、最終判断はやはり自分でしましょうね。ということで
実際に学校へ足を運び、授業形態やらカリキュラムの説明を受け
体験授業を希望してみた。
実際に授業を見てみないことには決断できかねます、ハイ。
「ちょうど来週から新しいクラスが始まるから、初回のクラスをお試し受講して
気に入ったらその日に申込みすればいいわ。」
と、受付のお姉さん。
んじゃ、それで!と、お試し受講したのが先日のこと。
10時から始まるクラスなので、始まる15分前くらいに受付へ到着。
ひとりで授業に参加することに、内心ドキドキなチキンは私です。
体験授業の登録&簡単な説明を受け、いざ教室へ。
9:50 教室に到着。
教室のドアを開けると、中にいたトルコ男子が驚き顔。
「メ、メルハバー。あ、あの私、今日だけ体験授業で参加させてもらうんです。」
と、勇気を出して声を掛けてみた。
『あ、あぁ、そうなんですね。どうぞ、好きな席に座って大丈夫ですよ。』
と、彼も答えてくれた。
ま、そうだよね。ナンデ ココニ ガイジン ガ?!って思いますよねー。
外国人=英語が話せる。とは限らないのだよ、はっはっは。
それにしても教室の中にふたりきり。き、き、きまずい。
自己紹介や何でここに来たかなど、他愛もないお喋りをして何とか乗り切る。
今日がクラス初日だけど、すでにテキストを手にしている彼。
これはきっと、もうひとつ前のレベルも受講していたに違いない。
そうだ、ついでに授業の様子についても聞いておこう。
「今日ってクラス初日ですよね?」
『え、いや?もうこのクラス始まってだいぶ経ってますよ。』
「え、えぇ?!でも受付の人が、今日から新しいクラスが始まるって・・・。」
『いや、むしろあと数日でこのクラス終わるところですけど。』
・・・
。

はい、デター!仕事がテキトーとるこじーん!
前の週にイロイロ説明してくれた受付嬢(体験授業当日の受付嬢とは別の人)
ちゃーんとPC画面でスケジュール確認して言ってましたけど??
あ、もしかしてあれ、日程確認してたんじゃなくって
SNSでメッセージでも届いて、それ確認してたんかな
?!

春に一時帰国の予定があるので、その前にひとクラス終えられるかどうか
わざわざスケジュール確認してもらった(はず)なのにっ。
もはや今日がクラス初日じゃないのであれば、一時帰国と日程被るから
このタイミングでの体験授業の意味すらナイんですがね。
確認したって、確認した内容が正しいとは限らない!
そーです、こつらが変なトルコさんです



お家芸にまんまとやられちゃいました~。あははのは~。
ま、いいさ。いいのさ。
せっかくここまで来たんだから、受けとこ授業。
10:00 まだ他に誰も来ない。
受付嬢の話では、このクラスは生徒10人くらいいるはずなのに。
10:05 先生登場。
ナニジンか聞き忘れちゃったけど、とってもキュートな外国人女子(推定24歳)。
ここはトルコなので、事前に受付嬢→先生へと伝言が行ってるわけもなく
見知らぬ顔(私)をみて、キョトンとしてる先生。
「今日だけ体験授業で・・・」と、たどたどしい英語で説明を試みる。
あぁ、英語が出て来なさ過ぎて、トルコ語がとってもラクチンに感じてしまう。
恐ろしい、この錯覚。(トルコ語がすごいできるわけでは決してないのに。)
すると先生、私に向かってまさかの言葉。
「え、あなたもトルコ人?!」
つたない英語を話し、トルコ人とトルコ語で話すアジア顔。
もはや先生、わけわかめー。
それにしても平たい顔族つかまえて、よくまぁトルコ人と思ったもんだ。
「英語が全然出て来ない・・・ど、ど、どうしよう・・・。 (←トルコ語)」
苦しさのあまり、先程あいさつした彼に助けを求める。
すると彼が、これまたツタナイ英語で、でも私よりコナレタ感じで先生に説明をする。
私は日本人で、トルコに住んでいて、トルコ語はちょいちょい喋るけど
代わりに英語がチンプンカンプンになってしまったので勉強し直したい。
という旨を先生に理解してもらい、めでたしめでたし。
10:15 変わらず他の生徒は誰も来ない。
このあと授業の中で、あれやこれやとツッコミどころ満載な出来事が続々と。
3時間半、トルコ人と一緒に授業を受けただけで、ネタの宝庫なのでした。
気になる授業の模様は、後半で。