雪
ときどき 晴れ
ときどき 晴れなんちゅー空模様だ。
お国の激動ぶりが、お天気にも出ちゃってますね。
アハハハハハハ
今日はとーっても寒くって、その寒さから
そういえば！って思い出したネタを書こうかと。
1ヶ月ほど前の話、言語交換レッスン(日本語×トルコ語)を終え
お腹を空かせながらの帰り道。
寒さのあまり、途中スーパーで買い出しをする気にも
どこかでテイクアウトする気にもならず
ひたすら寒さに耐えながら、家まで競歩バリの速さで歩いた夜のこと。
家に着いたらもう21時過ぎ。
お腹空いた。ひもじい。今すぐ食べたい。
助けて！いぇめっきせぺてぃー！！
ということでトルコでお馴染みのYemek Sepetiでポチッと注文♪
※Yemek Sepetiとは・・・
ジャンクフードからデザートまで、さらには中華に寿司！！も
いろんなジャンルの飲食店が一堂に会したデリバリー総合サイトのこと。
ポチッと注文しといてなんだけど
ホント配達のお兄ちゃんに申し訳ない気持ちになっちゃうくらい寒い夜で
(配達はバイクなので、より一層寒い)
でも己のひもじさを優先させていただきましてね。
ピンポーンと呼び鈴が鳴って
寒さのあまりガクガクブルブルしてるお兄ちゃんの姿を想像しながら
恐る恐るドアを開けると・・・
キラキララ～ン うっ、うっ、まぶしい！
キラキラの笑顔がまぶしいよぉー。
そうなんです。
寒さを微塵も感じさせないキラキラ笑顔の青年が立っていたのです。
キラキラ笑顔ビームに私が動揺している間に
テキパキと商品を取り出し、手渡し、カード払い用の端末機をササッと取り出す彼。
その間も“感じの良さ”がにじみ出ていて、呆気にとられる私。
カード払い用端末機に金額を打ち込みながら話し出す彼。
彼： 今回、Yemek Sepetiを通じて注文されましたよね？
私： はい。(何なに？もっとおトクな注文方法でも教えてくれるの？ ←ガメツイｗ)
彼： 配達完了からしばらくすると、Yemek Sepetiのサイト上でコメント欄がオープンするんです。
僕の名前〇〇っていうんですけど、コメント欄に「〇○最高！」って書いていただけませんか？？
爆！！！！！
そういう魂胆かぁ～～～
いやぁ～
この悪天候の中の配達で、この感じの良さ
ナンデ？ナンデ？？ナンデナン？？？
と、理解不能で困惑してたんですがね。
(仕事だろうと何だろうと、感情が思いっきり顔や言葉に出ちゃう人多いけん。)
日本だったら
「寒い中、ご苦労様ね。ありがとね。」とは思うけど
そこまで疑問に思うことも感動することもないであろうけど
ココ、トルコデスカラ。
もうさ、おかしくってしょーがなくて
でも、お兄ちゃんのキラキラ笑顔＆感じの良さに
私も嬉しい気持ちになったことは間違いなかったしね。
お兄ちゃんがそう望むなら、書いてあげようじゃないの。コメント。
ということで、そのお店に対する過去のお客様のコメントを
ちょいちょい読んでみたら。
* 最高の笑顔で配達してくれた。△△さん、ありがとう。
* □□さんの笑顔が最高に素敵だった！気持ちのいい対応をありがとう。
* アツアツの状態での配達をありがとう、××さん。
・・・
要は、デリバリー係のバイト君たちの間で
「誰が一番、お客様からコメントを多くもらえるか競争」
をしてるわけですね。
アハハ、うっける～。
にしてもね
こうやって多くの人が、デリバリーに来た若造に言われるがまま
わざわざコメントを残しているわけですよ。
それってやっぱり
「キラキラ笑顔＆感じの良い対応が嬉しかったから。」
だと思うのですよ。
トルコで接客業の人がステキな笑顔で仕事してるイメージって
ぜーんぜんないからね。
むしろ、感じの悪さ全開！なのがまかり通ってるのが現実だし。
かといって、日本の接客業の対応力や気遣いは
ちょっと行き過ぎてて正直コワイ・・・なんてことも無きにしも非ず。
高みを目指して頑張り過ぎなあまり、自分が顧客側の立場になったときの厳しさがハンパナイ。
もっとお互い優しく寛容に行こうよ。。。
なーんて、私も日本の社会に戻ったら厳しい目線になりそうだがｗ
トルコ人のみなさんが書き込んでいたコメントを読んでいて
「やっぱトルコ人も、こういう接客されたら素直に嬉しいんだね♡」
って、なんか安心＆ほっこり温かい気持ちになったのでした。
というわけで
トルコ人のちゃっかり具合に、うっかりヤラレタ出来事でしたとさ。
やっぱトルコ人には敵いませーん。笑
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