「張る」 ※新訂にて変更 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

これはしょっちゅう出てくるんですが、いまだに間違います。

 

例)ロープをぴんと張った

  ポスターを壁に張りつけた。

  

特に、例で示した下のほうです。

「貼」と書きたくなりませんか?

 

デジタル大辞泉を見てみると、項目の頭には「張る」しか書いておらず、たくさんある意味の中で幾つかには、付記のような形で「「貼」とも書ける」と書いてあります。

なので基本的には「張る」ということで日本語としても間違いなさそうなんですが、この仕事を始めるまではずっと「貼」のほうを使っていたものですから、どうしても「貼」と書きたくなるときがあるのです。

 

というか、先日パソコンを買いかえてから、新しい日本語入力システムでは「貼」のほうがとりあえず出るんですよ。そしてそれをうっかり見逃してしまうんですよ。

これまで5年余り頑張って育ててきていたMicrosoftIMEは、言うことを聞かないながらもそういえば「張る」はちゃんと覚えてくれていたんだなとちょっと評価が上がりました。(笑)でも次も使わないですが。

これから頑張ってATOKを育てていかなければなりません。まだまだ頭が真っ白に近い幼児のような段階ですが、非常に学習能力が高いみたいなので、最初が肝心そうです。気をつけて入力していきたいと思います。