大阪市福島区の了徳院さんです。
福島駅から北西の方向に徒歩10分くらい。このエリアは古くから「浦江」と言われているようで、「浦江聖天」の愛称で知られています。聖天さんなので、御本尊は大聖歓喜天(十一面観世音菩薩)
○了徳院
・宗派:東寺真言宗
・御本尊:准胝観世音菩薩、十一面観世音菩薩
・住所:大阪市福島区鷺洲2丁目14-1
御本尊の大聖歓喜天は浦江がまだ海岸だった折、漁師の網にかかって海中から出現したそうです。松尾芭蕉も当地を訪れたそうで、境内には句碑があります。
狛犬さん。前足がピンと突っ張っています
山門から境内に
案内図がありましたが、見所がぎゅっと詰まったお寺さんだったのですよねー。そんなに広くはないですが、お堂や池や仏像などがたくさんありました
手水
鐘楼
形の良い松ですね
右に写っているのが藤棚ですが、狛犬さんがいらっしゃいました
まずは本堂でお参りです
蝋燭と線香。手を合わせました
お堂の前には賓頭盧尊者
アジアンテーストですね
向かって左手には准胝観音様がいらっしゃいました
向かって右手には不動明王様
そしてさらにその右手にはお大師様がいらっしゃいました
下の写真の左手が地蔵堂、真ん中が役行者、右手は白髪稲荷
役行者様、見えますかねー?
横には錫杖と下駄がありまして
こういうことらしいです
弁財天をお祀りしている祠と池
龍と剣ですよね
池の周りに仏像多数。こちらは水掛不動
おもかる石
阿弥陀如来像と聖観音像
そして子安地蔵
芭蕉の句碑がありました
「杜若語るも旅のひとつ哉」。この一帯は杜若で有名だったようですね
という感じで見所が凝縮されたお寺でした。
御朱印も直書きでいただきました
「大聖歓喜天尊」です。摂津国八十八所霊場の第四番札所のようです