イカメットを手にした昨日
その帰り道に
いつもイロイロお世話になってるおじちゃんに
(参照:体験記【1】体験記【2】体験記【3】)
報告しに行きました。
おじちゃん
某アパレルメーカーの店舗オーナーなのですが
そのお店に行くと
店頭で、おじちゃんと若者男子が会話中。
周りには、その友達とみられる2人の女子。
何やら“ただらなぬ雰囲気”を察した私は
しばらく遠方で待っていることにしました。
若者たちが店の前から離れたとこを見届けて
中年日本女子wが入店。
店内には、さらにもうひとり
レジ前で店員さんたちと話している若者男子の姿。
「はっはぁ~ん、これはアレだな。」
ビビビッとキちゃいました。
中年日本女子の存在に気づいたおじちゃん
いつものようにビッグウェルカムで迎えてくれつつ
実はそれどころじゃなさそうな様子。
たぴ:「どーしたの?もしかして・・・。」
おじ:「そう、万引き。」
おぉ~、予感的中。
万引き現行犯逮捕に出くわすだなんて
今日はイカメット受取りのことといい
いろんなことが起こる日だ。
たぴ:「お店の中、見て待ってるね~。」
おじ:「たぴ、分かってるな?ここはキミの店だ。
気に入ったものがあったら、好きなだけ持って行きなさい。」
・・・結構です(´д`lll)
お店に行くたび
店員さんに「オレの日本人の友達だ。」と紹介され
上顧客扱いをされ(でも買ったことももらったこともほとんどない)
さらに店内の商品を品定めして
「コレとコレ、いただけるかしら?」なんてやったら
日本人ってそういう感じなんだ。って間違った日本人像を
トルコ人店員さんたちに植え付けかねない。
そして、そういう形でお言葉に甘えるのは、あまり好きでない。
おじちゃんが
「はいっ、プレゼントだよ♪」
って、持参してくれる形なら、いくらでもいただくんだけど♡
そんなことより
万引き未遂というダッサイ結果になっちゃった少年A(推定15-16歳)へ
トルコの有名アパレルメーカー店のオーナーは
どのような判決を下すのか。
そこにとても興味津々の私。
少年が仮釈放され、外で待機してた
悪そうなヤツはだいたいトモダチィ~♪
な仲間たちの元へ行ったところを見計らって
コトの詳細をおじちゃんから聞き出す。
なんでも少年Aは、Tシャツを万引きしようとしたらしく
Tシャツについていた盗難防止タグ?を
(タグをつけたまま店の外に出るとアラームが鳴るやつ)
ブチッと、もぎ取ったらしい。
そして、店員さんに見つかり、お縄となったとな。
そのTシャツを実際に見せてもらったんだけど
タグを無理やり取ったので、もちろんTシャツには穴が。
え、これ結構大きい穴空いちゃってるけど
それを着ようと思ってたのかなぁ・・・?
お年頃の若者の考えるコトというのは
万国共通、理解不能であります。
穴が開いてしまっているので
もちろん商品としては並べられないため
結果、少年A様お買い上げ~。
も、現金の持ち合わせがなかったらしく
お店近くの郵便局でお金を受け取れるよう
パパン♡にお電話でおねだりしたそうな。
もちろん自分が万引きをしようとしたことなど告げず
テキトーな理由を言って、急いで送金してもらうよう
頼んだんだとか。
で、パパンの送金手続き?が終わるまで
しばらくの間、仮釈放~。ということ。
でも、ちゃんと見張ってなくて大丈夫なのかしら。
逃げちゃったら困るじゃん。と思ったら
ちゃーんとオトリとしてkimlik/キムリッキ(トルコ人の身分証明書)を
没収してるとのこと。
そして、今回は警察には言わないけど
キムリッキのコピーも取ったし
防犯カメラにバッチリ映像も声も残ってるし
(声まであることにビックリ!)
また同じことしたら、どうなるかわかってるね?
と、お灸を据えたそうだ。
仮釈放中の少年A
全く悪びれた様子もなく
仲間たちとキャッキャ戯れている。
しばらくして
パパン♡が送金してくれたお金を持って
悪そうなヤツは~♪ の仲間のひとりの女子をはべらかせ
再び店内にやってきた少年A。
支払と引き換えに
キムリッキを返却してもらい
もちろん穴の開いたTシャツもゲットwした彼は
鼻歌でも歌っちゃってるんじゃないかって様子で
ほらよっ!とでも言わんばかりの感じで
穴の開いたTシャツを彼女に投げ渡し
店を後にしたのでした。
でも、彼は知らない。
実は、仮釈放中に
店員さんが父親に電話を掛け
一連の出来事を報告していることを。
何も知らずに家に帰って
しばきまわされるがよくってよぉ~。オ~ッホッホッホォ~。
そこからおじちゃんとオチャに出掛ける。
おじ:「日本じゃ、あんなことないだろう?」
って、おじちゃんの中の日本人像はどんだけ善人なんだって話。
たぴ:「いやいや、日本もあるよ。あるあるあるある。
あんな感じの若者、日本にもたーくさんいるよ。」
「日本って、日本人って○○だって本当?」
っていう質問を、これでもかっ!ってほどされ
その内容のどれもこれもが極端過ぎる例で
回答する気にもなりませんでした。
おじちゃんとの2時間みっちりトルコ語レッスン?を終え
おうちに帰ったら、お友達から緊急ヘルプ要請があり
某カスタマーサービスに問い合わせ電話をすることに。
30分以上、質問&確認を繰り返し
最後の最後、今日1日トルコ語のしゃべり過ぎwで
(普段、どんだけ喋ってないんだって言う)
呂律が回らなくなるわ
相手が何言ってるんだか分からなくなるわ
「あ~、もうどうすればいいの!」と日本語で口走った私。w
何度となく
「え、分かりません。もう一度お願いします。」
と、聞き直したにも関わらず
最後まで、冷静沈着に対応してくれたカスタマーサービスの方に
感謝感謝です。
ただでさえ、ストレスが多いであろうカスタマーサービスのお仕事。
「は?喋れもしないのに電話してくんじゃねぇYo!おととい来やがれ!!」
てな対応がトルコスタンダードだと思ってたので ←失礼
感心致しました~。
任務完了して、ほっと一息していると
今度は他の友達から
ケータイ失くした!と連絡。
テンヤワンヤのあげく、無事見つかったとのことで
よかったよかった~。
にしても、ほんと
いろーんなことが勃発した1日でしたとさ。
ご愛読ありがとうございます。
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