「つかる」 or 「漬かる」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

辞書では、一つの項目で記載されているものの使い分けです。

「つかる」を調べますと、まず漢字表記としては「漬かる」のみが記載されており、意味としては二つ、「液体の中にひたる。転じて、ある状態などにはいりきる」と「漬物が、食べごろになる」とあります。(ともにデジタル大辞泉より)

このうち、前者のほうには、「「浸かる」とも書く」という注記がありまして、まあ確かに、余り「風呂に漬かる」とは書かず、「浸」のほうがしっくりくるような気がしますが、こちらが用字用例辞典では平仮名表記になります。

 

例)スマホがポケットから落ちて水たまりにつかってしまった。

  キュウリのぬか漬けがちょうどよい漬かりぐあいだ。

 

スマホが手からつるっと落ちて水没したという話は、非常によく聞きます。

私はもうiPhoneを使い始めてから10年余りになって、使い勝手は非常に満足しているのですが、ストラップ穴がないのでついぞ手から滑って落ちてしまって、それで一度は危うく某所のラーメン屋のぼっとん便所に落ちてしまうところでした。(寸前で助かりました)

水たまりにつかるもダメージが大きいですけれども、ぼっとん便所とかだともう回収すら不能です。田舎にはまだぼっとん便所が存在しておりますので、ぜひアップル社には、ちょっと外を加工してストラップ穴をつくってほしいものです。