バーのマスターはなぜネクタイをしているのか? 僕が渋谷でワインバーを続けられた理由 林伸次 著 | 横浜の相鉄線「天王町」駅より徒歩1分のダイニングバー『tapastyle-dining hanauta 』~タパスタイルダイニング ハナウタ~

横浜の相鉄線「天王町」駅より徒歩1分のダイニングバー『tapastyle-dining hanauta 』~タパスタイルダイニング ハナウタ~

横浜の天王町駅より徒歩1分のカジュアルダイニング&バー

洋風小皿料理やパスタやピザを主体としたお料理と、ビールにワイン、カクテルから本格モルトまで!

お一人様でも、団体様でもご利用出来る、融通の効く使い勝手の良いお店を心がけております。



だいぶ前だけど、こちらの著者の本「バーのマスターはおかわりをすすめない」だったかな?を読んで、こっちも読みたいなと思ってたヤツです

実際にはこちらが1作目の様で、2作目を先に読んでしまったようですが・・・

前回もブログに読書感想文を書いた気がしますが、もう何年も続けてると何を書いたんだかも忘れちゃいますね

とりあえず前回読んで面白かった記憶はあるんでw

内容は以下↓

渋谷の老舗バー“bar bossa”店主、経営のコツを伝授
移り変わりの激しい渋谷の街で、約20年間も同じ立地で、ボサノヴァのかかるワインバーを経営している著者が、ずっと同じスタイルで経営を続けていける秘訣は一体どこにあるのか! ?

バー好き、酒場好きはもちろん、バーをやりたい、飲食店を開業したいという夢をもつ人、必読の書!

人々が、飲んで、笑って、恋をしている
小さなお店の裏側は、こんなふうになってます。

<目次>
一章 「レコード店勤務」から「バーのマスター」になる
二章 変わっていくこと、変えたくないこと
三章 bar bossa 流 道具選びのルール
四章 人間関係は酒場で学べる
五章 お酒とお店のトラブル解決ノート
六章 お店を「続ける」ということ

※ネット情報より

最初に読んだ2作目とかぶる内容もあって、新鮮味には欠けましたが、こちらはこちらで面白かったです

お店をやってると必ずぶち当たる「飲食店あるある」と、それらに対して著者がどう対処してきたのかが飾り気無く書かれていて、今回も共感できる事の多い本でした。

少なくとも、先日読んだ「心をつかむ接客術」とか「繁盛店に職人はいらない」とかの、ほとんど役に立たないことをいかにも飲食業のハウトゥ本の如く書き連ねている半端なビジネス本まがいなモノに比べたら、こちらの本の方が全然役に立つ内容が書いてある気がしますよw

私も長年飲食業に身を置いておりますが、我々の仕事の本質はマニュアルでは完結しませんし、客商売とは言え、「お客様は神様」ではないですし、かと言って「お店側が立場が上で偉い」と言う訳でもなく・・・

お店側とお客様が良い意味で対等であって、良好な関係性を保つ事が重要だと思いますし、だからこそテーブルチャージを頂戴したり秩序を乱すような困ったお客様には「もう来ないでくれ」とはっきりと申し上げる事も、時と場合によっては必要な事なんですね

本書にはそういった事が著者の体験談として丁寧に書かれていると思いますすので、これから飲み屋さんをやりたいなと考えている方や、バーを始めたんだけどなかなか上手くお客様との関係性が作れない・・・なんて方には2作目の方も含めて読んでみるのも良いかもしれませんね (偉そうにすいません・・・w)

まぁ、飲み屋なんてやってるとどこのお店も悩みなんて一緒って事ですねw