先日、友達とイスタンブール散策中
カフェ休憩をしたときのこと。
友達が最近ハマってるという
Trileçe/トゥリレチェを食べたい!
というので、トゥリレチェ探しの旅に出ました。
甘いものにはぜーんぜん興味のない私は
トゥリレチェ?なにそれ、フルーチェのいとこ?!状態でして。
こちらがウワサのトゥリレチェさん。
なんでも昨年
ここイスタンブールではトゥリレチェ旋風が吹いたそうで
日本のオサレマガジンCREA WEBで特集されていて
「もはやトゥリレチェを知らないイスタンブールっ子はいない!」
んだそうな。
・・・。
完全に乗り遅れてますな、わたくし。w
あ、ちなみにトゥリレチェは、トルコ起源のスイーツではなく
トレスレチェケーキというものがオリジナルなんだそうな。
(起源には様々な説があるそうです。)
で!
ちょうど近くにあったHafız Mustafa/ハーフズ・ムスタファにて
「トゥリレチェありますか~?」って聞いてみたところ
ある!との回答だったので、こちらにて休憩決定。
ハーフズ・ムスタファと言えば・・・
Künefe/キュネフェ!ということで ←個人的な意見w
トゥリレチェと共に、キュネフェとチャイもオーダー♪
(キュネフェ参考記事は→コチラ←から。)
トルコスイーツの中でも、キュネフェだけは大好きな私♡
いつもはキュネフェ1つをお友達と半分こして、ちょうどイイカンジ♪
のところ、この日はプラスしてトゥリレチェも。
初体験のトゥリレチェのお味は・・・と言うと。
んー、悪くない。普通。たまになら食べてもいい。
そんな感じでしたw
今度は、トゥリレチェが売りのお店で食べてみよう~♪
でですよ。
チャイをすすりつつ、トゥリレチェにキュネフェを食べてたら!
なんかいきなり、これ出てきた~!驚
そしてすかさず、チャイのお替りも出てきた~!!喜
正直、トゥリレチェ+キュネフェの時点で
辛党の私にとって、甘いもの摂取率120%で食べ過ぎ!
な気分だったんですが・・・。
チャイは嬉しいけど、今はもうチョコレートいらない・・・
でもせっかくの好意だから・・・
ということで、店員さんの見てない隙に
必殺★紙ナプキンに包んでお持ち帰りの術!を決行w
チャイも飲み終わり、そろそろ出ようかな~
てな雰囲気になってたとこに、再度、店員さん登場。
「チョコレート?それともキャラメル?!」
いきなり、そう聞かれまして。
・・・なんかイヤな予感がして、何で?って聞くものの
「いいから!どっち?」と言われまして。
恐る恐る
私はチョコレート、友達はキャラメルと回答。
「2分だけ待って!」
と、店員さん。
こ・・・これは・・・
なんだかとっても困ったちゃんな展開になりそうな予感。
思い起こせば
店の入口で「トゥリレチェある?」って聞いたのが全ての始まりだった。
そもそもは、1Fフロア担当であっただろう彼が
私たちが座ってた2Fフロア担当へと変わり
私たちの専属ウェイターかのごとく、常に視界に入る位置にて、待機w
こ・・・これは・・・。
と、友達と話していると、恐れていた展開キターーー。
極甘シロップたっぷりカフェラテ!
もはや拷問の域~~~!泣
「な、な、なんで?なんで、そんなにサービスを?!?!?!」
と、困惑する我々にも
「たいしたことじゃないから。召し上がれ!」
的な感じで、クールにキメる、専属ウェイターくん。
もう、この激甘カフェラテさえ飲めば
この砂糖攻めの刑から逃れられるぅぅぅ~!と
友達と「うっうっ・・・正直ツライね。」と言いながら頑張る。
そこへ、極めつけのコチラが登場。
「コーヒーには、コレがないとダメでしょう。」
と言って、Mr.専属が持ってきたのは
トルコスイーツのLokum/ロクム。
いや、マジムリ!!!!!
と、内心思いつつ
「いや、ほんともう十分だから。これは大丈夫。」
と、返却を試みる。も、
「ロクムなしのコーヒーなんて、有り得ないでしょ!」
と彼。
いや、それ、トルココーヒーの話やろがぁぁぁ!!!
とっくのとうに限界は超えていたので
申し訳ないが、ロクムは手をつけないまま終了。
何でも聞きたいトルコジーン♪あるあるで
彼も私たちにイロイロ聞きたかったんだろうけど
合間合間でちょっとずつしか聞いて来なかった彼。
(でも常に、視界に入る位置から、我々のことを観察w)
そんなシャイボーイが、最後の最後で勇気を振り絞って?
核心を突く質問をしてきた!
「君たち、いくつ???」
そう、私たちは知っていた。
彼が私たちの専属ウェイターと化したそのときから
「あー、この子、勘違いしちゃってるね。」と。
実年齢よりずっと若く見えるらしい、日本人。
もはやこれはトルコに限った話じゃなくて、あらゆる国でそうなのでは?
友達がMr.専属に、質問返しで彼の年齢を聞く。
予想通り、私より10歳も若かったw
もはやバブバブゥ~やな。
私たちが正直に実年齢を公表すると
あまりの衝撃に、いてもたってもいられず
全身で驚きを表現する彼。
いくつだと思ったのかと聞いたら、自分より2・3個下だと思ったと。
アリガトウゴザイマスゥ~。
実年齢よりひと回り若く見えるって♡
と、喜んでもいられないわけでして。
今回のように、毎度まいど
相手があまりにも衝撃を受けるもんで
いつか誰かがショック死しちゃうんじゃないかって、ふ・あ・ん。
ダメージを最小限に抑えるためにも
いっそのこと年齢詐称した方が、相手のためにいいのかしら?
と思うくらい。
嘘も方便ってやつ?
彼の期待を裏切り
何なら彼の心を傷付けた可能性まである、私たちの実年齢。
「この詐欺師ババァが!」って言って、サービスで出てきたやつも
全部請求されたちゃったりしてぇ~。なんて思ったけど
お会計は、トゥリレチェとキュネフェ代だけでした♪
結果、チャイ4杯・カフェラテ2杯・(食べなかったけど)チョコとロクム
ごちそうになっちゃった!
甘いもの摂取し過ぎて、もはや体調悪くなりそうな勢いだね。
なんて話をしながら歩いていると
今度は、通りがかりのロカンタのおじさんに捕まった!
「これ食べてみなさい!いいから、味見だけでも!」
と、差し出されたのは、べちょべちょシロップたーっぷりの
THEトルコの激甘スイーツ。
失礼だとは承知ながら
「いや、いりません。もう甘いのいっぱい食べて来たので。」
と、きっぱり断るも、おじさんの勢いに負けた友達が
突き出されたスイーツを受け取ったぁ~!
私は一口食べてギブし、残りは友達に託すw
友達は、半泣き状態で全部食べてました~。エライ!
ほんと、呪われたかのように砂糖漬けだったこの日。
もう、懲りごりです。
相手の意思は二の次で、与えたがりなトルコ人。
与えることで悦に入るあの性質には、敵いましぇ~ん。
断ると角が立つので
上手な逃げ方を、日々勉強中であります。
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