
陰キャならロックをやれ
とても素晴らしい作品でしたね、ご覧になった方も多いと思いますんで、あらすじどうこうの話は割愛しますがw
作中の「結束バンド」のCDがめちゃくちゃ売れたらしいとか、主人公の使ってるレスポールカスタムなのかな?のブラックが全国の楽器屋から消えたとか、作中最後に登場するYAMAHAのモデルも問い合わせが殺到してるとか・・・
若い人達(特に女子)がロックやバンドに興味を持っていただけるのはおじさん世代のバンドマンに嬉しいことですが・・・
※「けいおん」の時みたいにその1年後には中古楽器店にそれなりの量が出回るという事が無いことを祈りますが
個人的には主人公の陰キャ感が大好きで、作中の表現は大げさ過ぎですが思考回路は凄く共感できますよw
あとはこちらも主人公関連ですが1人プレーでは上手いのにバンドプレーだと上手く弾けないとかのいわゆる「バンドあるある」からの、ある種の集中というか・・・覚醒した時に本来の実力が発揮される瞬間みたいなのもバンドをやってると意外とあるもので・・・そういったシーンにおける他のメンバーのチラッと映るアイコンタクト的な描写もとてもよくて、文化祭ライブの「星座になれたら」は見てて普通に涙出てきましたよw
いや〜バンドって本っ当にいいものですねぇ
ちなみにですが、作中のライブシーンの楽曲はヘッドフォンでそれなりの音量で聴くとドラムとベースはもちろん、ぼっちちゃんのリードギターとキタちゃんのサイドギターのそれぞれの音が分かりやすく聞こえてより一層「結束バンド」を楽しめますねw
作中通して色んなパロディ要素が組み込まれてたり、個人的には一番好きなキャラの「きくり姉さん」こと廣井きくりって・・・これ絶対に八十八箇所巡礼のマーガレット廣井さんから来てるよな?とか
ベースのりょう先輩の「ライブで最前列に行かず後ろで通ぶって聞く奴」とか「楽器屋で本気で試奏してドヤる奴」とか、コレも実際の現場ではかなりの確率で実在します
あとは写真撮る時や楽器屋巡りで感じるドラマーの孤独感的なやつなんかは痛いほど分かりますしw
普通の青春ガールズバンドモノの中にちょっとマニアックなバンドネタまで入ってるあたりがそそられますね
これは続きが早く見たいんで、とりあえず原作の漫画に手を出してしまうのかという所まで来てますが、折角なんでアニメで見たいから我慢するか
瀬戸際ですね