遡ること3年前。
トルコ移住を決めたまさにその時
親友のお腹には、第一子となる赤ちゃんがいました。
妊婦本人が、自分の出産に私が立ち会うことを希望していて ←どんだけだよw
「トルコ行くなら、私の出産後にしなよ!」と
さっすがぁ~のジャイアン発言をしておりました。
しかし、ジャイアンの願い叶わず
「トルコ行くなら、1年でいちばん好きなチューリップの季節に!」と
6月の出産を待たずして、4月に飛び立った私。
親友が産気づいてる頃
私はトルコライフ2ヶ月目で、ある意味ヒーヒー言っておりました。
それから1年半後。
今度は幼馴染が第一子となる赤ちゃんを出産。
再びこちらも立ち会えず
出産直前、入院した彼女へFaceTimeを使ってエールを送る。
そんなわけで
一番近い存在の友ふたりの
人生のビッグイベントを、両方見逃している私。
そんな私に、3度目のチャンスがやってきた!
しかも、ここトルコで!イスタンブールで!徒歩2分のご近所で!
トルコライフの酸いも甘いも共有してきた
なんなら住む家まで共有してきた(私が転がり込んだw)
大の仲良しちゃんが、ママになるってよぉ~~~。
現在は別々に暮らしている我らですが
変わらずのご近所につき“スープの冷めない距離”な間柄。
彼女の妊娠が発覚してからも
ちょくちょく会っては、お腹をさすさす。
お腹にグリグリ顔を埋めて癒されながら
全く反応の返って来ないお腹に向かって声掛けの日々。
赤ちゃんグッズが売ってるお店の下見も、病院の検診の同行もして
生まれて来る子の“オバ”になるイメトレ、バッチシっす~!
THEイスタンブールな風景をバックに、マタニティフォトも撮りました。笑
「来るかも、来るかも」と
“来る来る詐欺”を数日繰り返したのちに迎えた
人生最大のビッグイベント当日!
来そうで来ない、来なさそうで来そうな状態の中
“最期の晩餐”ならぬ“最期の朝食”をしに
みんなでワイワイ、カフェへ出掛けてみる。
食事中に産気づくこともなく、無事完食。
帰宅後まもなく産気づいたらしい彼女は
旦那くんと共に、入院に向けてせっせと準備開始。
そんなことはツユ知らずな私は、呑気に1日を過ごし
1日の〆にサンセット部活動なんてしながら
「はぁ~、今日もイスタンブールのサンセット最高やわぁ♡」
と、うっとり。
遅めの夜ご飯を支度してると
旦那くんから「病院きたー。子宮口3センチ開いてるみたい。」と連絡が。
え?あ?へ?
なぬぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーー!!!!!
“オバ”になるイメージだけはしっかりできてても
出産に関する知識は皆無な私。
子宮口3センチ開いてるって・・・
それって生まれるまで、あとどんくらい?!?!?!
まぁ、そんなもん、人によって違うんでしょうけど
とりあえずの目安時間が欲しいw
作りかけのご飯作ってぇ、食べてぇ、シャワー浴びてぇ(←夜通し付き添いの覚悟w)
夜食のおにぎり握ってぇ、準備してから駆けつけても間に合うわけぇぇぇ???
とにかく、出産間に合わなかった!ってオチだけは避けたいし
早く病院行って、妊婦を励ましつつ落ち着かせてあげたい!
なんて思いつつ
実は誰よりも「まずはお前が落ち着けよ!」状態でテンパってた私。
いつもの、のんびり亀さんペースはどこへやら
スーパーうさちゃんペースの身のこなしぶり。笑
そわそわ、ドキドキ、いそいそと病院へ辿り着き
「ふぅ~、間に合ったぜぃ。」と安心したのは束の間
この後、延々と「吸って~、吐いて~」を連呼する
長い長~い夜が待ち受けていたのでしたとさ。
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* 第2話
* 第3話/終
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