長野県の諏訪市に行きました。長野県って関西からはなかなか行きにくかったんですが、東京からだと割とアクセスしやすく、今後いろいろと掘っていこうかと考えております
今回諏訪に行ったのは、霧ヶ峰高原で野鳥を撮りたかったのと、諏訪大社にお参りしたかったという二つの理由によります。諏訪大社は信濃国一宮で全国にある諏訪神社の総本社でもある有名な神社ですが、上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮と全部で四社が別々の場所に鎮座しておりまして、この四社の総称が「諏訪大社」という極めて珍しい形態になっております
近くの田んぼに「御柱祭」と書いてあったのですが、今年の春に開催されたようです。6年に一度のお祭りで日本三代祭の一つに数えられる祭事とのこと
霧ケ峰高原で野鳥撮影した後にこの四社全部にお参りすることは現実的ではないので、今回は上社前宮と上社本宮の二社に参拝することにしました。上社前宮と上社本宮は最寄駅からかなり遠く、タクシーかレンタサイクルか徒歩という選択肢の中で、「まあ、なんとかなるっしょ」ということで徒歩を選択。結果的に大失敗でした。
JR茅野駅で下車。google先生のご指示のもと、炎天下の中テクテク歩きます
こちら駅の近くにあった上社参道の大鳥居。ここから前社まで30〜40分。夏でなければ気持ちの良い散歩だったのですが・・・。ともかく暑い。心折れそうでしたが、なんとか到着
◯諏訪大社・上社前宮
・主祭神:建御名方神、八坂刀売神
・住所:茅野市宮川2030
まず主祭神は四社とも同じで、建御名方神、八坂刀売神の二柱です。建御名方神は大国主命の子。国譲りに反対し、天つ神の建御雷神と闘うも敗れ、諏訪の地に退きこんだとされます。
社殿の四隅に御柱(おんばしら)というモミの木柱が建てられていることで知られており、御柱祭という祭の名前にもなっています。信濃国一宮で、旧社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社。こちら上社前宮の御本殿は境内奥の小高い丘にありまして、諏訪信仰発祥の地とされている模様
かなり歴史を感じさせる社号標
逆光でひどい写真ですが、石段になっていて、この奥が本殿です
狛犬さん
内御玉殿
十間廊
石段を登った先に大きな御神木があります
その先には駐車場と休憩所がありました
本殿・拝殿はこのさらに先
拝殿
丘の上で木々に囲まれた場所にありました
近くに小川が流れていて、涼をとっておられる方多数
こちら、前宮一之御柱
前宮二之御柱
前宮三之御柱
前宮四之御柱
という四柱を拝見しました
お参り後、先程の狛犬さんのところまで戻ります
若御子社
こちらが社務所で御朱印をいただきました
達筆ですよね。もちろん直書きで拝領しました
四社の御朱印は基本的に同じもののようで、右下隅の押印が異なる模様