ついにー!キター!!!
地球の歩き方 トルコver. 最新版が
発売されたってよー!
そういえば、
地球の歩き方のイスタンブール特派員として
書いていたネット記事は、
特派員卒業とともに抹殺されてしまいましたー。
ついにー!キター!!!
地球の歩き方 トルコver. 最新版が
発売されたってよー!
そういえば、
地球の歩き方のイスタンブール特派員として
書いていたネット記事は、
特派員卒業とともに抹殺されてしまいましたー。
★tapi旅★ 祝14周年!
アメブロを開くことすらろくにしないのに
なーにが14周年祝いじゃい!
と、自分自身にツッコミを入れつつ
ふとブログを書きたくなったので書いてみる。
そのこと自体を思い出さなくなって早何年?
だったけど、8月かぁ・・・で思い出した。
アメブロの初記事投稿は14年前の8月。
それから毎年、今回と同じタイトルで
周年記事を書いてたなーって。
最初はいろんな国の記事を書いていたのに、
私の心とブログがトルコに乗っ取られ
勢い余ってイスタンブール暮らしが始まりーの
からの終わり―の。
思えば本帰国も8月でした。
あれから7年・・・
(え!さすがに時の流れが早すぎる!!)
最初の3年くらいは、東京で暮らしながらも
心は常にイスタンブールだったけど、
環境が変わり、新たな人間関係も構築し、
今や東京ライフに心ごとどっぷり。である。
そんな中、なぜだか不思議なんだけど
近頃、イスタンブールにいる夢をよく見る。
東枕から西枕に変えたせいだろうか?
そしてだいたいの夢の舞台は
写真のような、海沿いエリアである。
今や、ほぼ見返すこともなくなった
トルコ写真館(それってつまりは過去写真)を
久しぶりに眺めていたら不思議な感覚に。
写真の中にある「日常」は
本当に自分が経験したものなのか?と。
自分ゴトではなく、
まるでヒトゴトであるかのような感覚。
あー、あの頃に戻りたい!
と思うわけでもないし
あの頃はよかったなぁ・・・
と思うわけでもない。
帰国後は喪失感いっぱいで、
アンパンマンのマーチよろしく
「何のために生まれて何をして生きるのか」
分からず嘆いた時期も長かったけど
(にしても、改めて歌詞を読むと
いい歌だよねー。朝ドラあんぱんも大好き。)
新たに育んできた人間関係は愛おしく
大切な人たちが傍にいる暮らしは
幸せでなにより安堵感がある。
よく聞く話だけど
女性は「上書き保存」型であると。
きっと私もご多分に漏れずそのタイプ。
イスタンブール暮らしのことも
すっかり「上書き保存」されたものと思っていたけれど
しっかり「名前を付けて保存」されているみたい。
さすがにその経験は上書きできなかったか!笑
って、思い知らされた感のある気づきだった。
誰か想い人がいるとかならまだしも、
「人」ありきではなくて
「場所」そのものに猛烈に惹かれて
移り住んで暮らしたという経験は
平べったく言うと
掛けがえのないプレシャスな財産で ←
いつまでも私の中に残るのだと思う。
たまに「上書きされたかな?」って思うけど
奥底からジャジャーンて登場するんだろな。
イスタンブール暮らしの終盤に
強く思っていたこと。
人生の次なるステージは、
どこで =「場所」よりも
誰と=「人」を大切にしたい。
いまも、まさにそう思いつつ
出てくる言葉をつらつらと書いていたら
少しばかり心が落ち着いた。
最後に、
過去の周年記事を読んでみたら
その当時のTLレートを記していて
へぇー!となったので(ただそれだけ)
記録として書いておこう。
1TL=3.6円(2025.8/20時点)
予約購入して発売日に届いて早々
くすくすしながら読んだまま
2週間熟成させて←
もっかい読み返したよー!
市川ラクさんのトルコ漫画 新刊
スルタン・スイート(2)
ということで、
私が注目・共感・グッきたポイントを
じゃんじゃん挙げて行くとする。
ラクさんのマンガを読みながら
この記事を読んでいただきたし。
まずご注目いただきたいのが
主人公の灯くんの部屋の窓!
2巻の最初と後半に出てくるんだけど
その開き方が違うのだ。
トルコあるある、上にも横にも開く窓。
ラクさんが実際によく足を運んでいる
バレエ(やオペラ?)鑑賞。
私もトルコを離れ1年ぶりに戻ったとき
ラクさんがチケットをとってくれて
一緒に観て楽しませてもらったのを
懐かしみつつ。
あと、青空市場の場面に描かれていた
Pazar arabası/パザル・アラバス!
トルコの青空市場でよく見かける
買ったものを入れて
ガラガラ引いて歩けるバッグね。
最近ふと、スーパー帰りに
その存在を思い出して
「東京生活でもあれ欲しいな」
と、思っていたとこ。
オスマン帝国時代の兵士が遠征時に
食事用スプーンを頭に着けていたって話
トプカプ宮殿だかどこだか忘れたけど
見聞きしたことあるかもー!
作中に、オスマン帝国の宮廷料理が
いろいろ出て来るんだけど
料理だけでなく、現代に繋がる
文化や習慣についても描かれていて
ほほぅー!ふふーん!へへぇー!だよ。
しばらく前に日本のTV番組
THE世界遺産で鈴木さんが訪れていた
イスタンブールのテオドシウスの城壁。
灯くんもここを訪れて、トルコ...
以前のオスマン帝国...以前の
コンスタンティノープルの歴史に触れていた。
トルコではよく見かけるんだけど
マトリョーシカ式の茶机。
家が狭くてスペースが少ない
東京暮らしこそ、あの机が欲しい。
2巻全体を通して一番ツボったのが
オスマン帝国の軍人の奥義
オスマンル・トカドゥこと殺人ビンタ!
なにそれー!初めて聞いた!!
その由来にも驚きなんだけど
ラクさんの描写がさ、サイコーなわけ。
戦場で武器を失った
頭にスプーンを着けた軍人が
命懸けの殺人ビンタをする絵。
現実の話だと思うと笑えないけど
この描写は笑わざるを得ない。
カオスな街、イスタンブールの様子が
伝わって来るシーン。
喧騒に遮られる灯くんの声。
カタカナ表記のトルコ語がジワる。
イスタンブールのいろんな音、恋しい。
この2巻でいちばん刺さったのは