これは「案分」同様、限定的使い分け案件になります。
ただし、案分とは違い項目は分けられておりますが。
限定的なのはずばり「批難」のほうで、用字用例辞典にはこの項に「会計検査」と記載されており、用例として「批難金額」「批難事項」とあります。要は、会計検査院に突っ込みを受けた分のことですね。
そういうわけなので、私はこれまで「按分」と同様「批難」を使用したことはありません。通常は「非難」であると覚えておけばよいでしょう。
むしろ、うっかり変換ミスの「避難」のほうを気をつけるべきかもしれません。(「難」が同じなので見落としてしまうことがあるため)