先日「シン」という読みの漢字の幾つか について記載しましたが、今度は全くテイストの異なる「シン」について言及してみます。
「芯」は物の中央、中心の意味で使われ、「しん」は「心」の意味で使われるものです。
(例)若いのにしっかりした、考え方に芯のある子だ。
あの子はほんとうにしんが強い子だ。
そもそも私は今まで全部「芯」としていたので、用字用例辞典でこのことに気づいて、自分の物知らずに改めてがっかりしたものです。
「しん」は、このほか、「しんが疲れた」「しんは素直な子だ」などで使われると用字用例辞典には書いておりますが、やっぱりこの先も間違いそうな気がするので、気をつけていきたいと思います。