「照る照る坊主」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

梅雨入りが記録的におくれていた西日本でも、先日ようやく梅雨に入りました。雨が降らず夏に水不足になっても困りますが、災害にまでなってしまうような大雨はいずこでも起こらず、適度に降ってほしいものです。特に、昨年大きな被害があった地域では、いまだ復興の途上にあるところも多くあるかと思います。重ねての被害が発生しないよう、また、昨年被害に遭われた方が早くもとの生活に戻れますよう、切に切に願います。

 

ただ、大きな雨はなくとも、毎日毎日じめじめした天気が続くと、晴れの日が恋しくなります。まあ梅雨が明けたら明けたでかんかん照りの猛暑日が待ち構えていて、そうなるとまた適度な雨が待ち遠しくなり、何で平均的に降ってくれないんだという思いもちょっと頭をよぎりますが、とりあえずは梅雨の間は晴れてほしいという思いが強くなります。そんなとき、子供のころよく窓なんかにぶら下げていたのが、きょうのお題のものです。そうです、用字用例辞典では漢字表記になります。

 

私はこれは平仮名表記とばかり思っていたので、非常に驚いたのですが、確かに、日が照るように祈ってつくるものですから、用字用例辞典で動詞「照る」がもともと漢字表記であることを考えれば、実に妥当なものだと考えられます。

ただ、これまでの習慣からやはり間違ってしまいそうな気がしますので、どこか頭の片隅に置いておこうと思います。