慈眼院と言ってもほとんど伝わらないと思いますが、高崎観音と言えば、関東地方にお住まいならご存知の方もおられるはず。群馬県高崎市の象徴とも言う高崎白衣大観音で知られるお寺さんです
こちらね
この大きな観音様は新幹線車両などからもよく見えます。デカイんで。観音山の上に街を見下ろすように立っていますが、私は高崎や前橋を含め、群馬県はほとんど立ち寄ったことがなくて今回初めてのお参りです。前橋にヒレンジャクを撮りにきたので、近隣の高崎観音にもお参りしたいなというわけでした
◯慈眼院(じげんいん)
・宗派:高野山真言宗
・御本尊:聖観世音菩薩
・住所:高崎市石原町2710-1
もともと高野山金剛峯寺の塔頭寺院でしたが、1941年に現在地に移転。創建は、執権北条義時の三男、相州極楽寺入道重時であると伝えられます。慈眼院が正式名称ですが、高崎観音として広く知られます。関東八十八カ所霊場第一番札所。高崎白衣大観音自体は、1936年に土地の大富豪により建立。高さ41.8mのコンクリート造とのことです。
JR高崎駅から路線バスで30分程度。白衣観音前というバス停で降りますと目の前に大観音がいらっしゃいます。
ドン!
大観音から赤い糸が伸びています
それが香炉の屋根に繋がっておりまして、
こんな指示が書かれていました
「赤い糸を小指にからめてお参り下さい」とのこと。バレンタインデー近辺という時期もあって「赤い糸祈願祭」というイベントの一環のようでした
せっかくなので胎内巡りをしてみましょう
300円をお支払いして9階分の階段を登ります
内部はこんな感じ
所々に窓がありまして高所から景色を眺めることができました
胎内巡りを終えると裏手には光音堂という六角堂がありました
一願観音様のようです
本堂(高崎千体観音堂)
千人の施主から奉納された千体観音像が安置されているという慈眼院の本堂
御朱印処がありましたので、直書きの御朱印を頂戴しました
「大白衣観世音」と書かれています
こちら大師堂です
という感じで、立派なお寺さんでした