すっかり春を通り越して
初夏のような陽気になってきたイスタンブール。
うっかり油断して、毛布を冬物→夏物に変えたら
まんまと風邪ひきました。 ←バカ。
つい先月にも
鼻水滝・喉ちぎれそうに痛い・微熱続くという
同じ症状の風邪を引き、ウダウダ寝込んだばっかりなのに。
またもや数日間プチ冬眠状態の日々を過ごし
あー、もーぅ、うんざり!
なかなか快方に向かわず、ダラダラとツライ日々が続く中
ちょっとメンタルも弱りめになっていた数日前のこと。
ベッドの中でぼんやりSNSを眺めていると
衝撃の投稿をハッケン。
あまりの衝撃と心の弱り具合からか、思わず涙するほど。。。
知ってるトルコ語は
「メルハバ!」 と 「テシェキュレ~ル!」 くらいなもんで
かといって英語ができるわけでもないくせに
単身のこのこ、トルコにやって来た2012年の秋。
とりあえず1ヶ月間
トルコ語学校に通いながらイスタンブールに滞在してみて
今後の進退を考えようじゃないか!
なーんて、何とも無鉄砲な私を (あの時の勢い、どこ行った~?笑)
まるで母のように包み込んでくれた、トルコ女子Nちゃん。
彼女のアパートに滞在させてもらいつつ
彼女の職場でもあり、滞在したアパートの真下にあった
Privato Cafeに日々通う中で
プリヴァトというお店や、スタッフのみんなが
たいせつな特別な存在になって行ったのでした。
お試し1ヶ月滞在から半年も経たずして
日本での暮らしに別れを告げ
本格的にイスタンブールに越してきた、2013年の春。
あれから、あっちゅーまに月日が流れ
気が付きゃイスタンブール暮らし4年生となった、今年の春。
Nちゃんが、Nちゃんが・・・
プリヴァトを卒業し、イスタンブールを離れるってゆーんです。
なんてゆーんだろ。
いつも当たり前にそこにいるはずの人がいなくなっちゃう感覚?
とにかくポッカリ感がハンパなく、悲しくて、寂しくて。
思わずベッドの中から
「あなたなしのプリヴァトなんてありえないー!
イスタンブール離れる前に、一緒にプリヴァトで朝食するー!」
と、涙ながらの訴え。笑
念願叶って、訴えから2日後に朝食の場が設けられました。
早々に実現したのは嬉しいのですが、わたくし絶賛風邪っぴき中。
まだまだ起きてるのすらツライ状態でござぁした。
でもね。
「今日の夜にイスタンブールを発つ。」って言われたら・・・
這ってでも行くよね、うん。 ←だいぶ大袈裟。
長年プリヴァトを支えてきたNちゃんにとって
イスタンブール最終日の朝。
近しい仲間たちが集まり
最後の晩餐ならぬ、最後のカフバルトゥをいたしました。
写真のメニューに続き、ギョズレメ・スジュック・ふわふわオムレツ・・・も♪
みんなと朝食を楽しむだけの気力・体力があるか不安でしたが
いざNちゃんの顔みたら、それどころじゃなかったー。
ひたすらHugHugしながら
「なんで?どこ行くの?ねぇ、なんで???」
と、駄々をこねる大のオトナ(わたくし)。
日本人や外国人のお友達を見送ることはあれど
まさかトルコ人を見送る日が来るとは思いもしなかった・・・。
更にさらに、Nちゃんの大の仲良しで
これまた「メルハバ!」「テシェキュレール!」だけの私を知っているDちゃんも
時を同じくしてイスタンブールを離れるという、ダブルの衝撃!
Dちゃんも、私にとっては想い出深い存在の子で
こんな言葉を掛けてくれたんだよなぁ・・・。
最初に出会ったプリヴァトで、最後のカフバルトゥ記念に。
寂しくなるなぁ・・・。
でも、たくさん思い悩んだ末に出した答えだと思うから
彼女たちの決断を、応援したいと思います☆
ご愛読ありがとうございます。
下のアイコンを↓CLICK↓して、tapi旅応援してね