きのうの記事の続きです。というか、きのうの記事のほうが前振りというか、こちらの記事を書こうとしたらやっぱり別に要るだろうと思って追加したものです。
まあそれはいいとしてきょうのお題ですが、用字用例辞典に載っているのは全て日本語としては「突」で表記できる言葉です。
漢字と平仮名のものがあるのですが、結構間違いそうなものも含まれているので、とりあえずまとめて列記してみます。
・突っかい棒
・突っ返す
・突っかかる
・つっつく
・つっけんどん
・突っ込む
・突っ立つ
・突っ走る
・突っ放す
・突っぱねる
・突っ張る
ほぼ漢字表記ですが、そのうち「つっつく」は「つつく」の変化したものだから平仮名でいいとして、問題は「つっけんどん」です。
この「つっけんどん」は一般的に平仮名表記をよく見かけるような気がしますが、「突っかい棒」が漢字ということを知っていれば、「つっ」で始まるものは漢字でオーケーのような気分になり、思い込みによる間違いが生じる可能性があります。
なれたころに発生しがちな間違いですから、やはり一つ一つの確認が重要であることは言うまでもありません。