みなさん、こんにちは!
稲田(@taotien)です。
10年うつを克服した経験と、1万人の心に寄り添った実績を活かし、「誰でもできるうつヌケ」のヒントをお届けしてます。
今回のブログは、こんな人におすすめ。
・雨の日になると体調が悪くなる
・低気圧が近づくと頭痛がする
・雨の日の過ごし方を知りたい
雨の日になると、頭痛やめまい、不眠を感じることがあります。
そんなとき、どう過ごしならよいか、わからない人が多いのではないでしょうか。
大丈夫。
このブログを読むだけで、雨の日でも、ラクに過ごせるようになれますから。
10年うつを克服したボクが、「雨の日でもラクになれる過ごし方」をご紹介します。
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目次
▪️1.なぜ、雨の日になると、うつっぽくなるのか
▪️2.「雨の日でもラクになれる」過ごし方3選
▪️3.雨の日に、「うつっぽくなったとき」の対策
▪️4.まとめ
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1.なぜ、雨の日になると、うつっぽくなるのか
ベストセラー漫画『うつヌケ』の著者である、田中圭一さんは、第4話でこんなツイート内容を紹介されてました。
・台風が近づいたある日、ボクはこんなツイートをあげてみました。
「みなさん!もしも明日急に気分が落ち込んだとしたら、それは台風による気温と気圧の急激な変化が原因です。落ち着いて安心して過ごしてください」
すると、このツイートは5000人以上にRT(リツイート)されたそうです。
何が言いたいか?
雨の日に、うつっぽくなる人が多い。
でもなぜ、雨の日になると、うつっぽくなる人が多くなるのでしょうか。
30数年にわたり、気象と痛み、自律神経との関係を、動物実験や臨床実験で研究してきた、天気痛ドクターこと、佐藤純先生によると。
「気圧の変化を感じる内耳の感受性が、影響する」と言われてます。
耳の奥にある平衡感覚を司る場所が、不安定な気圧の「ゆれ」を感じることで、めまいに似たメカニズムで、痛みや様々な不調をひきおこしていると考えられている、と。
つまり、気圧の変化(ゆれ)と体調には、大きな関係があるということがいえるんです。
2.「雨の日でもラクになれる」過ごし方」3選
①ゆっくり休む
掃除、洗濯、片づけ…
雨の日だからといって、たまっていることを頑張ろうとする人がいます。
それ、NGです。
気圧が変化すると、体調は悪くなります。
体調が悪いときに、頑張るのは、自らの手でストレスを倍増させるようなもの。
雨は、神様が与えてくれた「休息時間」と考えるようにしましょう。
②五感に心地よいことをする
例えば、おいしいものを食べたり、好きな音楽をきいたり、五感に心地よい刺激を与えましょう。
なぜなら、脳内ホルモン「オキシトシン」が分泌されるようになるから。
オキシトシンが分泌されると、次のような効果が得られます。
・ストレスから解放される
・自律神経が整えられる
・体の痛みがやわらぐ
ほかにも、「うつが改善して、自殺願望が消えた」「PTSDが改善した」という報告もあります。
オキシトシンについては、以前、ボクのブログで紹介してます。
詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください⤵︎。
③ゆっくりお風呂に入る
不眠解消には、お風呂。
スタンフォード大学医学部教授で、スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所所長の西野精治先生によると。
入眠時に、意図的に皮膚温度を上げて、深部温度を下げることが良質な眠りには欠かせないと言われてます。
それに効果的な方法が「入浴」です。
寝る90分前に入浴をすませることで、その後さらに深部温度が下がり、皮膚温度との差が縮まり、スムーズに入眠できるそうです。
要は、寝る90分前に、ゆっくりお風呂に入れば、ぐっすり眠られるってこと。
お風呂に入れない人は、足湯でも効果が得られます。
3.雨の日に、「うつっぽくなったとき」の対策
とはいえ、うつがラクになれないことがあります。
そんなとき、どうするか?
誰かに話を聴いてもらいましょう。
うつの人は悩みをひとりで抱えこんでます。
外出できない雨の日こそ、ゆっくり話を聴いてもらえるチャンスです。
電話の他にも、メールやLINEでもOK。
話を聴いてもらって、ラクになりましょう。
4.まとめ
いかがでしたか?
雨になると、体調が悪くなるのは、決してあなただけじゃありません。
「多くの人が悩んでいる」ということが、おわかりいただけたかと思います。
また、気圧の変化が体調悪化に影響していることもわかりました。
「うつっぽく感じるのは、気圧の変化によるもの」と考える選択もあります。
そのうえで、ボクがおすすめした3つの過ごし方で、ラクになれます。
それでもラクになれないときは、信頼できる誰かに、ゆっくり話を聴いてもらいましょう。
台風が接近してます。
雨の日でも、もう大丈夫。
あなたは、あなたでいい。
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参考:『うつヌケ』(田中圭一著、KADOKAMA)、佐藤純公式サイト、『自律神経を整えてストレスをなくすオキシトシン健康法』(高橋徳著、アスコム)『スタンフォード式最高の睡眠』(西野精治著、サンマーク出版)
【稲田 貴久(いなだ たかひさ) プロフィール 】
1971年生まれ、愛知県出身。度重なるストレスから28歳で重度のうつを発症。2度の自殺未遂、3度の閉鎖病棟入院、10年に及ぶ壮絶な闘病生活を送る。うつを機に幼少期からの考え方と生き方を180度変え、生活習慣を徹底的に見直すことでうつを克服。2010年より学校、病院、自治体、東日本大震災被災地などで講演を重ね、10年間でのべ1万人を超える心に寄り添う。「経験者の言葉に背中を押された」「生きるヒントをもらった」という感動の声が後を絶たない。ドラマ『うつヌケ』モデルのほかテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Yahoo!ニュースなどメディアに多数出演。現在はメンタルソングライターとして、精神障がい者支援団体への楽曲提供やイベントプロデュースをしながら自己治癒力を研究し、自らも再発予防を実践している。公式サイトこちら