みなさん、こんにちは!
いなだ(@taotien)です。
10年うつを克服した経験と、1万人の心に寄り添った実績を活かし、「誰でもできるうつヌケ」のヒントをお届けしてます。
今回のブログは、こんな人へおすすめ。
・うつが再発しないか心配
・うつを再発させないコツが知りたい
・再発したら、何をすればいいの?
厚生労働省によると、うつの再発率は60%といわれてます。
またその後、再発をくりかえすと、さらに再発率が高くなるともいわれてます。
ボクは、10年うつを克服した後に、3度の再発を経験しました。
でも、安心してください。
このブログを読むだけで、再発しないコツを手に入れられますから。
今回は、実際にうつになり、克服後に3度の再発を経験したボクが、「うつを再発させない3つのコツ」を、お教えします。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
目次
▪️1.なぜ、うつは再発するのか?
▪️2.うつを「再発させない」3つのコツ
▪️3.うつが「再発した」ときの対策
▪️4.まとめ
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
1.なぜ、うつは再発するのか?
結論からいいます。
うつは完治しないから、です。
多くの人は、うつは「完治する」ものと思われています。
しかし、うつは完治しません。
「じゃあ、どこがゴールなの?」って話ですよね。
寛解(かんかい)です。
寛解とは、症状が落ち着いて安定した状態のこと(引用:国立国語研究所)。
うつは完全には、治らない病。
だから、60%もの人が再発をするんです。
でも、安心してください。
うつを再発させないコツ、ありますから。
では早速、うつを「再発させない」3つのコツをご紹介しましょう。
2.うつを「再発させない」3つのコツ
①疲れたら休む
「あたりまえ」と思われるかもしれませんが、うつの人には、あたりまえじゃありません。
うつの人は、がんばり屋だから。
克服したら、今まで休んでいた分を取りかえそうと、がんばる。
だから、疲れて、再発しちゃうんです。
疲れたら、休んでも、いいんです。
②イヤな人から離れる
「あたりまえ」と思われるかもしれませんが、うつの人には、あたりまえじゃありません。
うつの人は、まじめだから。
克服したら、どんなにイヤな人でも、まじめに接しようとする。
だから、人に傷ついて、再発しちゃうんです。
イヤな人から、離れても、いいんです。
③他人の問題を自分の問題にしない
「あたりまえ」と思われるかもしれませんが、うつの人には、あたりまえじゃありません。
うつの人は、几帳面だから。
克服したら、何が何でも人の役に立とうと、几帳面になる。
だから、人の役に立てないときに、自分を責めて、再発しちゃうんです。
他人の問題は、あなたの問題ではありません。
他人の問題を、自分の問題にしなくても、いいんです。
3.うつが「再発した」ときの対策
とはいえ、うつを再発することもあります。
そんなときに有効な対策を、お教えしましょう。
ズバリ、「過去のうつと比べる」です。
ボクの経験上、再発したうつは、過去のうつより、症状が軽かったです。
なぜなら、一度うつを克服できているからです。
はじめてのうつは、どうしたらいいかわからないことだらけで、しんどかった。
しかし、そんな大変なうつを何とか乗りこえられた。
「あの頃の、どん底に比べれば大丈夫」というように、過去のうつをモノサシにする。
そうすることで、再発したうつを軽減させることができるんです。
要は、「うつの免疫力を発揮させる」ってことなんです。
4.まとめ
いかがでしたか?
うつのゴールは、完治じゃなく、寛解。
だから、再発する可能性がある。
それを知ったうえで、3つののコツを取りいれることで、再発を防げます。
①疲れたら休む
②イヤな人から離れる
③他人の問題を自分の問題にしない
うつになる人の「がんばり屋」「まじめ」「几帳面」という特徴を理解すれば、3つのコツを使いこなせるようになれます。
もう大丈夫。
あなたは、あなたでいい。
⭐︎もし、よかったら、この『うつヌケ大全』ブログをフォローしてもらえると、励みになります。
【稲田 貴久(いなだ たかひさ) プロフィール 】
1971年生まれ、愛知県出身。度重なるストレスから28歳で重度のうつを発症。2度の自殺未遂、3度の閉鎖病棟入院、10年に及ぶ壮絶な闘病生活を送る。うつを機に幼少期からの考え方と生き方を180度変え、生活習慣を徹底的に見直すことでうつを克服。2010年より学校、病院、自治体、東日本大震災被災地などで講演を重ね、10年間でのべ1万人を超える心に寄り添う。「経験者の言葉に背中を押された」「生きるヒントをもらった」という感動の声が後を絶たない。ドラマ『うつヌケ』モデルのほかテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Yahoo!ニュースなどメディアに多数出演。現在はメンタルソングライターとして、精神障がい者支援団体への楽曲提供やイベントプロデュースをしながら自己治癒力を研究し、自らも再発予防を実践している。公式サイトこちら