平仮名で並べると意味がわかりませんが、これらの言葉には一つの共通点があります。
それは、漢字で「塵」と書くことができることです。
「ちり」はいいとして、「じん」のほうは個人的に非常に漢字で書きたいです。
例えば「じんかい」です。
ごみを意味する言葉ですが、自治体関係ではごみ処理の関係でよく出てきます。特に予算や決算のときに費目名称としてよく出てくるのですが、大抵お客様にいただいた資料では「じんかい処理費」ではなく漢字表記で「塵芥処理費」とされていることが多いです。
こういう場合、お客様の御要望により、資料の表記に従う場合と従わずに用字用例辞典のルールどおり記載する場合の二通りがあり、つまりは顧客によって異なるので、本当に本当に気を使います。
また、「集じん」です。
ごみを集めるの意味ですが、たまに工事の話のときに「集じん機」などとして出てくることがあります。こちらもお客様にいただいた資料では漢字表記で「集塵」とされていることが圧倒的に多いです。
この場合もお客様の御要望で漢字表記する場合があったりして、一概には言えないので非常に微妙です。
ただ、特定の話のときにしかほとんど出てきませんから、納品前のチェックリストに入れていません。もちろんこの言葉が出てくる話のときにはチェックに加えますが、それだけが救いです。