ヴォーカルの練習 | タップダンスとジャズピアノ! 

タップダンスとジャズピアノ! 

ジャズピアノをやっています。
(実は、タップダンスは少しお休みをしています。)

最近は、何とかジャズのセッションに参加しています。周りの方と比べると毎回落ち込むばかりですが、音を出すことの楽しさを少しずつ感じながら頑張っています。

すみだストリートジャズフェスに出演することが決まり、自分なりに場数を踏もうと思っている。
そこで先日は、新宿曙橋にあるヴォーカル専門のセッションに行って来た。確か、フィルほにゃららとかいうお店だ。

四谷三丁目から地図を頼りに歩くと思っていた場所にあったのですぐに見つかった。4階まで階段で上がったが、階段が異常に狭い。(汗)
扉を開ける前から店の中からジャズの音が漏れている。扉を開けるとまずはドラムの音が耳に入ってくる。おや、ドラムの音が大きい。

このお店はネットで見つけたのだが、ホームページの情報は充実していてある程度お店の様子は分かっていた。ここの演奏は素人の方は演奏出来ないらしい。弾き語りはNG。ポップスを歌うこともNGらしいが、エリーマイラブのように外国語でカバーされている曲はOKだとか。演奏者用に譜面を3部用意するようにと書かれてあった。
女性ヴォーカルも募集していたが、その条件もそこそこ厳しそうだった。歌詞を観て歌うとNG。
とにかくヴォーカルに対して真面目に取り組んでおり、シャレで歌う人は来ないでほしいとでも言っているような感じだ。

お店の広さは、15席程度。この日は、僕よりも先にカップルが2組(4人)が既に飲みながら歌っていた。
僕が席に来ると、45くらいのママさんが来て、今日はヴォーカルの日であることの説明をして、僕が歌いますと伝えると名前を書く紙をテーブルの上に置いて行った。

バンドはホームページにも掲載されていた通り3名。奥にアップライトピアノがありアラフォー男性が、ベーシストはもう少し若くてきゃしゃな男性が。ドラムは、ピアノの前にどんと突き出したように設置されておりアラフィフの男性が叩いている。ヴォーカルのお客さんの名前を呼んで仕切るのはドラムの男性。
どうやらこの男性がリーダーらしい。

このドラマー、演奏の時の表情が独特。結構ふくよかな感じで、ちょび髭を蓄え小さめのメガネ、しかも坊主。どことなくお笑いのTKOの木下に似ている。なのに、、、なのに、、、何だかかっこを付けて叩いている。どこを見ているのか分からないような目つき、口をとんがらせながら、時々しかめっ面で、大昔見たドリフのコントのような感じ。しかも他の音と調和を乱すような大きな音。セッションに行くと時々いるあまり慣れていないドラマーの叩き方だ。むむ、プロの方でしょうか????
音を聴きながらその表情を見ていると少しイラっとする。(笑)

僕の順番が回って来た。例によって用意した3部の譜面を3人に渡し、まずは、Fly to the moon 。普通に気持ちよく歌えたが、やっぱりドラムの音が気になる。
お客さん5人で二回りしたところで休憩になった。演奏者もそれぞれお客さんのことろに行って談笑したり、カウンターで休んだりしているが、このドラマーはトイレ横の辺りで物を片づけたたりしている。んん? ママさんとも小声で会話をしている。んん?

おそらくこのドラマーがこのお店のオーナーらしい。
オーナーが自分の趣味でこのお店を始め、ベースとドラムを日替わりで雇って自分がドラムが少し出来るのでドラムを叩いている。ママさんはおそらく奥さん。おそらくこのママさんは、ヴォーカルはかなり上手いと思う。ピアニストとベーシストは、プロだけど雇われている身なのでドラムの音量について何も言えない。いつもこの音で演奏を聴いているのでドラムの音はこんなものとこの音量に慣れてしまっているのかもしれない。
ホームページの内容もこのドラマーのオーナーの考えだろう。

他の素人が演奏するセッションに行くと、下手なドラマーが時々大音量で叩いている。厳しいホストがいたら注意を受ける人もいるが、このお店はその機能がない。お客さんも分かる人は、分かっていると思うが、このお店のいいところは、とにかくたくさん歌える。この日も1時間半くらいの時間で4曲歌えた。それに2杯のお酒を飲んで2500円は安い。めちゃくちゃ安い。安いので演奏がこんな感じでも許せるような気がする。

あまり積極的には行かないと思うが、ジャズを安く歌いたい人がいたら一緒に行ってもいいような気はする。

想像でしかないが、ピアニストの方にこっそり耳打ちしてみたい。
「ドラムの音、大きくないですかぁ~?」






ピアニストは、無表情かな。。。。