こんにちは^^

西友に買い物行ったら、もう、鏡餅鏡餅売っててびっくりしたよ!

クリスマスもまだだよ!!つーか、ハロウィンも終わってないよ!!

 

さて、今回いただいたご相談。

「寺子屋風の塾なんだけど、模試の結果があまりにも悪くて、受けるとこないよ~って、面談を申し込んだら、学校の宿題もできないのに、受験勉強なんてもっとできないでしょ。子供には受けさせるは受けさせるとして、学校の勉強の補習をさせることにしましょうって言われちゃった。もともと絶対受験って思ってたわけじゃなくて、子供が言い出したことなんだけど、なんだかもやもやします。」

 

これはね~。

受験塾じゃないってのが、一番の大もとだと思いますねえ。

学年をお聞きしてないので何とも言えないのですが、6年生だった場合、受験塾だったらありえない回答です。

アンダー50のお子さんで、いわゆる補習塾、特に個人塾にお通いのお子さんのところの面談では、こういうこともあるのかなあ。

個別塾に行ってた子のお母さんからは似たようなこと、聞いたことあるなあ。

悲しいことに、受かりませんでしたが。

 

おそらく、ここの先生の専門ではないんですよ、中学受験。

なので、う~ん、受験相談としては、そりゃもやもやするだろうなあ、と思います。

長くお子さんを見てくださった先生なら特に、負荷に耐えられるか、ってことのほうが一番になっちゃうかなあとも思いますし。

子供に優しい方なのかもしれませんね。

 

国語偏差値30台、算数偏差値30台をたびたび見たことのある元受験母からすれば、そんな、学校でやってることを塾でやってても、模試に太刀打ちできるわけないじゃん、まして問題の形自体が、教科書と中学受験では全く違うのだから、学校の成績と完全リンクするわけないし。って感じですかねえ。

学校の宿題なんか、おとうとくん見てたら、そもそも宿題が何だったのかすら、家で分かんないありさまだったしがーん

 

塾ですべてわかって、家で自分から勉強する、なんてこともなかったし…。

だから、親が作ったスケジュール表が必要というか。

いや、すぐに壁紙と化しちゃって、意味なくなるんだけど...。

自分で受験決めて、自分からここにするって言いだして、自分から率先して勉強する…

いやあ、うちの周りの受験した子たち、こんな子はいなかったなあ。

 

でも、私の受験母になる前の中学受験とか小学校受験とかするこのおうちのイメージってこんな。

ファンタジーってやつですなあ。

 

実際は、母も子も、結構きつくて、辛くて、泣いて、わめいて、怒って、ごめんねって謝って、いい加減にしろや!って怒鳴って、ママなんかママなんか!って言われて、眠ってる子にごめんね、ママ頑張るってつぶやいて、塾に泣きついて、ブロ友さんにも泣きついて、励まして、励まされて、ミラクルが起こったり、全落ちしたり、

なんというか、母が引き受けなきゃいけない背負わなきゃいけないものを、すっごく実感するものが、中学受験な気がするんですよね。

それはアンダー50の子でもアンダー40の子でも変わらないです。

いや、オーバー60の子でもそういうおうちもあるのかも?

 

なので、ごめんなさいね。

傷つけてしまうかもしれません。

もしこのことで、重く悩んでらっしゃるのなら、まず、補習塾の先生の考えだってことに気づいてくださいませ。

たぶん、相談者さんは、「私は公立でもいいと思っているのだけれど…」と塾の先生にもいってらっしゃったかもしれないですね。

そしたら、補習塾の先生は、ここにいるのは補習のためだと思ってますから、中学受験には否定的だと思います。

教育にはいろんな考えアプローチがありますし、何しろ中学校は基本的に受験しなくてもいけるんですから。

 

たぶん、もやもやするのは、ご自分で、撤退を決めたんじゃないからです。

こんなにできないんじゃムリなんじゃないかなあって思って、最後まで伴走するのも大変だし、こんなに怒ってばっかじゃ子供がかわいそうだし、お金もかかるし、もっと他にもありそうだし。

もともと公立でいいと思ってたんだし。

でも、塾の先生ならなんかいい方法知ってるかも。

やってくれるかも。

 

後付けの理由が次々出てくるときは、自分の答えに対して自信がないからです。

みんなお母さん達、自信ないですよ。

私なんかも、自分、中学受験ってやったことないし。

いいじゃないですか、その辺は。

あんまり自信ありすぎるのも、独善的で、逃げ場ないなあって思うし。

ただ、子供を最後まで応援し続けるのか、塾の言うとおりにして、表面上受験はさせるけど、やってることは学校の補習っていう、子供でもすぐに気づくルーチンを続けるのか。

そこは、お母さんが、ちゃんと決めて、対峙しなきゃいけないんじゃないでしょうか。

ええ、気づきます。

模試を受けられているのなら、学校の教科書とはあまりにも違うってわかっているでしょうから。

 

お子さんはどう感じているんでしょうか。

目標校には子供さんが足を運んでいますか?

その時のお子さんの表情は?

 

この時期、受験撤退を決断されるおうちは思いのほかあります。

通ってた日能研でもここから年内いっぱいまでは、転塾、カテキョに変更も含めて、校舎にきている人数が少し減りました。

その時に、どんな形であれ、受験という挑戦を決意したお子さんにきちんと気持ちを聞いて、撤退するというお話をきちんとしておかないと、自分が何に対して頑張ってるのかわからない時間ばかり、積み上げることになりはしないでしょうか。

 

私も、こういうの、読んで悩んでたことあります^^;

それも選択です。

 

親って、ちょっと偉そうに聞こえますが、その実態は、その時その時が結構初めての案件ばかりで、しかも自分の思うようにならないことばかり、自分だけじゃ動かせないことばかりでこんなはずじゃなかったのにって思うことばかり。

その分、手を伸ばせば、子供を通じて、こうやって自分の中の思ってもみなかった面を広げることが出来る、いい面もあるように思います。

 

どうぞ、塾の先生の言葉は、親子が歩む道を手助けする一つのデータとして、お子さんと明るい道を歩く選択をしてください。

きっとお子さんの塾での様子を知る、優しい先生なのでしょう。

でも、最後まで伴走するのは先生じゃなくて、親なんで。

 

4年生5年生のお子さんだった場合は、まず、受験の相談は、受験塾の先生にしてみましょう。

まだ、受験塾に通う勇気がなかったり、迷ったりしてる場合は、

「中学受験 賢い塾の使い方」

のようなサイトで調べたり質問してみたりするのもいいかもしれません。

 

どうぞ、お子さんとの素敵な関係を紡ぐ時間が少しでも増えますように。

受験は子育ての一環でしかないですよ^^

そして、うちの子たちは二人とも、ほとんどの合否模試の結果が「再考」つまり合格可能性が一番低かったことをお伝えしておきます。