先月、ドキドキしながら申請したİKAMET/イカメット(滞在許可証)。
本日、無事に手元に届きました。
もとい、
届かないのでPTT/ペーテーテー(郵便局)へ取りに行きました。
今年は、準備~申請~受取りまで
全て自分ひとりでチャレンジしたので、感慨深いです。
日本語でのイカメット最新情報をお探しの方のために
(実際、私が喉から手が出るほど欲しかったので)
少しでもお役に立てればと、How Toを書こうと思ったら。
ちょうど今日、領事館からもメールが届いていましたが
5月18日より、イカメット申請方法が変更になるという。
・・・またかよ。
私がこの情報を知ったのは2~3日前ですが
領事館から今日お知らせが来たとこからして
ここ数日の間で開示された情報なんでしょうね。
「トルコにお住いのガイジンのみなさ~ん!
来週からイカメットの件、新しくなりますよ~ん♪」
そんな感じでしょうか。
・・・やってらんねぇな。
私も詳細はまだ把握できていませんが
新しい申請How Toについては
内務省移民管理総局のサイトから↓↓↓確認できるそうです。
www.goc.gov.
直前の情報開示だわ、日本語での情報ゼロだわ
(まぁ、お前がもっとトルコ語も英語も勉強せい!って話か。)
近々申請予定の方で
頼れる身内やエージェントもいらっしゃらない方
自分自身で頑張らなくちゃならない方
いらっしゃると思います。
心中、お察し申し上げます。。。
どうぞめげずに、無事に申請できますように。
私も去年は
法改正後まもなくの申請で
ドッタンバッタンしましたが、何とかなりました。
去年のギャグみたいな申請当日の模様はコチラから。
体験記【1】
体験記【2】
体験記【3】
さて、新しいイカメットを手にした本日。
無事に届かなかったので、PTTへ取りに行ったと書きましたが
去年と違って、ちゃんと宅配状況のお知らせが来たんです!
PTTからケータイへメッセージがやってきました!これにはビックリ!!
4日前:近日中に届けるよ!
昨日:届けたけど不在だったので、郵便局で保管してるよ!受け取りに来てね!
このような内容のメッセージが届きました。
不在で持ち帰ったって言うけど、不在通知などもちろんなく。
ま、そもそも届けに来てないんじゃないの?
もしくは
風で飛んでっちゃうような場所に不在通知貼ったんじゃないの?
ってウワサ。
そこんとこ、想定内。
受取期限のお知らせなどあるわけもなく
そっこー行かないと
「その荷物、もうココにはないよ。差出人のとこに戻したよ。」
的な展開も大いにあり得るので
本日、予定をキャンセルしてwイカメット入手に走りました。
指定された郵便局支店が、車で行かねばならぬ場所で
降り立ったことのないアウェイエリアだったので
これまたひとりで行くのにドキドキ。
とりあえず、PTTからのメッセージには
支店名のみが書かれていたため
その支店名をもとに、住所を検索。
家の前を通るドルムシュ(乗り合いタクシー)で
近くの道まで行けるんじゃないか?と思いつき
ドルムシュの通る経路とPTTの場所を
地図でにらめっこ。
PTTの近くまでドルムシュで行けることが分かったので
ドルムシュを捕まえて、通りの名前を告げて
その道を通るか運転手さんに念のため確認。
運:「どこに行きたいんだい?え、PTT?そんなとこにあったっけPTT?
まぁいいや。近くまで行ったら教えてあげるから、安心したまえ!」
的な優しい運転手さんで、緊張が和らいだのは言うまでもなく。
同乗してたおばさまも、私と同じ場所で降りるとのことで
ドルムシュを降りてからPTTの場所まで、親切に連れてってくれました。
おば:「PTTはここよ。でも数か月前になくなっちゃったけどね。」
・・・(⊙д⊙!!)
ドルムシュの中で、運転手さんとおばさまが話してた時
ひとつ分からない単語があったんです。
“移転”だか“潰れた”だか・・・
そんな意味合いだけど私の辞書にはなかった単語。
運:「あんなとこにPTTあったっけ~?」
オバ:「あ~、あったけどしばらく前になくなっちゃったのよ~。」
きっとこんな会話をしていたんだね。
ちゃんと理解できてなかった私は
絶賛工事中で跡形もないPTTへ到着して動揺。
このおばさまを逃してはならぬ!!!!!
瞬時にそう判断しw
たぴ:「でもね、私宛の荷物がここの支店にあるってメッセージが!!!」
と、おばさまを巻き込む。
おば:「○○支店ね・・・うーん、でもこの支店、今はもうないのよ。」
たぴ:「え、じゃぁ私、どこに行けばいいの?!」
正直、知るか!!!!って話でしょうよ。
おば:「○○支店は□□って場所に移転したと思うわよ。」
聞いたことあるけど、どこそこ?って地名。
とりあえず、これ以上おばさまを引き留めるのも申し訳ないので
なくなく、おばさまに別れを告げる。
慌ててインターネットで検索。
PTTのサイトにて、再度支店名から探してみても
HP上でも、○○支店の場所は
私がたった今、立ちすくんでいるココ。
移転情報など一切記載されていない。
がーさすー。びばトルコ。
どうせ繋がらないんだろうよ。と思いつつ
サイトにある番号へ電話を掛けてみるも
もちろん「現在使われておりません。」とのこと。
もはや、投げ出したい気持ちになりつつ
私が投げ出したところで、誰も拾ってくれないんだった!
めげるな!踏ん張れ!と自分を鼓舞し
おばさまが言い残して行った、移転先と思われる場所を検索。
そこの支店に電話をしてみる。
1回目、電話が鳴り続けるも誰も出ない。 ←トルコあるある。電話は基本放置。
とりあえず行ってみるか。と思ったが徒歩20分の距離。
私が行きたい方向とは反対方向の一方通行のため
Heyタクシー!もできず。
20分歩いた結果、「ここじゃないよ。」と言われたら
いよいよ心が折れちゃうかも。と思い
2回目、めげずにリンリンコール。
しつこさが勝ったのか?笑
Müdür/ミュドゥル(えらいひと)と名乗るオジサマが
私のつたないトルコ語に電話応対してくれた。
○○支店が□□という場所に移転したことは確かである。
との情報を、えらいひとから得られたことで、ひと安心。
20分の道程もへっちゃらさ。
ついにたどり着いたPTTにて
窓口のオバサマにケータイ電話の画面を提示。
たぴ:「このメッセージを昨日受け取ったんです。」
オバ:「パスポート、持ってる?」
えぇ、もちろんですとも!と、パスポートを提示。
長い道のりの結果、念願のイカメットを手に入れ
もう1年、トルコに滞在できることのありがたみを実感したのでした。
私にとって、汗と涙の結晶であるイカメット。
ありがたや、ありがたや。
ところで。
メッセージくれたのはいいけど
・支店名のみで住所や電話番号の明記がないこと
・受取期限が明記されていないこと
・受取時、パスポート要持参の旨が明記されていないこと
・支店が移転してるのに、HPの情報が古いままなこと
・電話も転送設定や移転先番号の案内は一切なく、「現在使われておりません」なこと
このツメの甘さが
さすが、トルコです。
これだから、トルコはあなどれない。
でも無事に手元にやってきて、本当に嬉しいし安心した~。
トルコの神様~!
これからも感謝の気持ちを忘れずに
粛々と精進してまいりますので
何卒お手柔らかに♡
ご愛読ありがとうございます。
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