これも頻出するのに最初よくわからなかったものの一つです。
ざっくり言うと、数を数えられるものが「1つ」で、そうでないものが「一つ」になります。あと、副詞で、軽く依頼するときに用いる「ひとつ」があります。
(例)そうなっても、私は一つも困らない。
2つの会社を合わせて1つにする。
以上のことを、ひとつよろしくお願いします。
また、これから派生したもので、「1つずつ」 or 「一つずつ」もあります。
「1つずつ」が「1個ずつ」の意味で、「一つずつ」は「順に」の意味です。
(例)リンゴを1つずつ配る。
内容を一つずつ確認する。
しかしこの「1つ」「一つ」の最も恐ろしいところは、顧客によって個別ルールがあることが非常に多いことです。
<全部「1つ」に>や<全部「一つ」に>というオーダーはもちろん、基本は「1つ」でも「一つ一つ」は漢数字を用いるなどもあり、
非常に混沌とした世界で、最初はほんとうに大混乱に陥っていました。
いまだに気を抜くと間違っていることです。