いったんホテルに帰りまして~、ほっと一息。
も束の間、おなかが減ったので、腹ごしらえに出掛けまーす。
食べたいものリストのひとつがあるお店、Simit Sarayıへ。
よく道端で売ってるゴマパンSimit(スィミット)。あれに具を挟んでサンドにしちゃったやつ。
前回ご紹介した天使さんのブログ記事 を読んで、行ってみたかったんだー。
大人気らしく、行く先々で見かけたお店だったので、ホテルからさくっと行ける店舗に入ってみました★
行った時間が悪かったのか(21時くらい)、行った店が悪かったのか・・・
サンドの種類は1種類しかなく、しかも作り置きだったので、パンが水分吸いまくり・・・
ちょっとザンネンな感じでした。
きっと、天使さんが紹介してる、タクスィムのおっきなお店に行ったらよかったんだな!
腹ごしらえをしていると、ギュナイさんからもしもしコール。
「いまどこ?」
『Simit Sarayıでごはん食べてるよー』
「じゃぁ40分後にパシャのホテルに集合ね」
パシャからは別途、「時間に遅れず来てね」的なメールが来ており・・・
え、なに?あたし、遅刻魔キャラ??もしかして昨日、パシャのホテルに着いたのが遅かったから ?
ふぅー、ふたり揃ってスパルタだぜ。
そんなわけで、絶対時間に着いてやるぅ!と、時計とにらめっこしながら、いそいそ夜の街を早歩き。
相も変わらず聞こえてくる声掛けも、無視・無視・無視!!!
3年前には想像もつかなかった。夜にこうやってひとりでイスタンブールの街を歩けるようになるだなんて。
夜のスルタンアフメットジャーミィ(ブルーモスク)♪
夜のアヤソフィア♪
オンタイムに到着したわたくし。エッヘン。
今日もパシャがチャイを淹れてくれます。チャイって何杯でも飲めちゃう★
10分・・・20分・・・30分・・・
待てど暮らせど来ない。ギュナイが来ない。
どゆこっちゃ ヽ(*`Д´)ノ !
パシャは日本語が全く話せないので、コミュニケーションは英語。
カタコト英語なわたしには、ふたりで会話し続けるのもそろそろ限界なんですけど・・・
すると、レッドブル片手にタクシーで現れたギュナイさん。
またレッドブル飲んでる!てゆうか遅っっっ!!時間指定したの誰だぁー!!!
Noと言えない日本人代表なわたくしも、さすがにごきげんナナメですよ。まったく。
でも、怒ってたらすぐ謝ってくれたので、さっさと水に流しちゃいました。
トラムとかで行くのかと思いきや、そのままタクシーで新市街へ!
わぉ!ブーセレー♪
海沿いを走るタクシーの中から見た夜景、とってもキレイだったなぁ。
こうやって、ふたりが一緒にいてくれるからこそ、見られる景色。
ひとりぽっちで旅してたら、見ることのなかった景色。
「なんでそんなに静かなの?」
『景色にうっとりしてるんだよ・・・』
新市街のメインストリート、イスティクラール通りの入口でタクシーを降り、そこからは
賑わう街中を歩いてまいります。
週末ということもあり、めちゃくちゃ賑わっておりました。
お昼にしか来たことないこの通り、夜は全く違う雰囲気で、歩くだけでおめめキララ~ン★
通りを北上し、タクスィムあたりまで来ると、横道に入ります。
レストランや飲み屋さん、夜遊び処が所狭しと並ぶ中、お酒が入ってゴキゲンな人・人・人!
薄暗い通りも歩いたりして、なんだか急に怖くなってきた私。
首からぶら下げてるカメラをしまい、ギュナイのうしろにぴったりくっついて歩きます。
歩いて、歩いて、歩いて、、、って、この道さっきも歩いたよね? センパイまさかの迷子!
途中、いきなり立ち止まり。
これまたまさかの腹ごしらえ~。
あっあっ!コレー!
ムール貝のピラウ♪
あたし食べたかったやつー!!!
「食べる?」
『(おなか空いてないけど) うん♪』
ムール貝を開けると、中にはピラフが入っていて、それにレモンを絞ります。
もう片方の貝殻にピラフを乗せてー、そのままいっただっきまーす。
うっうっうまーっしゅ★
はぁぁぁ、こんなタイミングで食べられるだなんて!超ラッキィ!!
と思ってたら・・・あれ?2個目渡されたけど。
ふとギュナイさんを見ると・・・まさかの連続食い!わんこそば状態!!
そうやって食べるものなんだ?なんかウケるー。
って一連の流れが終わってから、あっ!写真!!ってなったから、この1枚しか撮れなかった。。。
ムール貝ピラウの全貌わからず。ちーん。
腹ごしらえも済み、さらに歩いて迷ってどれくらい?
ついにお店ハッケーン!時刻はすでに日付変わっちゃってまーす!驚
ほんっと、ふたりが一緒じゃなきゃ、こんな時間にこんな場所を歩くだなんて、絶対ありえない行動です。
タクスィムに行くって話になったとき、ウザいくらいに
『最後まで私のこと見捨てないでね!ホテルまでちゃんと連れて帰ってね!!』と念押しをした私・・・。
シェレフェ~♪
そうそう、乾杯といえば・・・初日に3人でゴハンを食べに行ったときの話 。
再会に感激し、かなりゴキゲンだった私。
お酒がなくなりそうだったパシャに 『何飲む?』 って聞いたらば。
「シャラップ!」
(´;Д;`) なっなっなんでー???
と、激しく傷ついていたら、横で笑ってるギュナイ。
shut up(英語) ではなく şarap(トルコ語)だったってゆう。
トルコ語でシャラップって、ワインのことなんです。アハハ・・・。
そんなわけで、今宵もパシャさんはシャラップを愛飲されとります。
いろーんな国のひとがいーっぱいいて、みーんなお酒飲んでゴキゲンで。
お手洗い待ちの長蛇の列に並びながら、トルコギャルたちと呑んべぇトークとかもしちゃったりもして
あー!地域密着って、たーのーしーいー!!
はい、保護者に挟まれすっかりゴキゲンなわたくしです。
心から信頼できるギュナイさんがいるからこそ、安心しきって酔っ払えるって話です。
パシャも優しいしねー。
帰り道、トルコのミッツ・マングローブ?女装家の方々が闊歩する姿を目撃!
いやぁー、ディープだわぁー!
帰りもタクシーでブーセレ移動。
ホテルまでちゃーんと送り届けてくれて、解散♪
あれ。
気づけばわたし、この夜ほとんどお財布出してない・・・。
連れて行ってもらったうえに、すっかりゴキゲンになったうえに、ちゃっかりごちそうになるっていう。
ギュナイさんパシャさん、ごっつあんです (・ー・*)ゝ
ホテルに着いたのは午前4時前。なんてこった。
言うまでもなく、本日も即意識不明の重体です。
ちなみにギュナイさん、翌日も朝8時からお仕事ですけどね・・・。