みなさん、こんにちは!
稲田(@taotien)です。
10年うつを克服した経験と、1万人の心に寄り添った実績を活かし、「誰でもできるうつヌケ」のヒントをお届けしてます。
今回のブログは、こんな人におすすめ。
・どうやって、うつを治したらいいかわからない
・うつが治るかどうか、不安
・ぶっちゃけ、うつは治る病気なの?
結論からいいます。
治ります。
どうしたら治るか、というと。
「うつを人生の転機」と、とらえる。
なぜなら、そうすることで、「新たな自分に生きなせるから」です。
今回は、10年うつを克服したボクが、「うつを人生の転機ととらえる3つのメリット」を解説します。
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目次
▪️1.なぜ、うつは「人生の転機」なのか
▪️2.うつを「人生の転機」ととらえる3つのメリット
▪️3.うつが「治らない」ときの対策
▪️4.まとめ
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1.なぜ、うつは「人生の転機」なのか
結論からいいます。
うつの正体が、「あなた自身」だから。
親の価値観をすりこまれ、幼い頃から頑張り続け、疲れ果てた結果、うつになったが、あなたなんです。
・弱い自分はダメ
・もっと頑張らなきゃダメ
・親の期待に応えなきゃダメ
そんな考え方と生き方が、今のあなたをつくりだしています。
逆をいえば、うつになった今こそ、考え方と生き方を変える転機。
あなたが、うつを通して見いだした「新しい価値観」こそ、うつが治る最大のテーマなんです。
2.うつを「人生の転機」ととらえる3つのメリット
メリットは3つ。
メリット1. 生きなおせる
うつを人生の転機と、とらえることで、新たな自分に生きなおせます。
どうしてかというと、「人生を上書き保存できる」から。
今までの苦しみを削除するんじゃなく、生きる糧にすることで、新たな一歩をふみだせるようになる。
うつを、「人生の終わり」となげくより、「新たな人生のはじまり」と、とらえるほうが、前向きに生きられるようになれます。
メリット2. 成長できる
うつを人生の転機と、とらえることで、生きるうえで大事なものがみえてきます。
例えば、こんなものです。
・等身大でいい
・自分最優先でいい
・がまんしなくていい
あなたを生きづらくしていたことが、反面教師となり、今のあなたへ優しく語りかけてくれる。
うつになったことを「後悔」するより、「意味あること」と、とらえるほうが、成長できるようになれます。
メリット3 .うつが消える
生きなおしができて、成長できるようになれば、うつは消えていきます。
あなたが、うつを「利用できた」から、です。
例えば、レンタカーにのって目的地へ着くと、車を乗り捨てるように、その後の人生に、うつが必要なくなります。
自分の中に、うつが居残るんじゃないかと心配になるでしょうが、大丈夫。
うつになったことを「なげく」より、「利用する」ほうが、1秒も早く、うつ消せられるようになれます。
3.うつが「治らない」ときの対策
とはいえ、うつが治らないこともあります。
そんなときは、いさぎよく休みましょう。
あれこれ考えると、また「うつになる前のあなた」へ逆もどりします。
いいですか。
どんなにつらくても、「うつになる前のあなた」へ、戻ろうとしちゃいけませんよ。
「うつから治ったあなた」をイメージするようにしてください。
そうすることで、「治ろう」とする自己治癒力を高められますから。
そのためにも、ストレスから離れて、ゆっくり休める時間が必要になるんです。
4.まとめ
いかがでしたか?
ボクは、うつを「人生の転機」ととらえることで、うつを克服できました。
10年という歳月は、「生きなおす」には十分な時間でした。
生きなおしができ、成長ができ、気づいたらいつの間にか、うつが姿を消していた。
結局、うつに治されることで、うつを克服できたんです。
今回の記事は、あくまでもボクの実体験から得た考え方であり、すべての人にあてはまるものじゃありません。
しかし、うつの最中にいる人では、決して考えられないことです。
たがらこそ、意味あることだし、伝えなきゃならない、と思い、記事を書きました。
「このような考え方もある」という、ヒントにしていただければ、嬉しいです。
もう大丈夫。
あなたは、あなたでいい。
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【稲田 貴久(いなだ たかひさ) プロフィール 】
1971年生まれ、愛知県出身。度重なるストレスから28歳で重度のうつを発症。2度の自殺未遂、3度の閉鎖病棟入院、10年に及ぶ壮絶な闘病生活を送る。うつを機に幼少期からの考え方と生き方を180度変え、生活習慣を徹底的に見直すことでうつを克服。2010年より学校、病院、自治体、東日本大震災被災地などで講演を重ね、10年間でのべ1万人を超える心に寄り添う。「経験者の言葉に背中を押された」「生きるヒントをもらった」という感動の声が後を絶たない。ドラマ『うつヌケ』モデルのほかテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Yahoo!ニュースなどメディアに多数出演。現在はメンタルソングライターとして、精神障がい者支援団体への楽曲提供やイベントプロデュースをしながら自己治癒力を研究し、自らも再発予防を実践している。公式サイトこちら