危機管理について | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

セキュリティー のことについて先日触れたので、このことにもついでに触れておきましょう。

ずばり、パソコンが壊れたときに備えるということです。

パソコンも物なので、当然いつかは壊れます。

壊れたら当然仕事はできません。

しかも修理に出したら、個人なのでメーカー送りにされて1週間以上かかることもあります。

さらに戻ってきたら、まっさらな状態になったパソコンを、仕事ができる状態に戻すという作業が必要になります。


まず大事なのは、危険なことはしないということです。

今、ウィンドウズ10へのアップデートでパソコンが壊れたという方が非常に多いようですが、そういう危険な作業は行わないに尽きます。

万が一するとしても、仕事のあまりない時期で、かつ、メーカーの長期休みなどではない時期がよいでしょう。

もし壊れたのが繁忙期だと、仕事を当然受けられなくて話にならないですし、盆やゴールデンウイークだったりすると、全く修理から返ってこずにほんとうに泣きを見ることになります。


ただ、それでも壊れるときには壊れますので、次に大事なのは、壊れたときに備えることですね。


まず、必要なパスワード等は印刷してわかりやすいようにまとめておくことが必要です。

私の場合、仕事をもらったときは、例えばデータのアップされたサーバーにログインしてデータをダウンロードしてくる必要がありますが、それ以外にも何かの便利な機能を使うためにユーザー登録しているとか、山ほどログインIDとパスワードを持っています。

それは、パソコンに入れているだけだったら、パソコンが壊れたらかなりの高確率で消えてしまいます。

IDの再発行などにかかる手間を考えれば、印刷してどこか紛失しないように置いておくことがベターでしょう。

私はちなみに、インターネット設定に必要なプロバイダの書類と一緒に保管しています。

壊れたときにはどうせ一遍にしないといけないので、探し出す手間を考えたら最初から一緒にしておくと便利ではないかと思っております。


その次に大事なのは、データのバックアップをとっておくことでしょう。

バックアップといっても、仕事のデータそのものをとっておくのは禁止されておりますので、それ以外のものです。

例えば私は作業を円滑に進めるためにワードでマクロを組んでいますが、そのファイルとか、エクセルで辞書をつくっていますのでそのファイルです。

数年前まではCDでとっていたんですが、面倒なので頻繁にはとれなくて、パソコンが壊れたときにもとに戻すのにとんでもない手間がかかったので、私は専用のソフトで毎日オンラインバックアップをとるようにしています。

ちなみに、ノートン360というセキュリティーその他一体になったソフトです。何回かのクリックで簡単にバックアップができて、簡単にパソコンにデータを戻すことができます。

すごくアフィリエイトみたいになってしまいましたが、もう何年も使っていて私的にはなくてはならないソフトです。


あと大事なのは、もろもろの作業を自力でできることでしょう。

もしパソコンが壊れて、修理に出して戻ってきたとして、パソコンの設定を業者に依頼していたのでは、数日とか待つことになりかねませんし、お金もかかります。

業者でなくて人に頼むにしても、その人の都合もあるでしょうし、「じゃあ自分の次の休みの日に」などということになって、やはり時間がかかることがあるかと思われます。

まあパソコンの故障自体を直すことまではできなくとも、ある程度のことは自分でというのは、仕事を迅速に行うためには非常に重要なことではないかと思われます。


まあ、壊れなければそれが一番よいのですがね……。