コルトM1851残月&コルトM1847羽衣 月村 了衛 著 | 横浜の相鉄線「天王町」駅より徒歩1分のダイニングバー『tapastyle-dining hanauta 』~タパスタイルダイニング ハナウタ~

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お店のお知らせとSNSが嫌いな陰キャ店主の日記・趣味的な事の記録用でやってます

欲を言えば趣味趣向が合う人が飲みに来てくれたらいいなと思ってます。

 

実は残月の方を2年くらい前に読んでまして・・・

今回も必殺「ジャケ買い」です、ネーミングも銃の型番と一護の斬魄刀みたいな組み合わせで、ジャンプ黄金期世代にはなにかと惹かれるタイトルですね

 

残月の方の紹介文は↓

 

江戸の闇を裂いて銃撃の宴が開始される――!
熱い戦いの物語を書き続ける月村了衛、渾身の時代小説。

人呼んで〝残月の郎次〟。昼は江戸の廻船問屋の番頭、夜は裏金融を牛耳る儀平一味の大幹部。組織のために邪魔者を消す仕事を請け負っていた郎次だが、実際に殺しを実行しているのが彼自身とは誰も知らなかった。どんなに荒事に長けた連中が相手でも、郎次が決して引けをとらなかったのは、彼には切り札があったからだ――
コルトM1851、6連発。アメリカ製の最新式回転拳銃。
組織の跡目と目されていた郎次だったが、ある殺しを機にその運命は暗転する。裏切られ、組織を追われた郎次。残されたのはコルトM1851ただ一挺。それを手に郎次は江戸の暗黒街に絶望的な戦いを挑む!

 

続いて羽衣の方は

 

女渡世人の羽衣(はごろも)お炎(おえん)は、失踪した思い人・信三郎を追って佐渡へと渡った。軽業師のおみんを味方に得たお炎は、邪教集団“オドロ党”が跋扈する島の実態に戦慄する。佐渡奉行に薩摩浪士もからむ、謎また謎。金山の底で背中の切り札、最新式コルトM1847が火を噴いた! 正統時代伝奇×ガンアクション、シリーズ第2弾。

 

こんな感じです。

 

第二弾があるのか!とのことでこちらの羽衣さんを読んでみたんですが

実際には両作との関連性は全くなく、舞台も主人公も全然変わります

 

個人的にはやはり「残月」の方が好きですかね、江戸市中における、いわゆるヤクザ物って感じです

組織を追われ、信頼していた部下にも裏切られコルトを片手に一人奮闘するといった、割とハラハラドキドキな展開で、一気に読める作品

 

対して、羽衣さんは粋な女侠客みたいな魅力的な人物像なんですが、舞台が佐渡金山と閉鎖的で、変な宗教に絡んだ陰謀と戦うお話なので、少し物語全体として暗いイメージです

(あくまでも個人的に二つの作品を比べるとっていう感想です)

 

でもまぁ、これはこれで面白いので合わせて合わせて読んでほしい作品かと思います

どっちから読んでも、全然問題ないですしねw