
先日ディスク・ユニオンで見つけたレコード
THE DRUM SESSION
マイナーなんでしょうねw
ネットにも情報がほとんどなかったんですが・・・
概要は↓
日本企画で制作されたルイ・ベルソン、ウィリー・ボボ、シェリー・マン、ポール・ハンフリーのドラマー4人による'75年発表共演盤。
こんな感じです
お買い得コーナーに置いてあって値段も1000円しないくらいでしたが、こちらを買った理由はやっぱり「ルイ・ベンソン」の名前があったから
こちらのルイさんですが、今ではメタルなんかで定番のスタイル「ツーバス」(バスドラムを2つ使うスタイル)を最初に考案して実践したドラマーなんですね
高校生の時に「パンテラのヴィニー・ポール最高」みたいな感じでツーバスに憧れてツインペダルを買ってドコドコ練習していた時に、ドラムマガジンでルイ・ベンソンの記事を読み「ツーバス創始者が何とジャズドラマーだった」という事に驚愕し、彼の演奏している映像を見て、若い自分が両手でも出来ないような連打を片手で軽々やってのける老人を目の当たりにし、かなり意識を変えられたと言いますか・・・
そんな感じで自分にとってはかなり影響を受けたドラマーであり、ジャズというジャンルをちゃんと聞いてみようというきっかけを作ってくれた人でもあります
そんなルイ・ベンソンをはじめ、(他の御三方は殆ど知りませんが)4人のドラマーの参加する本作ですが
勝手にビッグバンド系かと思えばそうでもなく、編成も鍵盤・ベース・サックス・トランペット(たまにフルート)と小さく、タイトルほど「ドラムドラム」していないと言うか、時代的にも70年代なので、ハードバップ・フュージョンの様な内容にラテンっぽい曲があったりと、普通にジャズが好きな人が難なく聞ける感じです
それなりに一曲まるまるドラムソロとか、曲によっては「ドラムパート長すぎ」みたいに感じるものもありますが、そりゃ「そうゆうコンセプト」なんで仕方ないですねw
LP盤で2枚組で値段も安く聞いてて楽しめるので、自分的には満足でございました