ジャズを上手くなるには必ずセッションに参加しないといけない。
先日は、あるピアニストに誘われてプライベートセッションというものに初めて参加してきた。
そこは、個人が完全プライベートにピアノやドラムを設定してプライベートなライブハウスを作ったようだ。自宅を改装して作ったようでお店のライブハウスと比べると少し小さいかもしれないが、ジャズを演奏するにはちょうどいいのかもしれない。
当初防音が気になったが、自宅には小さな畑もあり周りも少し林があるようで、隣宅には隣接していないようで、あまり気にしなくても大丈夫なようだ。
到着すると既に10人ほどの男女が演奏をしている。
しばらくすると僕の名前を呼ばれた。少し前は一生懸命ピアノを練習して何とかピアノを上手くなりたいと思っていたが、結局音楽を通じて自分の出したい音を出すのであれば、ピアノにこだわる必要はないかなと思い、最近はボーカルをメインにしている。
そこで早速ボーカルで参加。
一緒に演奏する男性が近寄ってきて言った。
「僕、ボーカルには厳しいんですよ。」
え?
この挑戦的な言葉は?
他のセッション会場で顔だけ見たことある人、名前は知らない人だが、歌う前に言われた。
特にこの人と親しい訳でもなく、今まで何か話た記憶もない人から歌う前に言われた。
嫌な気持ちで1曲歌う。歌いづらい。
スキャットにも何とかチャレンジし、やれやれと思っているとまたひと言。
「前に突っ込んでますよ。」(ニヤ!)
はあ。。。
何とも歌いづらい。
今までやりやすいセッション会場しか行ってなかったが、それが事実だとしてもほとんど面識のない人から頼んでもないのに言われるのは気分がいいものではない。
というか、これってジャズをやっている人がすることだろうか?
何のために?自己満足?
その人は、見るからに僕よりはジャズのことやジャズのセッションのことについて詳しそうな人だったが、これがジャズをやる人の普通のことなのだろうか?いい演奏をして歌も上手くなりたいのだが、このような人たち蔓延しているのがジャズのスタンダードだとするとこのような世界には関わりを持ちたくないのが本音だ。
幸いにもここの家のオーナーさんは、ものすごくいい人でジャズを通じて人生を楽しもうという気持ちに満ちている人なので嬉しかったが、人の歌にとやかく言う人が毎回来るようだったらちょっと厳しいなと思ったプライベートセッションだった。
今まで思い返してみると、プロのミュージシャンの方は、演奏後も優しく話してくれるが、素人の方はそうでない人もいるようだ。