All the Streets Are Silent:ニューヨーク(1987-1997)ヒップホップとスケートボードの融合
サブタイトルを含めると邦題としてはこれで正式な名称になりますが
まぁ内容は原題そのままで80年代後半〜90年代後半の10年間におけるニューヨークで生まれ発展したカルチャーに焦点を当てたドキュメンタリー作品
内容としては↓
スケートボードとヒップホップへの愛が詰め込まれた作品
世界で最も勢いのあるカルチャーを作り上げた不良たちの物語
無法地帯と呼ばれていた1987年のNYダウンタウン。
そこには自分たちの遊び場所を求めて、ストリートにたむろするスケーターの不良少年たちが居た。
彼らは88年、クラブ・マーズの開設により、それまで距離のあったヒップホップの連中とも積極的に関わっていく。
この多種多様な交流の場をきっかけに、人気スケートブランドのズーヨークやシュプリームも立ち上がった。やがて95年、地元スケートキッズのリアルな生態を捉えた映画『KIDS/キッズ』が社会現象級の大ヒット。
こうしてNY流儀のストリートカルチャーは一気に世界へと拡大するのだが……。
※公式サイトより
まぁまぁマニアックな映画なので、それこそヒップホップが好きな方やガチのスケーターにとってはそれぞれの成り立ちやスタイル・思想、歴史なんかを学ぶ上では面白いと思いますし、それなりのビッグネームの駆け出しの頃の映像が多いんで、見ていて楽しめるかとは思いますが
どっちも興味ない方は多分めちゃくちゃ退屈な作品かとも思いますw
僕はどちらかと言うとヒップホップよりはスケボー視点で見た感じになりますが、映画自体はヒップホップを取り扱ってるシーンの方が若干多かったかなって印象、まぁあくまでも80年代ニューヨークのカルチャーが主体なんで「どっちかが〜」よりは「それもこれも全部含めて」って形の見方が正しいのでしょうね
あと、思ったのはストリートカルチャーの原点と昨今の日本のスケボー事情とでも言いますか
映画だと町中を滑るスケボーと車がぶつかりそうになる場面でスケーターが「危ねーだろボケ!」的な罵声を運転手に対して浴びせるような態度をとったりするシーンがありまして
「いやいやどう考えてもお前が悪いだろうが」って思いますが、あの当時の若者にしてみれば、ある意味それが正当な主張だったりストリートカルチャーの正しい姿なのかもしれませんけど・・・
そんなスタイルに憧れを抱いたり真似する若者が一定数いたからなのかもしれませんが・・・やはり現在の日本でもスケボーを「不良のやる遊び」や「反社会的な迷惑行為」みたいに思ってる方は少なくはないのかなと思います
まぁ未だに公共の場で滑って通行人への危険の可能性や騒音という迷惑行為があったりトリックで公共物を破損するようなスケーターが一部いるのも事実なんでしょうが・・・
僕も10代の頃にスケボーを少しやってまして、環境は今ほど厳しくなかったしパークなんてそもそも無いんで、それこそ公道や駐車場なんかでやれたり出来てましたが、やはり3〜4人位で集まってやってると「そこでやっちゃダメだよ〜」なんて注意されまして・・・
それから10年程経ってスケボーのめっちゃ上手い後輩が誘ってくれてまたやる様になったんですが、その時はもう社会人ですんでね、昼間は仕事で遊べないから夜〜深夜にかけて滑りに行くわけですが、流石に大人なので、近隣に住居のない場所でやったり出来るだけ周りに迷惑をかけない様に心がけてたんですが
始めて1時間もしないうちにお巡りさんが来て「苦情来てるからすぐにやめろ!」みたいな事が多くて、結局やめてしまったんですよね
そして現在、息子君がスケボーがやりたいと言う事で、たまに一緒にやってるんですが・・・
やはり「やる場所が近くにない」のが難点ですね(泣)
基本的に一般の公園は「スケボー禁止」とされてる事が多くいので、それこそ専用のパークに行くわけですが、保土ケ谷区にはそう言った施設がないので新横浜公園か長津田の方にある玄海田公園、本牧スケートパーク、市が尾にある小さなパークの4カ所にしか横浜市には公営のパークはないんですよね

今ではオリンピックの競技にもなり競技人口も増え全国的にはスケートパークは増加しているんですが、その辺については横浜市は遅れてますね
元々はカウンターカルチャーやストリート文化であって、それがカッコ良かったんだと思いますが・・・
時代も変わってますんで、スケーターそれぞれの意識向上や社会からの理解がより深まって行ったら良いんでしょうけどね
なんて事を考えた作品でもありました
