辞書では、一つの項目で記載されているものの使い分けです。
「つかる」を調べますと、まず漢字表記としては「漬かる」のみが記載されており、意味としては二つ、「液体の中にひたる。転じて、ある状態などにはいりきる」と「漬物が、食べごろになる」とあります。(ともにデジタル大辞泉より)
このうち、前者のほうには、「「浸かる」とも書く」という注記がありまして、まあ確かに、余り「風呂に漬かる」とは書かず、「浸」のほうがしっくりくるような気がしますが、こちらが用字用例辞典では平仮名表記になります。
例)スマホがポケットから落ちて水たまりにつかってしまった。
キュウリのぬか漬けがちょうどよい漬かりぐあいだ。
スマホが手からつるっと落ちて水没したという話は、非常によく聞きます。
私はもうiPhoneを使い始めてから10年余りになって、使い勝手は非常に満足しているのですが、ストラップ穴がないのでついぞ手から滑って落ちてしまって、それで一度は危うく某所のラーメン屋のぼっとん便所に落ちてしまうところでした。(寸前で助かりました)
水たまりにつかるもダメージが大きいですけれども、ぼっとん便所とかだともう回収すら不能です。田舎にはまだぼっとん便所が存在しておりますので、ぜひアップル社には、ちょっと外を加工してストラップ穴をつくってほしいものです。