イカメット/İKAMET(滞在許可証)を手にした日。 | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

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何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!


先月、ドキドキしながら申請したİKAMET/イカメット(滞在許可証)。

本日、無事に手元に届きました。

もとい、

届かないのでPTT/ペーテーテー(郵便局)へ取りに行きました。


今年は、準備~申請~受取りまで

全て自分ひとりでチャレンジしたので、感慨深いです。


日本語でのイカメット最新情報をお探しの方のために

(実際、私が喉から手が出るほど欲しかったので)

少しでもお役に立てればと、How Toを書こうと思ったら。


ちょうど今日、領事館からもメールが届いていましたが

5月18日より、イカメット申請方法が変更になるという。

・・・またかよ。


私がこの情報を知ったのは2~3日前ですが

領事館から今日お知らせが来たとこからして

ここ数日の間で開示された情報なんでしょうね。


「トルコにお住いのガイジンのみなさ~ん!
来週からイカメットの件、新しくなりますよ~ん♪」

そんな感じでしょうか。


・・・やってらんねぇな。


私も詳細はまだ把握できていませんが

新しい申請How Toについては

内務省移民管理総局のサイトから↓↓↓確認できるそうです。
www.goc.gov.tr


直前の情報開示だわ、日本語での情報ゼロだわ

(まぁ、お前がもっとトルコ語も英語も勉強せい!って話か。)

近々申請予定の方で

頼れる身内やエージェントもいらっしゃらない方

自分自身で頑張らなくちゃならない方

いらっしゃると思います。

心中、お察し申し上げます。。。

どうぞめげずに、無事に申請できますように。

私も去年は

法改正後まもなくの申請で

ドッタンバッタンしましたが、何とかなりました。

去年のギャグみたいな申請当日の模様はコチラから。
体験記【1】
体験記【2】
体験記【3】




さて、新しいイカメットを手にした本日。

無事に届かなかったので、PTTへ取りに行ったと書きましたが

去年と違って、ちゃんと宅配状況のお知らせが来たんです!

PTTからケータイへメッセージがやってきました!これにはビックリ!!


4日前:近日中に届けるよ!

昨日:届けたけど不在だったので、郵便局で保管してるよ!受け取りに来てね!

このような内容のメッセージが届きました。


不在で持ち帰ったって言うけど、不在通知などもちろんなく。

ま、そもそも届けに来てないんじゃないの?

もしくは

風で飛んでっちゃうような場所に不在通知貼ったんじゃないの?

ってウワサ。

そこんとこ、想定内。


受取期限のお知らせなどあるわけもなく

そっこー行かないと

「その荷物、もうココにはないよ。差出人のとこに戻したよ。」

的な展開も大いにあり得るので

本日、予定をキャンセルしてwイカメット入手に走りました。


指定された郵便局支店が、車で行かねばならぬ場所で

降り立ったことのないアウェイエリアだったので

これまたひとりで行くのにドキドキ。


とりあえず、PTTからのメッセージには

支店名のみが書かれていたため

その支店名をもとに、住所を検索。

家の前を通るドルムシュ(乗り合いタクシー)で

近くの道まで行けるんじゃないか?と思いつき

ドルムシュの通る経路とPTTの場所を

地図でにらめっこ。

PTTの近くまでドルムシュで行けることが分かったので

ドルムシュを捕まえて、通りの名前を告げて

その道を通るか運転手さんに念のため確認。


運:「どこに行きたいんだい?え、PTT?そんなとこにあったっけPTT?
まぁいいや。近くまで行ったら教えてあげるから、安心したまえ!」

的な優しい運転手さんで、緊張が和らいだのは言うまでもなく。

同乗してたおばさまも、私と同じ場所で降りるとのことで

ドルムシュを降りてからPTTの場所まで、親切に連れてってくれました。


おば:「PTTはここよ。でも数か月前になくなっちゃったけどね。」

・・・(⊙д⊙!!)



ドルムシュの中で、運転手さんとおばさまが話してた時

ひとつ分からない単語があったんです。

“移転”だか“潰れた”だか・・・

そんな意味合いだけど私の辞書にはなかった単語。


運:「あんなとこにPTTあったっけ~?」

オバ:「あ~、あったけどしばらく前になくなっちゃったのよ~。」


きっとこんな会話をしていたんだね。

ちゃんと理解できてなかった私は

絶賛工事中で跡形もないPTTへ到着して動揺。


このおばさまを逃してはならぬ!!!!!

瞬時にそう判断しw


たぴ:「でもね、私宛の荷物がここの支店にあるってメッセージが!!!」

と、おばさまを巻き込む。

おば:「○○支店ね・・・うーん、でもこの支店、今はもうないのよ。」

たぴ:「え、じゃぁ私、どこに行けばいいの?!」

正直、知るか!!!!って話でしょうよ。

おば:「○○支店は□□って場所に移転したと思うわよ。」

聞いたことあるけど、どこそこ?って地名。

とりあえず、これ以上おばさまを引き留めるのも申し訳ないので

なくなく、おばさまに別れを告げる。


慌ててインターネットで検索。

PTTのサイトにて、再度支店名から探してみても

HP上でも、○○支店の場所は

私がたった今、立ちすくんでいるココ。

移転情報など一切記載されていない。

がーさすー。びばトルコ。



どうせ繋がらないんだろうよ。と思いつつ

サイトにある番号へ電話を掛けてみるも

もちろん「現在使われておりません。」とのこと。


もはや、投げ出したい気持ちになりつつ

私が投げ出したところで、誰も拾ってくれないんだった!

めげるな!踏ん張れ!と自分を鼓舞し

おばさまが言い残して行った、移転先と思われる場所を検索。

そこの支店に電話をしてみる。


1回目、電話が鳴り続けるも誰も出ない。 ←トルコあるある。電話は基本放置。

とりあえず行ってみるか。と思ったが徒歩20分の距離。

私が行きたい方向とは反対方向の一方通行のため

Heyタクシー!もできず。

20分歩いた結果、「ここじゃないよ。」と言われたら

いよいよ心が折れちゃうかも。と思い

2回目、めげずにリンリンコール。


しつこさが勝ったのか?笑

Müdür/ミュドゥル(えらいひと)と名乗るオジサマが

私のつたないトルコ語に電話応対してくれた。

○○支店が□□という場所に移転したことは確かである。

との情報を、えらいひとから得られたことで、ひと安心。

20分の道程もへっちゃらさ。


ついにたどり着いたPTTにて

窓口のオバサマにケータイ電話の画面を提示。

たぴ:「このメッセージを昨日受け取ったんです。」

オバ:「パスポート、持ってる?」

えぇ、もちろんですとも!と、パスポートを提示。

長い道のりの結果、念願のイカメットを手に入れ

もう1年、トルコに滞在できることのありがたみを実感したのでした。

私にとって、汗と涙の結晶であるイカメット。

ありがたや、ありがたや。



ところで。

メッセージくれたのはいいけど

・支店名のみで住所や電話番号の明記がないこと
・受取期限が明記されていないこと
・受取時、パスポート要持参の旨が明記されていないこと
・支店が移転してるのに、HPの情報が古いままなこと
・電話も転送設定や移転先番号の案内は一切なく、「現在使われておりません」なこと


このツメの甘さが

さすが、トルコです。


これだから、トルコはあなどれない。

でも無事に手元にやってきて、本当に嬉しいし安心した~。


トルコの神様~!

これからも感謝の気持ちを忘れずに

粛々と精進してまいりますので

何卒お手柔らかに♡



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